10月30日放送のバイキングでの特集は『常識だと思っていた風邪対策。実は間違っている』というものでした。

風邪を引くとおばあちゃんの知恵袋的なものや、むかしお医者さんから言われたから…みたいなことを信じてしまい、間違ったカゼ対策をしているかもしれません。

正しいカゼ対策を知って、よりよい体を作りましょう。

教えてくれていたのは、医師・医療ジャーナリストの森田豊先生です。

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カゼを引いて熱が出たら汗をかくと治りが早い?

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カゼを引いたときには、無理やり布団をかぶって、汗をかけば熱を出したら治る…。なんてこといわれたことありませんか。

昔は風邪に良いといわれている発汗療法ですが今はいいとは言えません。

体を温めすぎると体力を消耗します。そして、汗をかくことによって体の水分が失われてしまい脱水になる危険性があるのです。

とういうことで無理して汗をかくことに効果はないのです。

高熱が出た時に効果的なのはお腹を冷やす

熱が出た時、おでこを冷やしているからそれが当たり前と思っている人は多いのでは無いでしょうか。

しかし、おでこを冷やすことに熱を下げる効果はほとんどありません。

お腹を冷やす事が熱を下げるのには効果があるのです。

熱を下げるには体をめぐっている血液の温度を下げる事が大切です。血管の中でも1番太い血管、お腹の奥の方にある腹大動脈を冷やすと効果的になります。ですからお腹を冷やすと熱を下げる効果があるのです。

お腹の調子が悪い時にお腹を冷やすことはあまり良くないので、お腹の調子が悪い時やそもそもお腹がゆるい人はお腹を冷やすことはやめたほうがいいです。

38.5℃以上上がった時の方法です。

お腹以外にも脇の下(腋窩)や足のつけ根(鼠径部)を冷やすと太い血管があるので、こちらのほうがおすすめです。病院でも看護師はこの方法で冷やしていることが多いです。

冷やす道具としては、冷たくしたペットボトル・タオルを使えばOKです。

解熱作用のある風邪薬を飲むタイミングは熱が高い時

解熱作用のある風邪薬をひきはじめにのんだりしていませんか。このタイミングで風邪薬を飲んでしまうと、体のよい反応を邪魔しているかもしれません。

ウィルスが侵入した時はそれに対抗するために体温をあげてウイルスと戦います。そのため体温をあげるのですが、体温が1℃上がることによって、白血球は5~6倍働きます。ですから体温があがることは悪いことではないです。

ひきはじめに解熱剤を飲むと、免疫機能を高めるという仕組みを壊してしまうのであまりよくないのです。

しかし高熱が続くと、脱水やけいれんを起こす可能性があり、また体力も消耗するので、解熱剤を使ったり、体を冷やすことは必要になります。

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カゼのときにはお風呂に入ったほうがいい

風邪の時はお風呂に入らないほうがいいと言われた人は多いと思いますが、今はお風呂に入ったほうがいいとも言われています。

その理由はウイルスは口の周りだけではなく身体中についている可能性があるのです。このウイルスを洗いが流すために、お風呂にはいるのです。

そもそもカゼの時にお風呂に入ってはいけないといわれているのは、昔は風呂は外にあり、屋内と屋外の温度差で体力を消耗しカゼが悪化する可能性があるからだったのです。

しかし、熱が高い時はお風呂に入るのはやめておいたほうがいいのと、長風呂は体力を消耗するためにやめておいたほうがいいです。さらにぬるめのお湯でお風呂に入るようにしましょう。

風邪を引いた時に良い食べ物はヨーグルト

かぜのときは免疫機能がおとろえています。

そんな時はヨーグルトを食べることがおすすめです。免疫細胞の70%ぐらいは腸の中にいると言われています。ヨーグルトなどの乳酸菌、発酵食品を食べると腸内環境が整い免疫力をアップさせることが期待できるのです。

風邪を予防するためにしたほうがいいこと

なるべくならカゼは引かないほうがいいですよね。すこしでもカゼを引かないために予防する方法です。

外出時はこまめにお茶を飲む

家に帰ってからのうがいも大切ですが、かぜのウイルスがのどの入ってくると体の中に侵入するのは20分もかからないのです。

ですからこまめにお茶を飲んで、ウィルスを洗い流してあげることが大切です。

さらにお茶にはカテキンが入っていて殺菌作用があり、ウイルスや細菌の感染力を弱める効果があると言われています。

ガムを噛む

ガムを噛むことのよって、唾液が分泌されます。

唾液にはウィルスや細菌の力を弱める効果があるのです。そして、その唾液を飲み込んでしまえば、胃の中でウィルスは消化されるのです。

 

カゼ対策は色々ありますが、間違ったことをそのまましてしまったことがあったのでは無いでしょうか。日々医学も進歩しますので、その時その時で常識は変わっていきます。新しい知識をつけてカゼに負けない体をつくりましょう。

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