10月8日放送のひるたつにてマイナンバー制度の達人が出てマイナンバー制度の知らないと損する5大ポイントを解説されていました。

そんまマイナンバー制度について教えてくれるのは、国家公務員としても働いていた税理士の青木丈さんです。

青木さんはマイナンバー制度の公演を年間100件以上行っている達人です。

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マイナンバー制度とは

マイナンバー制度とは社会保障・税・災害対策のために情報の集約と作業の効率化のためにはじめる制度です。

日本に住民登録している、国民一人一人全員に1つずつ12桁の番号が振り分けられています。

そして、振り分けられた12桁の番号が記載されたカードが10月5日時点で住民登録されている住所に通知カードとして届きます。しかし、これはただの番号の通知です。

マイナンバーカードの交付を受けるには同封されているマイナンバーカード交付申請書に必要事項を記入の上返信するのです。申請するためには顔写真(縦4.5✕横3.5)が必要になりますね。

そして交付申請書を返信すると、2016年の1月以降に交付されます。

マイナンバーカードは表面に写真がついているので身分証明書としても利用可能なのです。

また、マイナンバー・ICチップ・QRコードがついているので、これから様々なサービスに利用されることが期待されています。

社会保障の行政手続としては、これまでに住民票や戸籍謄本などなど必要な書類を添付しないといけなかったのですが、それが不要になります。

また、国が課税をするときに一つの番号で管理されるため、行政機関の連携で適正な課税が可能になります。

個人情報の流出は大丈夫なのか?

これがこの制度で1番の問題点です。

  • アメリカではなりすまし被害が毎年5兆円
  • 韓国では個人情報が7割も漏れてしまっている

こんな状態になってしまっているのです。

マイナンバー制度は大丈夫なのという疑問では、なりすまし防止のための本人確認を必ずしなければならない。表面の写真で個人の確認ができ、裏面でマイナンバーが確認できる。カード利用時にはパスワードが必要とセキュリティはしっかりしていると言いますが、今までと変わりはあまりないので、信頼性に疑問は残ります。

その他にも、紛失時には24時間のコールセンターを作る予定になっていますし不正な保有や詐欺・情報の漏洩など不正使用をした場合は、最大懲役は4年もしくは200万円以下の罰金が科せられるようになっています。

ちょっと甘いような気がしますが…。

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マイナンバー制度で知っておくべきこと

マイナポータル

2017年からの開始が予定されているサービス。自分専用のポータルサイトができ、マイナンバーカードをパソコンに認識させることでアクセスすることができ、行政や自治体・民間企業との情報のやり取りがスムーズに出来るというものです。

このマイナポータルがサービスの基本になるイメージです。

マイナンバーで消費税が戻ってくる

これはまだ検討中の段階ですが、2017年4月に消費税が10%にあがります。これに対して食料品などには8%の軽減税率を採用する予定になっています。

スーパーで買物をしたときにマイナンバーカードを提示して、その時にマイナンバーカードに消費税2%分が還付ポイントとして貯蓄そして、1年間に溜まったポイントに応じて返金をするというものです。この金額は年間上限4000円にすると言われています。

マイナンバーカード普及のために消費税ををからめてくるのはどうなのか…というのもありますし、スーパーのポイントカード、マイナンバーカードなど様々なカードを持ち歩くのもどうなのかとも思います。

引っ越しがスムーズに

先ほど紹介した自分のポータルサイト、マイナポータルを利用することによって、住所変更を一度すると、ガス・電気・水道・免許・保険などの住所変更の手続が1度で済ますことができます。これも2017年以降の話です。

給付金のお知らせが自動的にくる

マイナポータルを使うとで厚労省や財務省・地方自治体からの給付金のお知らせが届くようになり、受けられるサービスをしっかりと受けることが出来るようになるということです。

パソコンを持ってない人はどうするのかなどなど課題は山積みです

子供の予防接種の履歴が残る

マイナンバーに予防接種が管理することができるので、どこの病院にいって聞かれた時に簡単に確認することができるようになります。

将来的にはカルテなども閲覧できるようになるそうです。病院を変えても医療情報の連携が図れるため便利が良くなります。

災害支援金がすぐにもらえる

災害を受けた時にマイナンバーカードがあることで、誰なのかをすぐに確認することができます。そして、支援金の受け取り手続きが複雑でたらいまわしにされることがあるが、マイナンバーがあれば、確認がスムーズにできることができ、スムーズに支援金がもらえる事が期待されています。

 

マイナンバーカードのメリットは行政の手続きなどがスムーズになり手間が省かれるということが1番なイメージがありますが、一つの番号で様々な事が管理されるようになると、情報が流出した時のリスクがかなり大きくなりますね。

実際にパソコンでの情報流出の可能性はかなり高いのではないでしょうか。アインシュタインを超える天才ノイマンがコンピュータを考えたでも紹介したように既存のウィルスソフトでは全体の半分以下しか対応できていないという情報も紹介されていました。

安全な環境をどうやって作るのかは永遠の課題になってきそうですね。

またパソコンなどの機械を使うことが必要になってきますが、パソコンを使えない人はどうするのかなどの課題も山積みだと思われます。

国民は今後のマイナンバー制度の動向をしっかりと把握していきたいですね。

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