ナッツがスゴイ!腸内環境を整え美肌・二日酔い・健康に効果的!

5月10日放送の林修の今でしょ講座で放送されていたのは最新研究でわかった3大ナッツの栄養はこんなにもスゴかった講座です。登場するナッツは、『アーモンド』・『マカダミアナッツ』・『くるみ』です。

ナッツに関しての研究で、ナッツのすごい効果がわかっているのです。

アメリカハーバード大学で約12万人を30年間追跡調査した結果、普段からナッツを食べている人はナッツを食べていない人に比べて、心臓病での死亡率が29%下がった。ということがわかっているのです。

健康にも美容にも最高に効果が期待できるナッツです。ナッツについて教えてくれていたのが、ナッツ研究の第一人者で慶応義塾大学医学部の井上浩義先生です。

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豆とナッツの違いは 

まずはマメとナッツの違いを理解しましょう。ナッツと思ってマメを食べてしまっては意味がありません。

  • 豆はマメ科の植物の種子
  • ナッツは樹木の実や種子

とこのようにわかれます。勘違いしやすいのが、ピーナッツです。ピーナッツはマメ科の植物の種子なので、実はナッツではないので注意してくださいね。

ナッツは高カロリーで太るのでは?

ナッツのイメージは「カロリーが高そう」「油分が多い」「食べ過ぎると太る」などのイメージがありますよね。

実際のところそれぞれ100gあたり、くるみが674kcal・マカダミアナッツが720kcal・ アーモンドが608kcalとかなりカロリーが高いです。白米で168kcal、食パンで264kcalなのでかなりカロリーが高いことがわかりますよね。

うーんやっぱり太りそう…というイメージが間違いなさそうな感じになるのですが、井上先生がこれに関しては研究をされています。

井上先生の研究では、BMI24以上の健常な成人男女20人を対象として、毎日25gのアーモンドを摂取してもらい、6ヶ月後に健診をおかないました。その結果体重が平均3.4kg減 ウエストが平均1.9cm減だったのです。

今までと同じ食事をして、運動も指導しなかったのですが、痩せるという結果が出たのです。

なぜ、ナッツを食べると痩せるのかという理由については、現在研究中なのだそうですが、ダイエットに効果があることは間違い無さそうです。しかし、食べ過ぎには注意することが重要です。

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アーモンドのが腸内環境をキレイにする

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アーモンドには腸の汚れを掃除してくれる食物繊維がスゴイんです。食物繊維と聞いて思いつく野菜はごぼうですよね!でも、アーモンドには、ごぼうを茹でたものよりも多く食物繊維が含まれています。

ゆでたごぼうが6.1gの食物繊維に対して、アーモンドは11gも含まれています。約2倍です。すごいですよね!

さらにアーモンドの食物繊維のいいところは、水にとけない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維が含まれていることです。どちらかだけ摂ればいいというものではなく理想的な割合は不溶性食物繊維:水溶性食物繊維が2:1と言われていますね。

不溶性の食物繊維と水溶性食物繊維は、その役割が違います。

不溶性の食物繊維は腸内にこびりついた老廃物をかき出す役割をします。不溶性食物繊維が腸を掃除することで、余分なコレステロールなどの吸収を防いでくれます。

水溶性の食物繊維は胃酸の中にはいると、ゼリー状に変化します。これが身体の中の余分なコレステロールや毒素を包み込み排出してくれます。

バランスよく摂ることで腸内環境をキレイにする効果が得られるわけです。水溶性、不溶性の両方の食物繊維が含まれるアーモンドは腸にとって最適なわけです。

腸内環境と整えると、便秘の解消や免疫機能のアップなど様々な効果が期待できるのでしっかりと摂っていきたいですね。

アーモンドが二日酔いを防ぐ!

