神社やお寺でお参りする時にご利益をアップするための正しい参拝の方法

1月といえばお正月そして初詣。

新しい年を迎えるので今年こそは!と色々な思いがあると思います。

そんなお願い事がちゃんと叶うように、神様や仏様のところに新年の挨拶に行くと思いますが、作法をなにも知らずにお参りするとご利益もちゃんと得られないかも…。

そこで、神社やお寺でよりご利益をもらえるために!ご利益アップの正しい参拝の方法を紹介します!

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神社での正しい参拝の方法

神社にお参りに行くときの服装はどんな格好がいい?

神社におられるのは神様。神様は人にとっては目上の方になりますね。

なので、目上の方に挨拶に行く格好で行くのが望ましいです。なるべくTシャツに短パンのような格好でお参りするのはやめましょう。

正しい鳥居のくぐり方

鳥居の先は神様が住む聖域。人の家に遊びに行く時と同じで、神様の領域に入るわけなのでちゃんと挨拶をすることが大事です。

鳥居をくぐる前に一礼をして、聖域に入らせて頂きますという気持ちで挨拶をしましょう。

神社によっては鳥居が複数ある場合もあるとおもいます。そんな時は最初の鳥居で一礼すればOKです。あとの鳥居はそのまま通っても失礼にはあたりません。

参道の正しい歩き方

参道は真ん中を外して歩くのが一般的です。参道の真ん中は神様の通り道になるので、一番尊い場所ということになり、参道の真ん中を歩くのは失礼です。

そして、真ん中の次に尊い場所と考えられているのが、神様に向かって右側です。

なので、参拝の時に歩くのは、参道の左側を歩くことが正解です。

ただし、場所によっては右側通行と指示されているところがあったり、参道が本殿の正面になかったりして、必ず左側を通る事が正解ではありません。

気になる時はお参りに行く神社のHPなどを確認してみるといいですよ。

で、参道を歩く時は、謙虚な気持ちで歩くようにしましょう。

正しい手水舎の順番

手水舎をする意味は、神様の神聖な領域に来たので、自らの身を清めるために行います。

昔は、滝などに打たれて全身を清めていたそうですが、それの簡易版が手水舎というわけです。正しい手順はこちらです。

① 右手で柄杓を取り、左手を洗う

② 柄杓を持ち替えて右手を洗う

③ 柄杓を持ち替えて、左手に水を溜めて口を洗う。水を出すところを見せないように手で隠すのがポイント

④ 口につけた左手を洗う

⑤ 柄杓の柄を洗う

手水舎で大事なことは、最初にすくった一杯の手水ですべてを行なう事が大切です。神域から湧いた水なので大切に使うという意味が込められているんです。

正しいお参りの方法

神社でお参りする時により丁寧にお参りする方法を紹介します。

① 最初にお賽銭を入れる

② 45度に腰を曲げて一礼

③ 90度に腰を曲げて二拝

④ 左手を上にずらして、二拍手して願掛けをする

⑤ 90度に腰を曲げて一拝

⑥ 45度に腰を曲げて一礼

普段の参りでは②~⑤の二拝・二拍手・一拝という順番でいいんですが、より丁寧に神様にお参りをする場合は、最初と最後に礼をつけるといいです。

礼はこれから挨拶を始めますという合図であり、挨拶が終わりましたっていう合図でもあるんです。

もっとも大事なことはお参りが終わったあと。

お参りをした後にすぐ振り向いてしまいがちですが、これが神様に対して失礼にあたります。お参りが終わった後はそのまま振り向くのではなく、斜め後ろに下がり体を反転させるようにしましょう。(正面を外すようにします)

