肩こりの解消にハンガーが効果的?簡単にできる方法

肩こりは2004年~2013年の間、厚生労働省が調べた女性の身体の不調ランキングで4回1位になっています。

肩コリがひどくなると頭が痛くなったり、吐き気はしたりします。

なので、肩こりが少しでもラクになればいいんですが、なかなか解消しないのが肩こりです。

肩こりの原因は筋肉が硬くなることもそうなんですが、それだけではなくて、頭にも原因があるというんです。

頭の原因の肩こりはハンガーを使った解消法があるというので、その方法を紹介してきます。

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肩こりの原因は僧帽筋だけじゃない!肩こりの原因は脳にもあり

肩こりの原因として僧帽筋っていう筋肉が原因の一つです。

僧帽筋は頭蓋骨の後ろから肩甲骨・背骨についている大きな筋肉です。

この大きな僧帽筋が硬くなりしなやかさがなくなることで、痛みを発生する原因になります。

僧帽筋が硬くなる原因は、『長時間のデスクワーク』『運動不足』『スマホやパソコンなどで目を酷使している』などがあげられます。

ただ、テレビ番組の中で紹介されていたのは僧帽筋だけが肩こりの原因になるのではないというんです。

テレビ番組に出演していた崎市立多摩病院の堀内正浩先生によると脳の誤作動が原因になることがあるんです。

脳の誤作動が肩こりの原因。脳の誤動作とはどういうことなのか

肩こりの人全員が脳の誤動作が原因というわけではありません。

しつこい肩こりを持っている人の中でも、まっすぐに立った時に姿勢が歪んでいたら脳の誤作動の可能性があります。

本人はまっすぐ立っているつもりなのに、首が曲がっている・肩が下がっている・どちらか首や身体が回っているなどなど、の状態の人です。

完璧にまっすぐ立てる人はなかなかいないんですけどね…。

肩こりの原因となる脳の誤動作でを引き起こす原因となるのが『ドーパミン』です。

例えば肘を曲げようとした時に最初は脳から指令を出して筋肉をうごかすわけですが、この指令を出す役割を果たすのがドーパミンなのです。

脳が誤作動を起こしていると、必要もないのに常にドーパミンを分泌。

肩や首の筋肉に指令が送られっぱなしになり、常に筋肉が緊張状態になるわけです。その結果、体が傾き慢性的な肩こりになると考えられているのです。

日常生活の悪い癖が習慣化しているために肩こりを引き起こすというわけです。

例えば、長い時間同じ方向を向いて話をしていることが多いとか、同じ側で荷物を長時間持ち続ける事を繰り返していることす。

長い時間同じ方向の姿勢、例えば右を向いた姿勢を繰り返していると、脳が右を向いた姿勢が正しい姿勢として勘違いしてしまうんです。

そして正面を向いていても右向きにしようと脳が誤作動をおこします。

これでドーパミンが筋肉を収縮させ右肩の筋肉が収縮して身体が右に傾いてしまうのです。

そしてまっすぐと勘違いした右向きの姿勢を維持するためにドーパミンの働きがさらに強まって、結果首や肩の筋肉が常に緊張し、肩こりが続いてしまということです。

脳の誤作動を解消するにはハンガーを使う肩こりを解消する簡単な方法

まずはハンガーを使った脳の誤動作を解消する方法を書きます。

ハンガーを頭にかぶる

クリーニング店に出した時についてくくるような、ワイヤーできたハンガーを使います。

  1. ハンガーの下側の平らな部分を少し内側にへこませます。
  2. へこんだ部分が左(右)のこめかみに当たるようにハンガーをかぶります
    ※こめかみは眉毛と髪の生え際の間にある少し凹んだ部分
    ※少し斜めにかぶることがコツ
  3. 目を閉じてリラックスします。
  4. 首が自然と左(右)に傾き同時に筋肉の緊張もおさまる

これは、ハンガー反射と呼ばれています。

こめかみを刺激すると刺激した側の胸鎖乳突筋が緩んで刺激した側に首が回ります。そうすることで緊張している僧帽筋を伸ばす事が出来るのです。

右に傾いている人は左のこめかみを刺激して肩の筋肉を伸ばし、左に傾いている人は右のこめかみを刺激するようにします。

このハンガー反射を繰り返して実施すると、脳の誤作動が収まり姿勢が改善し、肩こりがラクになります。

1回につき10分朝と夜1回ずつ行うと効果的です。

脳の誤動作を防ぐためには昼寝もいい

昼寝を15分すると脳が休まりドーパミンの異常分泌が減少しまし、僧帽筋の緊張が和らぎます。

 

番組内ではハンガー反射を利用した方法を2週間繰り返すだけでも姿勢の改善と肩こりの改善に効果が上がっていました。

ハンガーはどこの家にでもあるものなので、気軽に試すことができるので、肩こりがひどい人は少し続けてみるといいですよ。

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