冬の寒い時期になると、身体が動かしにくくなって、身体が固まってしまいがち。

これは若くてもそうですが、普段からあまり身体を動かさない高齢者も同じ様に身体が動かしにくくなります。

そんな動かしにくい身体で買い物に行った時、家の中で、「あっ!」と気がついた時には転倒…。

受け身もとることができず、骨が弱ったおじいちゃんやおばあちゃんが股関節を強打するとポッキリ折れてしまいます。

これが高齢者に多い大腿骨頚部骨折といわれる、股関節にある大腿骨の頭の部分(股関節側)が折れてしまうものです。

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大腿骨頚部骨折というケガをすると、歩くことができなくなるため、おおまかには

入院→手術→リハビリ→退院(もしくは転院)

という流れで元の生活に近い状態に近づけて行きます。

折れた直後は手術の事を説明され、とりあえず、「無事に手術が終わって~」と思いますが、大変なのは手術が終わってからです。

経験上から手術が終わったあとにしておいた方がいいことをお伝えします。

小まめにお見舞いに行く

骨折して、身体が自由に動かない。トイレにも自分で行けない。話し相手がいない。という状態になってしまい、生活環境が激変します。

自分に置き換えてもらってもわかることですが、これはかなりのストレスになります。

環境が変わるストレスを受けると高齢になればなるほど、認知症になるリスクが高まっていきます。

経過がよく、すぐに起きて動けるといいのですが、そうでなければ、ほとんどがベッドの上で過ごすことになります。

寝てばっかりしてすごして、室内の温度は一定に管理され、見るのは天井だけ…。

こんな状態になると、頭をつかつことも少なくなってしまい、頭が刺激を受けなくなってしまいます。

小まめにお見舞いに行って話し相手になること、

そして、病院のスタッフに聞いて、できるようであれば、座って話をすると尚いいです。

少しでもベッドから離れた時間を過ごしてもらうことが認知症予防にもつながります。

認知症になってしまうと、家で生活ができなくなる可能性もあるので、できるだけ予防をしておきたいところです。

介護保険を申請しておく

入院して、手術が終わったらすぐにでもして欲しいのが介護保険を申請しておくことです。

介護保険は介護保険料を支払っていてもすぐに使うことができません。

市町村に介護保険を使いたいということを申請し、市町村から調査員がやってきて、現状の確認をします。

その上で、どれぐらいの介護が必要なのかというのを表す介護度が決まり、

介護支援事業所などにいるケアマネジャーに依頼して初めて介護保険のサービスを受けることができるようになります。

大雑把ですがこんな流れになります。

ですので、介護保険を申請してから介護保険のサービスを受けることが出来るまで1にヶ月程度の時間がかかりますので

申請は済ませておいてください。

退院時に介護保険のサービスが必要になることはよくあります。素早く申請しておくことが後々役に立ちます。

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ケガがどこまで治れば家に帰れるのかを伝えておく

入院期間が終わると、家に帰ることが出来るというのが一番ベストな状態です。

しかし、家庭環境は様々で、自立した生活を送れないと家に帰れない場合もあれば、

自分の身の回りのこと(トイレ・お風呂・着替え)だけできれば退院して家に帰る事ができる場合はがあります。

どの状況になれば家に帰ることができるのかをリハビリのスタッフに伝えておくと、リハビリの内容も考慮してくれます。

(リハビリのスタッフが聞きにくると思いますが・・・。)

どの状態になれば家に帰ることが出来るのかを伝えてもらうと、リハビリの進め方も変わりますし、入院期間内で無理な

場合は家に帰るだけではなく、リハビリ専門病院に行く、老人保健施設に行くなど、早期から提案されます。

できるだけ細かく病院の職員に伝えてください。

まとめ

高齢になってくるとケガを完全に防ぐことは難しいです。人間歩いている以上ケガをするのは仕方がないことです。

大切なのはケガをした時に、元の生活に近づけていくことになります。

必ず全員が治るというわけでなないのですが、病院に任せきりというよりかは、家族が支援していくことが

元の生活を取り戻すためのキーとなります。

お見舞い・介護保険・家に帰るにはこれだけはできないといけない、をしっかりとしておいてください。

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