6月12日放送のキリトルTVにてプロ野球で1試合に使われるニューボールの数とその値段が調べられていました。
ニューボールを使うタイミングと1試合で使うニューボールはどれぐらいの数なのかまとめました!
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ニューボールを使うタイミングはどんな時?ほとんどがニューボールを使っている
実はピッチャーが投げているほとんどは、ニューボールを投げているんです。
プロ野球の中継を見ているとボールを新品に交換するシーンはよく見られますよね。少しでも土がついたら、新品と交換するのです。
ハマの番長・三浦大輔選手はニューボールをなぜ使うのかこのように話しています。
「感覚ですよね。握った時の指のしっとり感というか皮のしっとり感というか…。握った時の感触を大事にしますね」
と話をしています。
ピッチャーの指先が求める感覚はそれほど繊細な感覚だということなんです。
土などが少しでも付いていると、思わない回転をしてとんでもないボールを投げてしまったりもするんです。
ミスして投げたボールがバッターに当たればヘタすれば選手生命を脅かす事態になるので、安全のためにもニューボールを使うことは大切なんです。
試合で投げているピッチャーだけではなく、ブルペンで投げている控えのピッチャーも新品を使いますし、ウォーミングアップのためのキャッチボールの時も新品のボールを使うんですね。
ボールと手の感触が相当繊細だってことがわかります。
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ニューボールは1試合でどれぐらい使われている。その数がスゴイ
プロ野球で使われているボールはすべて中国で作られているそうです。日本で作っていると思っていたので意外でした。
新品のボール1個はピッチャーが練習のためだけたった24球投げられただけで、役目を終えるものもあります。
また、ピッチャーが投げたボールに土が付けば、1球投げただけで1個のボールはその役目を終えます。
もちろん選手に触られずにプロ野球で使われないボールもあるそうですよ。
このような使われ方をしているので、1試合で使われるボールの数は約120球なんだそうです。
1球が2600円なので1試合で30万円もかかるんですね。
そして年間のホームゲームは約70試合なので、1チームの1年間のボール代は2100万円もかかるのです。これが12チームだからボールだけでもすごいお金がかかりますね…。
ただ、プロ野球で使われたボールはそのまま捨てられるのではなく、バッティング練習や守備練習で使われ、海外の子供達に送られるそうです。
しかし、1チームで年間8400球も使うわけですからすごい数ですよね。
そういえばホームランボールやファールボールを貰うことができますから、座る座席にもよるとは思いますが1球貰えたら入場料がチャラになりますね(笑)
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