これまで、子どもの運動会で使っていたカメラはデジタル一眼レフの入門機CanonのEOS Kiss x5だったんですけど、今年はミラーレス一眼のソニーα6000を運動会で使うことにしました。
僕はカメラ初心者なので、カメラまかせで運動会の写真のをちょっとでもキレイに撮るために検証してみました。
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デジタル一眼レフのEOS Kiss x5よりもミラーレス一眼のα6000を運動会で使った理由
デジタル一眼レフはファインダーを除いて写真が取れる分、モニターを見て写真をとるよりもタイムラグが少ないし、昼間の明るい中でも、被写体をしっかりと見ることができるから、動きのある運動会で使うには有利。
でも、EOS Kiss x5は発売日が2011年ってこともあって、AFの測距点が9点しかないからなのか、狙っているところにピントが合いにくく感じます。
動きのないものを撮る時は、ピントが合いにくいって感じることはないんですが、昨年の運動会でEOS Kiss x5を使ってみて、運動会のような速い動きの中で写真を撮る時にピントが合いにくいって感じました。
また、連写速度も約 3.7 画像/秒とあんまり多くないんですよね。
こんなこともあって今年はα6000を使ってみることにしました。
α6000がEOS Kiss x5よりも運動会で使いたいと思ったポイントはココ!
α6000は測距点数は179点でAFがあうポイントが多いところと、AFの速度が0.06秒と速い。
AFの速度はこれまで色々な動きのあるシーンで使ってみて、その速度は十分満足できるものでした。
そして、最高11枚/秒に連写ができるので、動きが速い競技はしっかりと撮れる可能性が高いって思ったんです。
α6000で運動会を撮影する為には望遠レンズが必要だったので、タムロンの18-200mm F/3.5-6.3 Di Ⅲ VC B011SEを購入した
僕がα6000を購入した時の記事は『α6000を購入!バッテリーの持ちの確認と暗所での撮影をしてみた』に書きました。
僕はα6000をパワーズームレンズキットで購入したので、望遠側のズームが足りないんです。(パワーズームは16-50mm)
標準のレンズは運動会で使うのは、ちょっとギビしいです。
EOS Kiss x5のダブルズームキットの望遠よりのズームレンズは55-250mmと遠くからでもかなりズームできるのでこれぐらいはほしい。
だから、α6000を使うためには追加レンズを買う必要がありました。(運動会で使う人は最初からダブルズームレンズキットを買うほうがいいです)
価格とズームの幅を考えると、タムロンの18-200mm F/3.5-6.3 Di Ⅲ VC B011SEがベストだった
なるべく望遠よりにズームできるレンズが欲しかったんですが、高い。
望遠側が300mmまでよれるものもあったんですが、価格コムで値段を調べると12万円を超えていたので、まぁ無理です。
高いですけど、まだ手が出せる値段で買えるレンズがタムロンの18-200mm F/3.5-6.3 Di Ⅲ VC B011SEだったんです。
価格は53,000円程度で買うことができますし、広角から望遠までズームできるので、1本のレンズで使える幅が広いです。普段でも色々と使えるレンズです。
タムロンの18-200mm F/3.5-6.3 Di Ⅲ VC B011SEを購入!開封してみる
タムロンのレンズB011SEを開けるとレンズ本体、レンズフード、保証書、取説が入ってます。
レンズを収めるケースなんかはついていません。
とにかくレンズがデカイんです。そして、重たい。α6000の本体がバッテリー込で344gなのに対して、レンズが460g。
レンズの方が重たくなっちゃいます。レンズとα6000を並べてみるとその幅がほぼ一緒です。
縦に並べてみたら、レンズが前に結構、でそうな感じですね。
タムロンB011SEをα6000に装着してみると、やっぱりかなり長くなった
で、実際のタムロンののレンズをα6000に装着していくんですけど、装着前に、レンズが傷づかないように最初にレンズ保護フィルターをつけておきます。
使うのはケンコーのレンズ保護フィルターを使いました。62mmのものです。
そして、α6000に装着するとこんな感じになっちゃいます。
めちゃくちゃ長いですね。ミラーレス一眼のコンパクトでいい感じが消えちゃって、カメラ!って感じがします。
でも、レンズが長くなったお陰で、左手がしっかりとレンズを持つことができるので、撮影時には安定します。
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タムロンの18-200mm F/3.5-6.3 Di Ⅲ VC B011SEとα6000の組み合わせで運動会の写真を撮ってみるとやっぱりAFに連写がいい!
タムロンのB011SEレンズを付けることで、運動会の写真の中でも動きがあるものは撮りやすいですね!
例えば子どもが跳び箱を飛ぶ瞬間もちゃんとフォーカスがあって切り取ることができます。
10mぐらい距離があったんですけど、200mmまでよってスポーツモードにして、あとはシャッター押しっぱなしの連写です。(写真はトリミングと圧縮してます)
子どもが跳び箱を飛ぶのに失敗した、瞬間になっちゃいましたが(汗)AFの性能と連写のお陰で動きの一瞬を撮ることができたので満足です!
去年、EOS Kiss x5で撮影した時は、スポーツモードにしていても、違うところにフォーカスがあってしまって、かけっこの時は、ピントが合った写真が1枚もなかったので満足です。
(僕の腕が悪いことが原因かもしれませんけど…)
でも、下手くそでもいけるα6000とタムロンのB011SEの組み合わせは最高ですね。
ただ、α6000にも欠点があった?去年と同じくかけっこは撮影失敗
これは、α6000の性能が悪いというわけではなく、写真を撮る場所がダメだったってこともあるんですけどね…。
スタートからスポーツモード連写で子どもの走っている姿を追っかけていたんですが、カメラの前を人が横切ってそこにピントがあってしまったんです(ガーン)
横切った人がカメラから外れたときにはピントはブレブレ(こんな感じ)
電子ファインダーを覗いていても、どこが写っているのかさっぱりわからず、子どもを見失いかけっこの写真は失敗に終わりました。
AFの性能がいいのか手前に動くものがあるとそっちに一瞬でピントがあっちゃいます。
これは、カメラが悪いんじゃなくて、撮る場所を確保することが大事だってことですね(^^;
でもスタートから第一コーナーまではそれなりに取れたからよかったです。
α6000の電子ファインダーを見ていて、晴れの日は電子ファインダーよりも普通のファインダーの方が撮りやすいということを実感した
後、晴れの日にα6000を使っていて思ったのが電子ファインダーがEOS Kiss x5のファインダーと比べると見にくいってことですね。
ミラーレス一眼はその名の通りミラーがないので、モニターを見て撮るのが基本。
ただ、晴れてる日だとモニターの明るさマックスにしても見にくいし、モニターと比べると電子ファインダーの方が見やすいです。
でも、電子ファインダーのほうが見やすいっていっても、映像処理が必要じゃないデジタル一眼レフのファインダーと比べると見にくいです。慣れの問題かもしれないですけどね…。
α6000は運動会で最高に活躍してくれる!本当に買ってよかったと思えた!
α6000の連写速度と、AFの性能は運動会でやっぱり大活躍してくれました。
写真を撮るのが下手くそでも、高速連写にまかせて、とりまくっていればその中に何枚か気に入る写真もあります(笑)
運動会のように大きな動きがあるもの一瞬を切り取るには、α6000は最高の相棒です。
タムロンのB011SEがあると広角から望遠まで1本でしっかりと使うことができるので、子どもが近くにいても、遠くにいてもばっちりとカメラに収めることができます。
α6000もタムロンのB011SEも購入してすごく満足できました!
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