10月23日放送の、ゲンキの時間で放送されていたのは、毛細血管のゴースト化。毛細血管がボロボロになるとこんなことになってしまうかもしれないの知ってました?

毛細血管がボロボロになると、シワやシミが増えたり、むくみや冷えの原因の1つになるんですね。

毛細血管がボロボロになるっていうのは、毛細血管が消えてなくなるってこと。小さい血管がなくなっても太い血管が元気だったらそんなに影響ないでしょって思ってしまいますが、そんなことはないんです。

毛細血管について色々と解説してくれていたのは、大阪大学微生物研究所、高倉伸幸先生でした。

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毛細血管ってどんな血管

普段、あまり毛細血管がどうだこうだっていうのは気にしないですよね。中学生や高校生の時に生物の授業で習ったことあったよなって程度ってことはないですか?

簡単に毛細血管ってどんな血管だったか復習してみましょう!

毛細血管は酸素を多く含んだ動脈と、二酸化炭素を多く含んだ静脈をつなぐ、細ーい血管です。網目状になっていて、酸素と二酸化炭素のガス交換をしたり、栄養を体全体に届けてくれます。

そして、老廃物も回収してくれるわけです。

こんな毛細血管は細く、その太さは、5~10ミクロン。例えば腕の動脈の太さが7~8mm程度あるので、毛細血管の細さがわかります。

体の99%がこの細い毛細血管で覆われていて、動脈とか静脈は1%程度しかないんです。毛細血管をすべてつなぎ合わせると、なんと地球2周半の長さにもなるっていういので驚きですよね。

こんな細い毛細血管が栄養物を運び老廃物を回収してくれるわけなので、毛細血管が不健康だと体のあちこちに影響が出るのは想像ができますよね。

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なぜ毛細血管のゴースト化が起こる?

これは、毛細血管の構造を考えるとわかります。動脈や静脈といった太い血管は、外膜・中膜・内膜の3層構造で、できているのに対して、毛細血管は、血管を作る、血管内皮細胞と、ソレを覆う壁細胞でできています。

毛細血管が細くても、形を保って、仕事をすることができるのは、壁細胞でしっかりと支えられているからなんです。

若いうちは、血管の壁細胞がしっかりとしているので、毛細血管が支えられていますが、年をとると、その周りの壁細胞がだんだんと弱ってきて、剥がれ落ちてしまうんです。

そうすると、毛細血管は潰れてぺしゃんこになり、最終的には消えてなくなってしまうんです。

これが、毛細血管のゴースト化の仕組みになっています。

最近の研究によると、30代の人と70代の人を比べると、毛細血管の数が4割ぐらい減ってくると言われているんです。

血管がゴースト化するとお肌に悪影響が

血管がゴースト化すると、影響が出やすいのが肌なんです。酸素や栄養素が肌まで行き渡りにくくなり、シミやシワ、たるみの原因になってしまうんです。

肌の外からケアするも大切ですが、毛細血管の数を減らさないようにすることが大切だということがわかります。

なぜ毛細血管の数が減る

ゲンキの時間の番組内で、ゲンキチャレンジャーの実年齢と毛細血管年齢の差を測っていました。

その結果がこんな感じだったんです。

  • 40歳女性→毛細血管年齢20歳
  • 46歳女性→毛細血管年齢50歳
  • 36歳男性→毛細血管年齢25歳
  • 43歳男性→毛細血管年齢60歳以上

この結果を見てみると、年齢を重ねていても、毛細血管が若い人とそうでない人がいます。加齢だけが毛細血管の年齢を下げる原因ではないということがわかります。毛細血管の数が減る原因は、生活習慣による影響が大きいということがいえます。

激しい運動が毛細血管に悪影響

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体に気を使って、少しでも若い状態に保ちたい…。そう思って激しく筋トレをしている人もいると思います。でも激しい筋トレをしすぎるのは毛細血管には悪影響が及ぶと高倉先生は話します。

それは、活性酸素が原因。激しい運動をすると活性酸素が体内に増えます。その活性酸素が毛細血管にダメージを与えてしまうんです。

AGEの摂り過ぎ

AGEというのは、糖とタンパク質が加熱されてできる物質です。動物性脂肪を加熱した食品に多く含まれ、約7%が体内に蓄積され、毛細血管に悪影響を及ぼします。

唐揚げとか、ポテトフライ、ステーキなどにAGEが多く含まれるっていうことになります。AGEについてはこちら『ひるたつ!AGEが老化を早める、食べ物に気をつけて若さを保つ』をごらんください。

毛細血管力を上げる方法

シナモンを摂る

シナモンを摂ると、毛細血管の老化を防ぐことができるということが、最近の研究でわかってきているんです。

シナモンを摂って、毛細血管が老化しないというポイントは桂皮。

桂皮と言うのは、クスノキ科トンキンニッケイやその他同属植物の樹皮を乾燥したものです。

https://takeda-kenko.jp/kenkolife/encyclopedia/illustrated/keihi.htmlより引用

桂皮には毛細血管の漏れを90%以上抑えるという研究があるんです。桂皮には毛細血管にある受容体Tie2というものがあります。

このTie2を活性化させて、細胞通しをくっつけて毛細血管の構造を安定化させる働きをもっているんです。なので、歳をとっても毛細血管を若く保ってくれるんです。

1日にたった0.6gでいいので、コーヒーなどの少し入れて飲むといいですね!摂り過ぎには注意してください!

手足の運動で毛細血管を刺激する。

毛細血管は、手や足に全体の7割が存在すると言われています。なので、手足の簡単な運動をするだけでも、手足の血流を上げることができます。

立った状態で、踵を上げ下げして、同時に手をグーパーするだけの簡単な体操。朝晩20回行なうだけでも、毛細血管力を高める効果があるんです。

テレビを見ながらでも、信号待ちのときでも、簡単にできる体操です。また、踵の上げ下げをする運動は、足の筋肉を刺激して、むくみを減らすのにも役に立つ運動です。

 

今回はゲンキの時間で放送されていた、毛細血管の話はまとめて紹介しました。健康のために美容のためにすることはたくさんありますが、体のうちから改善することはすごく大事です。

シナモンばかり摂ればいいってもんじゃないとは思いますが、嫌いでなければ適量を摂ることは体にとってはいいことですね!