さむ~い時期に食べたくなるおでん。家でまとめて作って置けば2日は行けるしおかずにもお酒のおつまみとしてもピッタリ!
でも、上手く味がしみなかったりして、イマイチなんてことも…。
そこで、テレビ番組で浅草の老舗、浅草おでん大多福の5代目主人船大工栄さんが家でもできるプロの味に近づけるおでの作り方のコツを伝授してくれていたのでまとめます。
コレを読んで激ウマおでんを作りますよ!
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おでんを作るために重要なのが下準備!時間がかかる3つの食材を美味しくするコツ
おでんに定番だけど、味が染み込むのに時間がかかる食材といえば
- 「大根」
- 「こんにゃく」
- 「玉子」
この3つにしっかり味がしみて美味しかったら、おでんを食べて幸せを感じれますよね。
まずは、この3つの下茹でからはじめていきます。
大根の下茹でのコツ
- 輪切りにして皮をむきます。
- 中に少し芯が残る程度、15分ぐらいを目安に下茹でをします。
これでアクや苦味がとれて、味が染み込みやすくなります。
こんにゃくの下茹でのコツ
こんにゃくの下茹は20分。
下茹でをすることで、水臭さと石灰臭さが抜けて味が素直に染み込みます。
玉子の下茹でのコツ
玉子はゆで卵にしてから、殻をむいて15分下茹でします。
玉子をしっかり下茹ですることで、おでん全体の味を悪くすることを防げます。それは、玉子のアクがお汁を黒くするからなんです。
なので、ゆで卵もしっかりと下茹でしておきましょう。
味の決め手!おでんの出汁を美味しく作るコツは市販のおでん出汁
ダシを最初から作ると大変だし、時間もかかるし下手すると美味しくなくなるので、市販のおでん出汁を使います。
市販のおでんだしはプロが見ても味は優秀なんだそうですよ。
だから、家で最初から作るよりも市販のおでん出汁を使うほうが美味しくできます。
より美味しくする方法は、おでん出汁と同じ量の日本酒をいれることです。
おでん出汁と同じ量の日本酒を入れて、ひと煮立ちさせればおでんの出汁は完成です。日本酒をたくさん入れたとしても、煮立たせてアルコールをとばせばお酒の旨味がおでん出汁の旨味を引き立ててくれます。
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おでんの材料を鍋に入れて煮込んでいく!美味しくおでんを煮込むコツ
さきほど作ったおでん出汁を苗べに入れて、煮立ったら、『こんにゃく』・『玉子』を入れてひと煮立ちさせます。
ひと煮立ちしたら火をとめておでんを冷まします。温めたあと覚ますことで具材に味が染み込んでいきます。
煮込む時には土鍋じゃなくて、ステンレス鍋の方がいい
おでんをつくるときは土鍋を使うのが定番な感じがしますが、土鍋よりも、ステンレス鍋の方がおすすめです。
その理由は、土鍋は熱伝導率が悪いので、一度温めると、熱を溜めて温度が下がりにくいことです。
おでんの具材は冷める時に具材に味が入っていくので、冷めやすいステンレス鍋の方が味が早く染み込みます。
さらに土鍋だとなかなか熱も入りにくいので、必要以上に煮込んでしまい、煮込みすぎによる、荷崩れをしてしまう上に味も染み込みにくいんです。
調理段階では、ステンレス鍋を使っておでんを調理することが美味しく作るためのコツです。
簡単にできる大根の味の染み込ませ方
お店では大根など味の染み込みにくいものは、3日間ぐらいかけて味を染み込ませるのですが、家ではそんなに時間をかけることは難しいです。
なので、家で大根に味を染み込ませる時は電子レンジを使います。電子レンジを使うと鍋では届きにくい大根の中心部まで温めることができます。
下茹でした大根を入れた器に、たっぷりとおでん出汁を入れて、500Wの電子レンジで2分温めます。
電子レンジから出したら30分ほど冷ましておきます。大根全体が冷めて行く時に出汁を吸い込むので味を染みこませることができます。
これで3日間寝かした大根の味に近づけることができますよ。
家のおでんの味を名店の味に近づけるためには具材にポイントがある
大根・玉子・こんにゃくに続いて、それぞれの家庭で使う好きな具材を入れていくわけですが、名店の味に近づけるためには外せない2つの具材があります。
- 生姜天
- ウインナーソーセージ
1つ目の生姜天をいれることで生姜の香りが出汁にしみ出し、他の具材の味を引き立ててくれます。
2つ目のウインナーソーセージを淹れることで、肉の旨味がおでんに入り、全体的におでん出汁がおいしくなります。ソーセージにはいっている香辛料も多少であれば良い風味になるんです。
生姜・香辛料・肉の旨味がおでんとの相性が抜群なんです!
ただし、香辛料の強いウインナーソーセージは出汁の味を消してしまい逆効果になるので注意が必要です。
家でのおでんづくりでやったことがないことがあれば是非やってみてくださいね!
おかずにもお酒のお供にも最高のおでんになること間違いなしです!
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