8月10日放送の主治医が見つかる診療所の特集はお酢の驚きの健康効果でした。
お酢の効果について教えてくれるのはお酢博士の東京農業大学の小泉幸道先生です。お酢は体にいいのはわかるけど、どんなことに効果があるの?どれぐらい摂ればいいの?
という疑問に答えてくれていました。
お酢の種類ってどんなものがある?お酢の種類を簡単にまとめ
- 穀物酢:米・小麦・トウモロコシなどをミックスして作ったも
- 米酢:米と副材料を使って作ったもの
- 純米酢:原料はお米だけ
- 黒酢:原料は玄米
- リンゴ酢:りんごから作った酢
- バルサミコ酢:ブドウから作った酢
お酢は原料によって大きく分けると穀物酢と果実酢の2種類に分けることができます。
穀物酢は米・麦・大豆・とうもろこしなど穀物を原料にして作られた酢。
そして果実酢は果物を原料にして作られた酢で、甘みと果物のほのかな香りがあるのです。
私が小学生ぐらいの時にリンゴ酢が超流行って、両親から毎日のように飲まされていたのを覚えています…。お酢は嫌いですけど、リンゴ酢飲んでましたね。
お酢が体にいいという由縁は、酢の中に含まれている酢酸です。上記で紹介したお酢どれを使っても酢酸は4.0~4.5%入っているんです。
毎日大さじ1杯15ccの酢を摂ることで生活習慣病の予防・改善につながるんです。
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お酢の効果とは?お酢を摂るとどんなメリットがある?
血圧を下げる
高血圧の人を対象に大さじ1杯の酢を2ヶ月間摂り続けると 血圧を下げるということが実験からわかっているんです。最高血圧が10mmhg減少した人もいたとこのこと。
総コレステロールと中性脂肪が下げる
毎日酢を大さじ1杯摂った人は総コレステロールの値がすぐに低下。そして中性脂肪も同様に飲み始めてすぐから数値が低下するという効果がみられたのです。
内臓脂肪を減らす
大さじ1杯を14週間摂り続けた結果、平均で4.9%内臓脂肪が減少したそうです。
血液や血管に健康に効果があるということがわかりますね。お酢をとるのをやめると元の数値に戻ってしまうということもわかっているので、お酢は摂り続けないといけないということになります。
さらに、美容の効果についても効果が見られるのかと聞いたところ、その効果がはっきりしないところはあるそうですが、お酢を毎日とっている人は肌が綺麗な傾向にあるようです。
お酢を紹介してくれていたお酢大好きの小泉先生も肌がキレイと言われるそうですよ。
糖の吸収を穏やかにする
愛知みずほ大学の佐藤祐造先生によると糖尿病の患者さんにも大さじ1杯の酢を進めているそうです。
その理由は…
学生を集めて30分間自転車漕ぎ運動をして水・ブドウ糖入のスポーツドリンク・ブドウ糖とお酢を入れたスポーツドリンクの3種類を飲んでもらった実験をしました。
その結果、真水は血糖は変わりません。そしてブドウ糖入りのスポーツドリンクを飲むと当然血糖は上がります。そしてお酢とブドウ糖を入れたスポーツドリンクはブドウ糖のみのスポーツドリンクと比べて血糖が上がらなかったのです。
酢を入れることで血糖値の上昇がゆるやかになることがわかったのです。
血糖値の急上昇が繰り返されると血管にダメージが加わり動脈硬化が促進してしまうので、動脈効果などにも効果があるのです。
白米と酢を一緒にとるとやはり白米のみに比べて血糖値が上がりにくくなるのです。
その他の効果
- 番組に出演している医師が話していたのは、
- 疲労回復・唾液の分泌(消化を良くする効果)・肩こりの改善。そしてレモンとポン酢が減塩の基本になる食べ物
- メタボリック対策高血圧・高血糖・高コレステロール、酢はこの3つ全てに働くのです。
- 酢を採ることでカルシウムの吸収量が上がるので骨粗しょう症にも効果が期待できる。
医師がしているおすすめお酢の摂り方は
酢昆布の即席漬け
キャベツだったらちぎって、ダイコンやカブだったらスライスしてお酢大さじ2杯と塩昆布を入れて強く揉む。そうすると1~2分で即席漬けになるそうです。ぜんぜんむせなく食べることができるそうですよ。
牛乳に酢を入れる
200CCの牛乳に酢大さじ1杯の酢をいれるとヨーグルトドリンク風になって美味しいそうです。
納豆に酢を入れる
納豆にお酢を入れる納豆1パックに酢大さじ1杯いれると、ネバネバが増えて美味しくなり、減塩にもなるのでいいそうです。
お酢を毎日取ることは健康にも美容にも効果があるようです。毎日無理なくお酢をとる工夫をして、美しく健康に過ごしましょう。
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