お風呂に入るとすごく気持ちがいいので、特に冬場は長風呂になりがちですが、入浴中に眠気を感じることってありませんか?
お風呂に入ると気持ちがいいので、入浴中の眠気って普通のことだと思っていますが、体は超危険な状態になっているのかもしれません。
コレを知らずにただ眠たいだけって思ってお風呂に入っていると、お風呂で溺れる可能性があるんです。
その理由を書いていきます。
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お風呂で感じる眠気は血圧が下がっている可能性がある。
お風呂の中ではもちろん暖かくて気持よく、全身リラックスできるので、眠気を感じることはあることは当然のこと。
ただ眠たいだけならいいのですが、お風呂で感じる眠気には意識がもうろうとしている可能性があります。
なぜお風呂に入ると意識がもうろう状態になる?
夏場はしっかりと湯船に浸かる機会は減りますが、冬は特に温かいお湯に肩までしっかりと浸かってお風呂に入りたいです。
お風呂にしっかりと浸かると、お湯の水圧で心臓が押されます。
心臓がしっかり動いてくれているといいのですが、お風呂からの圧力で心臓の動きが悪くなる可能性があり、血圧が低下して、心臓が血液を全身を送りだしにくくなります。
血圧が低下すると脳に行く血流量が減ってしまうので、脳が酸素不足になります。
脳が酸素を消費する量は体全体の25%とも言われており、脳の酸素不足は意識障害を引き起こす可能性があります。
入浴中に感じている眠気は、脳が酸欠状態になって意識がもうろう状態になっているかもしれないということです。
お風呂に肩まで浸かって眠気を感じたら要注意!眠気を感じたら、ゆっくりと半身浴状態になる方がいい
眠気を感じてぼーっとしていると、徐々に体がお湯の中に沈んでいって、口・鼻の高さまでお湯が迫ります。
ただの眠気なら、湯船から顔を出してしまえばいいんですが、血圧が低下した意識障害の場合は、わかっていても体を起こすことができずに溺れてしまうんです。
※ちなみに睡眠と意識障害の差は睡眠が外からの刺激に対して覚醒するのに対して、意識障害は外からの刺激でも起きない状態です。
せっかくの入浴タイムなのに溺れてしまうなんて可能性があるんです。
特に高齢の方や心臓が弱い方は肩までしっかり浸かるという方法はかなりの負担になるのでやめておいたほうがいいです。心臓が弱い方は医師から入浴指示も受けるはずです。
また、心臓に問題がない場合でも、長時間お風呂にはいる場合は眠気には注意して入浴するようにしておきましょう。
それでも、お風呂で溺れるなんてありえないと思ってしまう
とはいえ、お風呂で亡くなるなんてなかなか信じられない話ですが、実際に浴槽で亡くなった例の62%が溺死を占めています。
「お風呂で溺れるなんて…」って思う方も多いかと思いますが、お風呂でも水があれば溺れるということです。
強い眠気を感じたらなるべく、風呂から出ることがよいでしょう。
ただ、急に立ち上がってお風呂からでるってことはやめてくださいね。血圧の変動が大きくなってこれも、意識がもうろうとして転倒する可能性もありますし、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも高まります。
家族と一緒に住んでいたとしても、入浴中は一人になりますし、風呂場で倒れれていても気が付かれないことも多いでしょう。
特に、両親が高齢だとか心臓に不安があるとかの場合は同居していたら少し気遣っていてもいいのかもしれません。
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