正しい願掛けの方法

願掛けをする時は、自分の思いだけを神様に伝えるだけではダメなんです。

せっかくのお願い事も神様に届かないで終わってしまいます。より願い事がかないやすいようにする願掛けの方法がコレです。

① 自己紹(名前・住所・職業など)自分がどのような人間なのかを伝えます。住所は、マンション名や部屋番号なども細かく言うほうがいいです。

② 初詣に行く際は、昨年に一年間、自分自身を見守ってくれたことに対して感謝の言葉を述べます。

③ お願い事を言う際には「〇〇を頑張るから見守っていてください」のように、一方的なお願いをするのではなく自分がどのように努力するかということも伝える様にします。

なかなかここまで丁寧に願掛けてできてませんよね。せっかく神様に合うわけなので、自分のこともしっかりと神様に伝えるようにしてくださいね。

おみくじの正しい取り扱い方

神社でおみくじをひいた時、そのまま結んで帰ってくるのが普通だと思うんですが、コレって実は間違っているんですよね。

おみくじには、神様の言葉が書いてあります。おみくじをみながら自分はどう行動すべきか、どう考えるべきか書いてあるから持って帰る方がいいんです。

特に初詣の時に引くおみくじは今年1年間のことが書いてあるわけなので、1年間持ちつづけて、翌年に、古いおみくじを神社に結んで新しいおみくじをひくようにするといいんです。

おみくじは神様の言葉なので、ゴミ箱に捨てしまうのは失礼なんです。だから1年経ったら古いおみくじは神社に結ぶようにしましょう。

ただ、おみくじは神社によって考え方は様々です。詳しくはお参りする神社の方に聞くといいでしょう。

で、たまに悪いおみくじが出たからといって何回もひく人がいますが、本来は1回だけです。何回もひいてたらなにが神様の言葉なのかわからなくなっちゃいます。

最低でも、1ヶ月は空けてからおみくじをひくようにしましょう。

本殿の前ではしてはいけないこと

本殿でしてはいけないことは神様にお尻をむけること。

本殿を前に記念撮影をするときには注意が必要です。本殿のど真ん中で写真をとると、本殿にお尻を向けることになり、失礼にあたります。

なので、本殿の真ん中を避けて、斜めから撮るようにするといいですよ。

また、フラッシュを焚いたり、本殿が見切れるような写真を撮るのは避けたほうがいいです。

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お寺の正しい参拝の方法

お寺では、場所によって参拝の方法や考え方が違うので、よく行くお寺に確認するのが一番ですが成田山新勝寺での方法を紹介します。

正しい山門のくぐり方

お寺の入り口は鳥居ではなく山門。

神社と同じように、これからお参りさせていただきますという気持ちをこめて一礼をして山門をくぐるようにするのが礼儀です。

お寺の参道の歩き方

お寺は、どこを通っても問題ありません。真ん中を歩いたからといっても、仏様に失礼ということはありません。

手水舎の順番

手水舎の順番は神社と全く同じです。神社の項目を参照してください。

ただ、お寺には、常香炉と言ってお線香がたいてあって煙があがっているものがあります。

よく、煙を体の悪いところにあてるといいとかいいますよね。でも、常香炉はそのような役割ではなく、煙を浴びて全身を清めるためにあります。

なので、参拝の前にはお香の煙に当たって身を清めるようにしましょう。

ただ、これもお寺によって考え方は異なります。

正しいお参りの方法

合掌して一礼でOKです。お辞儀の角度には特に決まりはなく、立ち去る時にお尻を向けてはいけないなどの決まりも特にありません。

お寺の願掛けの方法

正しいお願いの仕方というのは特にありません。

個人的なお願い事以外にも、世の中の平和など大きいお願い事を一緒にするといいといいます。周りのことをお願いすれば、自分にも返ってくるっていう考え方なんです。

お寺でのおみくじ

お寺でのおみくじは、家に持ち帰って願いがかなったら結ぶっていう考え方もあれば、悪い運勢がでれば、厄を置いていくために結んで帰るってい考え方もあります。

お寺によって様々なので、おみくじを買った時に聞いてみるといいですよ。

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