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ゲンキの時間。膝の痛みの原因変形性股関節症を改善させるには

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ゲンキの時間で特集されていたのは膝の悩み

膝痛に悩む人とその予備軍の人を合わせるとその数は約3000万人もいるそうです。

膝関節の痛みで1番多いのが変形性股関節症です。膝は大腿骨と脛骨・膝蓋骨(お皿)で構成されています。

そして、その関節の間は軟骨で覆われています。軟骨は骨同士の摩擦を減らしたり、衝撃を吸収するクッションの役割をしているのですが、軟骨がすり減るとそのすり減った軟骨のかけらで炎症をおこし、膝の痛みの原因になるのです。

変形性股関節症の場合は膝の内側に痛みがある事が多いです。

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猫背が膝の痛みの原因に

猫背の姿勢は骨盤が後傾し、膝関節と膝を外側に開きO脚になってしまいます。このO脚姿勢のまま立ったり座ったりすると膝に負担がかかってしまうのです。

正常な膝の状態だと、膝の中心に体重が落ちるのですが、膝が変形し始めるとどんどん膝の内側に体重がかかりO脚がひどくなっていきます。

これが原因で本来ぶつかることのなかった膝の内側がぶつかるようになり痛みが出るようになります。

このように変形した膝や軟骨は元に戻すことはできません。ですから予防することが大切です。

膝痛改善におおすすめな正座ストレッチ

  • 正座をするように膝を曲げて10秒間その姿勢を保ちます。
    膝が痛くて正座ができない場合はバスタオルや座布団などを膝の裏に挟むようにすればOKです。
  • 膝を曲げたあとは10秒間しっかりと膝を伸ばすようにしてください。

これを10回ずつ、1日2回することがおすすめです。

ただし長時間の正座は膝に負担がかかってよくないので注意してください。

なぜ正座がいいの?

千葉大学医学部の佐粧孝久先生によると、関節液を循環させることが大切になります。関節が痛むことで動かさないようにして関節が固まってしまうのを防ぐのに積極的におこなうストレッチが効果を果たすのです。

軟骨は関節液を保持しています。関節液には軟骨の栄養になる成分がたっぷりと含まれています。膝をしっかりと曲げ伸ばしすることで関節液が隅々まで行き渡り軟骨に栄養が届きます。これによって膝関節の環境が整って膝の痛みが軽減するのです。

ひざ痛改善の四股ストレッチ

運動習慣がある人で膝の痛みがある人は筋肉がちゃんと力を発揮できていない場合があります。筋肉のこりや張り疲労などがあると筋力がちゃんと発揮できない状態になります。

運動習慣がある人で膝の力が発揮できず、膝の痛みがある場合は四股ストレッチがオススメ。

  1. 椅子に浅く座り、肩幅より大きく足を開きます。
  2. 手を膝の上に置いて、両腕に体重を乗せて前傾姿勢になります。
  3. 息を吐きながら肩を入れ10秒間太ももを右(左)外側に押し出します。

左右交互に10回ずつ1日2回がおすすめです。

膝痛に悩む人はダイエットが必要

膝の痛みの最大の原因は肥満です。体重が3kg増えると膝には3倍の10kgの負担がかかるのです。これ逆に考えると3kg痩せるだけで、膝の負担を10kg減らすことができるようになるので、膝痛に悩む人はダイエットが大切です。

ヒアルロン酸の効果は

ヒアルロン酸の注射の効果とは膝の動きをスムーズにし痛みを軽減することです。もともと人の関節液にも含まれている成分の一つなので体内に入れても安全なので、膝の痛みに使われる代表的な治療法です。

しかし、ヒアルロン酸は特効薬的な役割は果たしません。変形性股関節症の人は自分でヒアルロン酸を作る能力が悪くなっているのです。

そこにヒアルロン酸を注射することで、自身のヒアルロン酸を作り出す能力に刺激を与えるのです。

症状が重たかったりすると、なかなか効果があらわれにくいのですが、膝痛の7割ぐらいの人にヒアルロン酸は有効な治療法なのです。

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膝に水が溜まるとは

膝に溜まっている水は、関節液になります。関節液は正常なときはとろみがあるのですが、大量に関節液が溜まった時はサラサラになりすぎて関節液の役割を果たしていないのです。

膝の水(関節液)が溜まると膝を圧迫して動きを邪魔してしまいます。

更には変形性股関節症の場合はすり減った軟骨のかけらが関節液の中をただよい、炎症を引き起こしてしまうのです。これが原因で膝に水が溜まったり、痛みの原因になるのです。

また水を抜くと癖になるという事を言われる人も多いですが、これは迷信です。

膝関節の水を抜いても分泌と吸収のバランスが整うまで3ヶ月程度かかってしまうのです。ですから、水を抜いては溜まるを繰り返してしまうのです。

医師と相談しながら治療する事が大切です。

膝痛を改善させるには本人の努力が必要です。そんな時のオススメなのが手抜きスクワット。

手抜きスクワット

  1. 脚を肩幅に開きます
  2. 腰を10cm下ろして10秒キープします。この時に太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)が固くなるように行います。

10回づつ1日2回行うことがポイントです。

そして、膝が痛い人や転倒の不安がある人は、椅子や壁に手をついて行いましょう。

 

変形した膝が元に戻ることはありません。早い時期から予防することが大切になります。太り過ぎと普段の姿勢に気をつけて生活することが大切ですね。

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