12月6日放送のこの差ってなんですかで紹介されていたプロ技です。

今回紹介するのがキャップを開けっ放しにしていた油性ペンを使おうと思った時に、インクが出なくなった事ありますよね。

油性ペンのキャップを締め忘れたことを後悔して、なんとかならないかと思って、紙にゴシゴシと線を書いてインクを絞り出そうとしたり、ハーと息を吹きかけてみたり、油性ペンを振りまくってインクを出そうとしたり様々な方法を試しますよね。

これらの方法では多少インクが出てくるには出てきますが、使えるまでにはいたらずに、すててしまって新しいペンを買うという人も多いはずです。

しかし文房具のプロは書けなくなった油性ペンを簡単に復活させることが出来るです。

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書けなくなった油性ペンを復活させる方法

書けなくなった油性ペンを復活させる方法を教えてくれるのが、文房具ライターのきだてたくさんです。きだてさんは文房具に関わって20年以上。文房具に関わる本を多数執筆されています。

そんなきだてさんが教えてくれた方法は、除光液を使う方法です。

  1. 書けなくなった油性ペンのキャップに除光液を注ぎます。
  2. そしてペンをキャップに戻します。
  3. あとはそのまま10分間放置します。

10分後に油性ペンのキャップをとると、油性ペンのキャップからは黒いインクのついた除光液がでてきます。

そして、油性ペンを使ってみると見事に復活します。

キャップの中にインクが溶けた除光液が入っているので汚れないようにしてください

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なぜ除光液につけると油性ペンが使えなくなるのか

油性ペンが使えなくなる時というのは、だいたいがペン先からインクが蒸発して乾燥したインクが固まって詰まっている状態になっているのです。

そのため、書けなくなった油性ペンには乾燥したペン先のインクがふたとなって、インク自体は残っている事が多いのです。

そこで、除光液を使うと、除光液に含まれているアセトンという成分が、ペン先に固まったインクを溶かしだしてくれるという役割を果たしてくれるのです。

そのため固まったインクが溶けて再び油性ペンが書ける状態になるのです。

さらに、学校や会社などにあるホワイトボードのペンも油性ペンなので、除光液につけるプロ技を使うことで、ペンが復活します。

水性ペンが書けなくなった時に復活させる方法は

水性ペンの場合も油性ペンと同じくペン先が乾いて書けなくなって閉まっていることが多いのです。

水性ペンのインクは水に溶けるので、ペン先をぬるま湯に浸してあげると再び使えるようになります。

まとめ

インクがでなくなったと諦めていた油性ペン。意外とインクが残っていることも多く、除光液を使う方法で復活する可能性があります。

除光液はだいたいの家庭にはあるものだと思うので、油性ペンのインクが出なくなった時はすぐに捨てずにこの方法を試してみてください。

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