2日目のカレーの簡単な作り方。作ったその場で美味しいカレーができる

初日のカレーよりも2日目のカレーのほうが味が濃くて美味しい!

コレは誰でも感じたことがありますし、わざと寝かして2日目に食べるなんてことをしてみたり。

でも、カレーは保存方法を間違えると食中毒の危険もあるし、できたら作ったその日に食べてしまって、余ったものはすぐに冷蔵して保存するのが望ましいです。

カレーは簡単に作る事ができて、美味しいから献立の定番です。

ただ、少しでも美味しいカレーを作ろうと、色々工夫する方も多いですよね。

スパイスを最初から調合する!という最高のカレーの追求をされている方も中にはいると思いますが、一般的に家で作るにはカレールーのお世話になるのが普通です。

カレールーを使っても最高に美味しいカレーができるんです!そこで、1日目から最高に美味しいカレーを作るためのコツを紹介しましょう!

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カレールーを使ってカレーを作る時はコクを足す必要はない

まずはカレールーはなぜできたのかって知ってますか?

明治時代、カレーはインド料理ではなく西洋料理として日本に伝わりました。伝わった当初は、カレー粉と小麦粉をいためて作っていたので手間がかかりました。その手間をなくすために、1950年にカレールーが誕生したんです。

カレールーのコクは最高の状態

一般的なカレールーではコクが足りないんだよね~なんていいながら色々な材料を足している人はいませんか?

カレーのコクの研究の第一人者、龍谷大学農学研究科教授、伏木亨先生によると、コクの正体は科学的には証明できていないが、カレーのコクの正体として考えられるのが、脂・糖分・ダシの旨味なんです。

そして、市販のカレールーは完璧!コクを足すのは愚の骨頂だと話します。

市販のカレールーのコクは最高の状態なので、コクを出す必要がないんです。〇〇を入れたらコクが出る…なんていって、市販ルーを使っている人は、タダの味音痴なだけなのかも・・・。

美味しくなると思っているが勘違いしてるだけなんですよ。一生懸命考えて料理してるから混ぜて美味しくなっていると思いたいだけなんですね~残念!

カレーを美味しくするための4つの要素

カレーをおいしくするのに何も足してはいけないということではなんですよ。カレーを美味しくするためにはコクではなく美味しくするための4つの要素があるんです。それが…

  • 酸味
  • 苦味
  • 甘味
  • 辛味

なんですね。この4つを意識して、食材を足していくとカレーの味がはっきりとしてくるんですね。

ちなみに、関西でカレー店を経営するプロの料理人たちが足しているものは…。

酸味を足す

酸味を足すためには梅干しを入れているというお店がありました。梅干しの酸味が辛さを強調するのでカレーの味がはっきりします。

甘味を足す

甘味といえばフルーツですよね!リンゴ・バナナ・ハチミツをいれるとスパイスの辛味が引き立つんです。バーモントカレーで同じみの食材ですよね。この食材はバーモントカレーにちょい足しすると美味しくなるんですよ。

苦味を足す

苦味を足すのに使うのが黒ビール!ビールの苦味が加わると大人の風味になり、お肉が柔らかくなるので一石二鳥なんですよ!

甘味と苦味を足す

甘味と苦味を両方を足すというので、色々な材料を入れると思いきや金目鯛一匹をダシにするだけ。金目鯛をダシにすると、鯛の身から甘味、内臓から苦味がでるんですって!

 

他にも上に紹介した味とはあまり関係のない干しシイタケを入れるというお店もありました。植物性のエキスを足すことでカレーの味が重くならないからたくさん食べても胃が持たれにくくなるそうですよ。

要するにカレーはコクというキーワードにこだわらなければ、なんかしら入れると美味しくなるということです。カレーを美味しくする隠し味の答えはバラバラですし!カレーの美味しさは好みの問題なんですね。

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ガラムマサラで家庭でもお店のカレーに!

スパイスの事情通独自でスパイスの雑誌を発行し、スパイスを育てるカワムラケンジさんが紹介していたのがガラムマサラです。カレーがちょっと好きなら知ってる調味料ですね。

カレーの香りで重要なのがスパイスなんですが、スパイスは取り扱いがすごく難しいんですよね~。香りづけをしようとして、ちょっと加熱し過ぎると香りがとんじゃうんですね。

そこで家のカレーで簡単に香りを足すためには、メーカーが作っているスパイスでガラムマサラというスパイスを使います。

ガラムマサラをフライパンで焦げないように軽く煎ると、少し香りがでてくるので、それをカレーにかけて食べます。オリエンタルなカレーが出来上がり、お店のカレーが簡単にできあがるんです。

1日目に2日目のカレーを作る方法

1番寝かせたカレーはなぜ美味しいのか?それは熟成させることで肉や野菜からうま味が溶け出すからなんですが、2日目のカレーは気をつけておかないと行けないのが食中毒です。

東京家政大学の客員教授の藤井建夫先生は、2日目のカレーは増殖した菌の天国だと話します。

カレーが43℃ぐらいでウェルッシュ菌という菌が急激に増えます。この菌は食べるだけでは問題にならないのですが、腸に達して、胆汁に混ざると、ウェルッシュ菌は芽胞を作ります。この芽胞が胆汁と合わさることで、体にわるい毒素が発生するんです。

最悪、食中毒になってしまいます。なので、早めに小分けして、冷蔵しないといけないんです。なので、初日から2日目のカレーが食べれると、そんなことに悩まされることもありません。

そこで2日目のカレーが1日目にできる方法を紹介しましょう!

鋳物ホーロー無水鍋バーミキュラを使ってカレーを作る

料理好きの方なら無水料理は知っていますよね。この無水カレーを鋳物ホーロー鍋で作ることができるというんです。

その鍋を作っているのが、船舶のパーツを作る町工場代表取締役副社長の土方智晴さんです。

無水鍋というのはカレーって美味しくしよう!と思ったときに何かを付け足しておいしくするのではなく、素材を味を引き出すカレーを作れる鍋なんです。

土方さんの作る鋳物ホーロー無水鍋は鍋に出来た歪みがわずか1/100ミリ以下!完全密閉が絶対条件の無水鍋を鋳物で作っちゃったんです! 

それが最高に美味しいカレーができる芋のホーロー無水鍋バーミキュラです。

カレーを作る時の具材を入れて蓋をして加熱するだけ、弱火で1時間煮込むと食材のうまみがたっぷりとにじみでたブイヨンが完成!これにカレールーを入れるだけで2日目の究極カレーができあがるんです。

甘味がすごい!野菜の味がスゴイ!そんなカレーが出来上がるんです!

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まとめ

水を使わないカレーが最強に美味しいカレーです。ただバーミキュラはAmazonの値段では人気商品のための高い値段になっています。

なので、もっと手軽に行えるシャープのヘルシオホットクックを使うのも1つの手です。これは材料を入れた後は勝手に調理してくれるので任せて置けばいいので、鍋よりも手軽に作ることができますね。

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自宅でも最高に美味しいカレーを1日目から食べたいという方は是非検討してみてください!

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