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寝ても疲れが取れない時の解消法!睡眠中の姿勢を変えるといい

 2017/10/24 体のこと 睡眠
この記事は約 6 分で読めます。 3,062 Views

夜は結構寝てるんだけど、なんか疲れがとれない…。

朝起きるとしんどいし、なんもする気がしないけど、仕事に(学校に)いかないとダメだから頑張って起きるけどしんどい。

で、そんなしんどい状態で職場とか学校に行った時に、昨日は良く寝たから体調ばっちり!っていう人がを見ると羨ましいですよね。

そんな寝ても疲れがとれないっていうことを解消して、スッキリした目覚めのためには睡眠中の姿勢が関係するって知ってました?

睡眠中の姿勢を変えるだけで、スッキリとした朝を迎えることができるかもしれないんです!

そんな方法を紹介します。

寝ても疲れが取れない原因は睡眠中の姿勢が関係している

寝ても疲れが取れない!って言う人の原因の1つには、寝ている時の姿勢が良くないということが考えられます。

なぜ寝ている姿勢が悪いと疲れがとれないのか…睡眠時の姿勢について、東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身先生がテレビ番組の中で教えてくれてました。

寝ている時の疲れを取れやすくするためには横向きに寝ること

睡眠中どんな姿勢で寝ると寝やすいですか?

  • 仰向けで寝る
  • 横向きで寝る
  • 中にはうつ伏せで寝る

寝ている時の姿勢は大きく3つぐらあると思いますが、この3つの中で疲れが取れやすい寝方があるんです。

人によって寝やすい向きはあると思いますが、横向きに寝るのが1番疲れが取れやすいんです。

なぜ横向きに寝ると疲れが取れるのか

しっかりと寝ても疲れが取れないのは、いびきをかくことが原因です。

いびきは主に仰向けに寝ている時に、体の力が抜けて、緩んでしまった、筋肉や脂肪が気道を圧迫して、気道が狭くなることいびきをかいてしまいます。

人は寝ている時に呼吸を約4000回すると言われています。

仰向けで、寝て気道が圧迫されてしまうと、眠っている時に細いストローで4000個の風船をふくらませているのと同じ状態になるんです。

考えただけでキツイです。

それだけ、頑張って息をしないとダメだと、眠っているのにも関わらず、運動をしているのと同じ状態になって疲れがとれないんです。

空気の通り道である気道をしっかりと広げて上げて、いびきをかかなくなれば、一生懸命息をする必要がなくなります。

だから、いびきを解消することが質の良い疲れが取れやすい睡眠をとるためすごく大事なんです。

横向きになって寝ると、気道が圧迫されにくくなり、呼吸がしやすくなります。だから、寝ている時に疲れが取れやすくなるんです。

僕自身もよく経験しますが、仕事の休憩中の仮眠の時に仰向けで寝てると、自分のいびきで目が覚めることもありましたし、息苦し感じがありました。横向きに寝るとあまりいびきで目が覚めることはありませんでした。

少しでも横向きに寝るためには、睡眠時の枕選びも横向で選ぶことが大事

寝る時に、自分にあう枕を選ぶことは超大事です。

合わない枕で寝ていると、疲れが取れにくだけでなく、翌日肩やクビが痛いなんてことにもなります。

質の高い睡眠を意識している人は枕を作っていると思いますが、仰向けに寝て作りますよね。

でも、梶本先生の考え方だと、仰向けに寝て寝やすいというのも大事なんですが、横を向いた時に1番しっくりとくる枕を選ぶことが大事なんです。

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横向きで寝ることで、気道が狭くなることもないので、枕を選ぶ時は、仰向けだけを基準にするのではなく、左右横向きに寝た時に違和感なく、力が抜けて眠ることができるかも確認しましょう!

あと、寝返りがしっかりとできる枕を選ぶことも大事です。

仰向けと横向けに寝ると疲労度はどれぐらい違う?

普段いびきがひどい20代~40代の男性5人を集めて、疲労ストレス測定システムを使って、どれぐらい疲労度が変わるのか実験していました。

測定して数値の基準値(普通の状態)は2.0です。

仰向けに寝た時の疲労度は

腰の両サイドにテニスボールを入れたウエストポーチをつけ、寝返ることができない様にして、仰向け固定で6時間睡眠をとります。

 睡眠前疲労度睡眠後疲労度いびき時間
A3.24.2 2時間15分
B2.94.9 1時間33分
C1.46.1 3位館9分
D2.13.3 1時間41分
E3.75.9 1時間25分

なんと6時間寝ているのに全員の疲労度が上がっていました。これじゃあ寝た気がしないはずですよね。1番ひどい人は寝ている時間の半分はいびきをかいているわけですから、それは疲れますよね。

横向けに寝た時の疲労度は

横向けに寝るために、腰の前と後ろにテニスボールを入れたウエストポーチを装着して横向けで寝れるようにして、6時間です。

 睡眠前疲労度睡眠後疲労度いびき時間
A1.60.9 32分
B3.21.0 0分
C2.10.8 42分
D3.52.2 28分
E4.21.4 16分

横向けに寝ることで、疲れが激減していることがわかります。仰向けの実験では全員が疲労度が上がっていたのに対して、横向けに寝ると、疲労度はしっかりと下がっていました。

実験からも横向けに寝ることで疲れがとれることが実証されました。

疲れをとるためにって言ってもなかなか横向きに向けない…。簡単に横向きに寝る方法

とはいえ、寝ている時は自分が寝ている向きを知ることはできません。

勝手に仰向けになっていびきをかいていればどうしようもないです。

そこで、横向きになるための寝方なんですが、いびきが軽い人であれば、背中だけウエストポーチをつけて寝ることです。

ウエストポーチを背中につけて寝ると、仰向けに寝るのがしんどくなるので、右か左どちらかに寝ますよね。

最初は、腰回りがうっとおしい感じがするかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫です。

たったこれだけでも、睡眠姿勢が変わり、疲れが取れやすい寝方ができます。

ただ、先に紹介したように、横向きに寝た時に体に合う枕を選ぶようにしてくださいね。

枕があっていなかったら、今度はクビとか肩が痛くなって、疲れがとれた感じがしなくなります。疲れがとれない人は是非、横向け寝試してみてください。

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