12月22日放送のバイキングのひるたつはまもなくやってくるお正月の話。
お正月はどこかにでかけて過ごす人もいるでしょうが、家でゆっくり過ごすなんて人も多いのではないでしょうか。
家でゆっくり過ごしていると、お雑煮やおせちだけではなく、ついつい色々な物を食べ過ぎてしまいますよね。
そして気がつけば正月太りに…ある調査によると4人中3人が正月太りを経験しているというデータがあります。
そして、平均2.2kgの体重が増えているというデータがあるのです。
そんな正月太りを撃退するために、
食べ合わせ研究の権威、白澤卓二先生が教える正月太りを防ぐお餅の食べ方を紹介します。
お餅が固めのお雑煮が太りにくい
お餅は糖質が多いのです。お餅を柔らかくなるまで煮込んでしまうと消化吸収のスピードが早くなります。
消化吸収が早くなると食後の血糖値が急激に上昇してしまいます。
血糖が急激にあがると、血糖を下げるために膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンはエネルギーとして使われない血糖を脂肪としてためこむ性質があります。
結果太ってしまうのです。
お餅は固めにすると、太りにくくなるので、おすすめです。
ネバネバ食材が太りにくいお雑煮のポイント
お雑煮おすすめなのがとろろを入れることです。
とろろのネバネバ成分が糖質のものの周りをコーティングします。そうすると、ネバネバがないときはすぐに血糖値があがりますが、
とろろでコーティングされることによって、なかなか吸収されないので、インスリンの分泌量も減り、脂肪として蓄えれにくくなるのです。
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血糖の急上昇を抑えるネバネバ食材
ネバネバ食材は糖質を包み、糖質の消化吸収を抑える働きがあります。「とろろ」「オクラ」「めかぶ」「なめこ」などがあります。
お雑煮を食べるタイミング
昼時に近い遅めの時間帯がおすすめです。
これはミズーリ大学の調査によるもので、朝に高GI値のものをたべてしまうと、一気に血糖が上がります。そして下がるのに時間がかかるのですが、低GI値の物をとると、ほとんど上がりません。
朝低GIのものを食べて昼に高GIのものを食べることでインスリンの分泌を抑えることが出来太りにくくすることができるのです。
正月太りを防ぐお餅の食べかた
きな粉やあんこが高GI食品なので、「あんこ」や「きなこ」と一緒にお餅は太りやすい食べ方になります。
逆に海苔(磯辺焼き)や大根おろしと一緒に食べると「海苔」や「大根おろし」に食物繊維が入っているために、GI値を下げるために太りにくい食べ方になるのです。
太りにくくする食べ物はGI値をチェックする
食事をする時に気にするのはカロリーだと思いますが、今は太りやすい食材か太りにくい食材かを決めるのに参考にするのがカロリーではなくGI値です。
GI値は食後血糖値の上昇度を表します。
GI値が高ければ食後の血糖が上がりやすく、逆に低ければ食後の血糖が上がりにくいというものです。
太りにくい食事をしたければ、GI値をチェックすることが重要になります。カロリーが低くてもGI値が高いものを食べてしまったら、太ってしまう可能性が高いですよ。
GI値に関する記事はこちらを見ていただくといいです。
GIが55以下のものを低GI食品、55~70の物を中GI食品、70以上のものを高GI食品といいます。
高GI食品になると食後血糖が上がるだけではなく、時間が経過すると血糖が若干下がるので、空腹感を感じることがあるのです。
高GI食品は太ってしまう悪循環になる可能性があるのです。
まとめ
あんまり食べ方を気にしすぎても美味しい正月を迎えることができないので、頭のスミにおいておいて、出来ることだけすればいいとおもいます。
太りにくいポイントは低GI食品です。
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