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愛する人と触れ合うと幸せになる理由。オキシトシンのパワーとは

 2016/06/01 身体の話題
この記事は約 5 分で読めます。 185 Views

6月1日放送のためしてガッテンで放送されていたのは、認知症や高血圧、痛みに効く不思議な力「オキシトシン」が紹介されていました。それを知るために、フランスで行われたあるおもしろい実験が紹介されていました。

男性が街を歩く女性に声をかけてどれだけ電話番号が聞き出せるかというものです。その結果、ある方法をすると、成功率が2倍になるんで。それは、女性の腕に軽く触れるだけ。

腕に触れられると逆に敬遠されそうですが、実験の結果は逆だったんです。それは、体に触れると脳から『オキシトシン』と呼ばれる物質が分泌されるからだと考えられているんです。

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オキシトシンのパワーがすごい

オキシトシンはハッピーホルモンと呼ばれ、人と人が触れ合うことによって、分泌されるホルモンです。番組内の実験で、5分間ギュッと抱きしめ合ったあとだ液の中の物質を調べると、オキシトシンの量が増えることが紹介されていました。

そんなオキシトシンは、スウェーデンで早くから注目されて研究されています。

オキシトシン研究の世界的権威モーバリエ博士によると、オキシトシンは体の中でさまざまな素晴らしい効果を見せてくれることがわかっているんです。

オキシトシンの分泌を促すために、相手の体に触れるタッチケアは、老人から子どもまで幅広く使われています。医療現場でもタッチケアが用いられ、ガンの痛みの緩和にも使われているんです。

世界最先端の医療を提供するカロリンスカ大学病院では実際にタッチケアが行われています。痛みの酷い患者に1週間タッチケアを行うと、痛みが軽減するという効果も実際に得られているんです。

オキシトシンの分泌を促すタッチケアは慢性痛の改善に繋がる

番組内では、リウマチの慢性痛を抱えた方に10分間のタッチケアを実践していました。その結果、リウマチの痛みが軽減し、歩く様子がかなり変わっていました。

比較のための歩く映像は若干違和感を感じたので、一気に歩けるというのは大げさだと思いますが、紹介されていた映像では歩く姿が変わっていました。

高血圧の人にも効果的

高血圧の人に背中をゆっくりとなでるマッサージ10分間。週に3回続けたところ、血圧が平均10も下がったという結果報告もあります。

高血圧の人が家族にいたら、10分間マッサージしてあげるといいですね。

認知症の周辺症状にも効果が

認知症の周辺症状に乱暴な言葉使いや、暴力的な態度などがありますね。これで家族は疲れてしまいますよね。

そんな時にタッチケアを続けて行うと、それからの行動が全て変わったという方が登場。乱暴や暴力的なことは減り、徘徊がなくなったそうですよ。

これらのことから、オキシトシンが分泌されると、病気そのものが治るわけではないですが、様々な症状の改善や減少が期待できるということですね。

なぜ体に触れると症状の改善が期待できるのか?

痛みやストレス強い不安に襲われた時、脳内では、扁桃体が不安や恐怖を感じています。これが慢性の痛みや認知症など症状の悪化に深く関わります。

このような状態になると前頭前野が扁桃体の興奮を鎮めようとしますが、不眠・痛み・などが慢性的に続くと痛みが増幅されていくと、痛みなどを強く感じてしまうんです。

このような時にタッチをすると、オキシトシンが脳内から分泌され、扁桃体の興奮を鎮めて、痛みなどの症状を鎮める効果が期待できるんです。

ただし、オキシトシンが出るにはある条件があります。それは触ってくれる相手が安心・信頼できる人だということです。

普通に考えて知らない人からいきなり触れられたら気持ち悪いですよね。安心感がでるどころか不安感や不快感が強くなるだけです。本当に心から信頼できる人、愛する人じゃないとダメなんですね。

なので、タッチケアも「はいはい触ればいいんでしょ!」っていう気持ちで機械的にしてしまうと、その効果はあまり期待できなくなるんです。

愛情を持ってなるべく頻繁に触れ合うことでオキシトシンの効果が発揮できることが期待できるんですね。

1人ではオキシトシンは分泌されないの?

アメリカウィスコンシン大学のレズリー・セルツァー博士の実験です。7~12歳の女の子61人に大勢の前でスピーチをさせました。スピーチをさせることで、ストレスをかけたわけです。

その後にお母さんにハグしてもらうと、オキシトシンがどんと分泌されて、ストレスの値は下がったのですが、お母さんと電話をするだけでも、オキシトシンが分泌されることがわかったんです。

愛する、信頼している人の声を聞くことでもオキシトシンが分泌されるわけです。

さらに、大阪大学教授の石黒浩先生の研究によると、抱きまくらを抱えながら電話をすると、声と手触りから相手の存在を感じてオキシトシンがさらに分泌されることがわかっています。

まとめ

信頼できる人、愛する人と、心から触れ合うことでオキシトシンが分泌され、痛みの軽減や血圧を下げる効果があることが期待できます。

病気の時に愛する人から背中をさすられると楽になるという経験をしていますよね。なので、触れ合うことがすごく大事だということがわかります。

効果を期待するというよりかは、相手のことを本当に大切に思って触れ合うとオキシトシンのパワーが発揮されるのです。

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ケンイチ

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