8月10日放送の主治医が見つかる診療所から、オメガ3を含んだちょい足し食材が紹介されていました。
オメガ3といえば亜麻仁油とかエゴマ油に多く含まれている事がわかっています。テレビ番組や本などでこれらの油を使った健康法が紹介されていて、オメガ3ブームがやってきています。
オメガ3は健康のために必要な必須脂肪酸の一つであり、血管を柔らかくしなやかにして保護する役割があり、動脈硬化を予防してくれる役割をしてくれると言われています。
こんなオメガ3ですが、亜麻仁油やエゴマ油がテレビなどで紹介されるたびに売り切れてしまって買えないことがよくあると思います。
そんなときに亜麻仁油・エゴマ油に変わっていオメガ3を摂ることができるものがあるのです。
それはクルミです。エゴマ油などが買えなかった時はクルミを買っても大丈夫なのです。
教えてくれたのは慶應義塾大学医学部の井上浩義先生です。
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クルミのいいところ
ナッツ類にはタンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素がバランスよく含まれています。そういう意味では完璧な食材と言えるそうです。
油を除いてオメガ3系の物を摂るにはオメガ3を拭くものは青魚かクルミです。
毎日青魚を食べることは難しいですよね。青魚に比べるとクルミを毎日とるほうが簡単なんですね。
クルミの70%は脂肪なのですが、体に良い脂肪と言われていてコレステロールはゼロなのです。
井上先生がしているクルミ(ナッツ)の食べ方は…
煮物にクルミをチョい足し
クルミが柔らかくなり吸収が良くなるのだそうです。コクが出る煮物に。
玉子焼きにピスタチオ。
カリウムの補給になり疲労回復の効果があるので夏の時期には特におすすめなのだそうです。
自家製ふりかけ
アーモンドとジャコを細かく刻み抹茶と岩塩を混ぜて作った自家製ふりかけをご飯にかけてナッツを摂取しているのです。
そんなクルミの1日に摂る方がいい目安はクルミ25gです。ちょっとした工夫をすると、取りやすい食材と言えますね。
クルミは糖尿病にも効果的
クルミなどのナッツ類を毎日食べていると糖尿病患者の空腹時血糖とヘモグロビンA1cの値が下がって血糖のコントロールがよくなったという研究結果もあるそうです。
クルミが食物繊維を多く含んでいることと、クルミに含まれているマグネシウムがインスリンの働きをよくすることが要因と言われています。
こんなクルミの食べ方もおすすめ
カレーにクルミ
クルミの油がからさを押さえてマイルドに
炊き込みご飯にクルミ
米2合・チャーシュー120g・ニンジン半分・中華スープ400cc・醤油少々・クルミ適量(3人前)を入れて炊くと中華ちまきみたいで美味しいそうですよ。
身体にいいものだからといって食べ過ぎるのはダメですよ。大切なのはちょっとの量を食べることを維持していくことですよね。
色々情報があふれているので何がいい食べ物なのかはわかりにくくなりつつありますが、自分自身が継続できるものを選ぶのがよい方法なのかもしれません。
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