遊園地の楽しみといえばジェットコースターですよね。
ジェットコースターに乗る時に前と後ろどっちに乗ったほうが面白いか考えたことありますか?
そんなジェットコースターについて8月17日放送の林先生が驚く初耳学で放送されていました。
ジェットコースターのスピード感と落下していく感じ、そしてどこからともなくかかってくるGがたまらなく面白くさせるのです。
ジェットコースターが怖い人にとってはこれらのことが嫌でたまらないのですが…
そのジェットコースターなんですけど前に乗った方が怖いのか後ろに乗った方が怖いのか…どちらが怖いく感じる可能性が高いが分かりますか?
少しでも怖さを味わいたいのであれば後ろの乗る
ジェットコースターの怖い位置のイメージとしては一番前だと思う人が多いのではないでしょうか。
実際にジェットコースターにが好きな人に話を聞くと
- 「前のほうがよりスピードを感じられる気がするから」
- 「一番最初に怖いのを感じたいから」
という理由で前のほうが怖いイメージがあるのです。
しかし力学的には前方よりも後ろの方が怖いのです。
ジェットコースターの前よりも後ろの方が怖い理由
林先生の説明によると
ジェットコースターは普通はエンジンなどの動力源は積んでいません。
ですから、高いところまではコースに設置された動力によって引き上げられます。
そうして得た位置エネルギー(質量✕重力加速度✕高さ)を運動エネルギーに変換することで速度を得ているのです。
そして、ジェットコースターは最初に上がった高さ以上に上がることはできないのです。(コース途中に動力があれば、その力で引き上がることはあると思いますが)
これはエネルギー保存の法則で説明できます。(実際は空気の抵抗や摩擦があるので、最初の高さまで登ることはできないですよね)
そして最初に大きくジェットコースターがコースを下って行くと上昇・下降を繰り返していきます。
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そして、ポイントは2番目の山以降ですね。
コースを上昇するときは運動エネルギーが位置エネルギーに変わっていくので、ジェットコースターの速度は落ちることになります。
そして上昇した後にくる下降の時の速度です。
2番めの山以降、一番速度が緩まるのは、ジェットコースターの真ん中です。
例えば、5両のジェットコースターだとすると、3両目が山の頂点を通過する時に速度が一番落ちることになります。
ですから1両目・2両目(前2つ)は速度が落ちながら下って行くことになり、下る最初にはそれほどの加速は感じれません。
逆に5両目(一番後ろ)は、コースを上昇しながら速度が上がっていくので、コースを下っていく途中で最高速を迎えることになるのです。
ですので、後方に乗っている人は上昇している最中に加速を感じ、下るときにも加速を感じるので、後ろのほうがより怖さを感じることができるのです。
さらに横の揺れ幅も前よりも後ろの方が揺れ幅も大きくなると林先生は説明します。
個人的には視覚的なものもあると思います。
前方に乗っている方がコースが良く見えるので、次の動きが予測しやすいので体の準備もしやすいと思います。
しかし、後ろは前ほどコースが見えないので、どの方向からGがかかるかがわかりにくいというのも怖さの要因になるのではないでしょうか。
ジェットコースターで少しでも怖さを感じたい人は後ろの座席を狙って見てはいかがでしょうか。
ジェットコースターが怖くてたまらない人は『ジェットコースターの苦手を克服する。コレでフジヤマにも乗れる!』の記事を読んでみてください。
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