お酒とアーモンドは相性ぴったりですが、この相性は科学的にみてもそのとおりなのです。

アーモンドには肝臓の働きを助け二日酔いを予防してくれるビタミンEとナイアシンが含まれます。

肝臓を傷つけるは活性酸素なのですが、アーモンドには活性酸素の働きを弱めるビタミンEがたくさん含まれています。アーモンドはビタミンEがよく含まれる野菜、かぼちゃの5倍!100g中に29.8mgのビタミンEが含まれています。

肝臓は油でできていて、ビタミンEは油に溶ける性質があります。つまり、ビタミンEが肝臓全体に広がって肝臓を守ってくれます。お酒を飲んだ後にやってくる活性酸素からビタミンEが身構えて活性酸素から守ってくれるのです。

そして、ナイアシンは二日酔いで気分が悪くなったり、頭が痛くなる原因となる有害物質アセトアルデヒドの分解を助ける働きをします。おつまみにアーモンドは懸命な選択です。

次の日、お酒を残したくないという時は、お酒を飲む30分前に食べるのがおすすめです。それが難しければ、最初からアーモンドを食べるようにします。

アーモンドは小腸にいかないと吸収されません。そのために、消化吸収されるのに30分の時間がかかるのです。

他にも油ものをとることによって胃や腸に皮膜を作るそうすることによってアルコールが一度に入っていかないようにする効果もアーモンドには期待できますよ!お酒を飲むときはアーモンドをお供にしてくださいね。

ハチミツアーモンド×ヨーグルトが先生のおすすめ

井上先生のおすすめの食べ方は、ハチミツにつけたアーモンドをヨーグルトにいれたものがおすすめ。朝ハチミツにつけたヨーグルトを食べることで、脳を活性化するだけではなく、ハチミツと一緒に食べることで消化を助ける働きが期待できます。

さらに、アーモンドの食物繊維が乳酸菌やビフィズス菌のエサとなり菌を活性させてくれます。これでより整腸作用が期待できるのです。

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マカダミアナッツにパルミトレイン酸が美肌に効果的

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マカダミアナッツには肌に良い脂肪を補うパルミトレイン酸が豊富に含まれます。ナッツの中でもマカダミアナッツには豊富のパルミトレイン酸が含まれます。

パルミトレイン酸とは

パルミトレイン酸はもともと赤ちゃんの肌にたくさん含まれる物質です。これは年齢を重ねるごとにだんだん減っていきます。パルミトレイン酸とは、羽毛布団に例えると、羽毛布団の中の羽毛です。

新品の時は羽毛がたくさんでふかふかですよね。でも使って年数が立って行くと、羽毛が抜けてぺちゃんこになりますよね。この羽毛がパルミトレイン酸です。

赤ちゃんのうちはパルミトレイン酸がたくさん肌にあるので、弾力のあるフワフワの肌なのですが、年齢と共に減っていきます。そうすると弾力のない肌になってしまいます。

肌をキレイに保つにはパルミトレイン酸がたいせつなのです。マカダミアナッツに含まれるパルミトレイン酸の量はダントツに含まれているので、効率よく摂ることができるのです。

どれぐらいマカダミアナッツを食べる

1日の適量は5粒ぐらいで十分です。パルミトレイン酸を摂ることで、身体のうちから肌をきれいにする効果が期待できるのです。

ただとりすぎれば肌荒れになる可能性もあるので、食べ過ぎには注意してください

くるみに含まれる2大最強油、オレイン酸とαリノレン酸

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くるみには血管をキレイにするすごい、油オレイン酸とαリノレン酸が含まれています。

血管を油がキレイにするの?って疑問がわきますが、いい油は血管を詰まらせない、そして、細胞の新陳代謝を促進するのが良い油なのです。

αリノレン酸はくるみに圧倒的ん多く含まれてます。100g中に9.5gです。

そして、血管を詰まらせる原因になる血栓を作りにくくします。心筋梗塞や脳梗塞の予防に役立つということですね!αリノレン酸の一部は体内に入るとEPAとかDHAに変化して、血管を柔らかくしてくれます。

αリノレン酸は血管を柔らかくしてひろげる役割ああります。さらに、血管の中に含まれる、オレイン酸は悪玉コレステロールを減少させる働きがあります。この最強2代油の中の2種類を同時に摂ることができるくるみがすごいのです!

 くるみは1日10粒にしてくださいね

まとめ

ナッツは身体にいいことはよくわかりましたが、カロリーが高いのも事実です。身体にいいからと言って食べ過ぎていると、身体にいいどころが、身体にとって悪い影響を与える可能性もあります。

食べ過ぎには注意してください!