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ひるたつ!がんにかかりやすい人かかりにく人。9割は予防できる?

 2015/12/01 健康
この記事は約 5 分で読めます。 3,633 Views

12月1日放送のバイキングは名医が教えるがんの予防法です。

日本人の2人に1人がかかると言われているがん。今年の下半期にはがん検診を受ける人が急増しているのです。

がんは9割は予防できる病気ですと語る、「がんにならないのはどっち」の著者でもある、カリスマ内科医の秋津壽男先生です。

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国立がん研究センターの報告によると男性のがんの半分以上、女性のがんでも3分の1が予防が可能だったと言われているのです。

生活習慣の改善含めておこなえばガンの9割は発症を予防できるのではないかともいわれています。

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がんになりやすい人なりいくい人

お酒を飲む人飲まない人

お酒と大腸がん発生率(男性)は以下の様になっています。

飲まない人を1として飲酒する人はどれぐらい違うのか比べると…。

  • 每日2合以上飲む人は2.1倍
  • 1~2合飲む人は1.4倍
  • 月に1~3回は0.8倍

日本酒1合(180ml)はビール大瓶1本、ワイングラス(240ml)です

なんと、お酒を少しだけ飲む人はガンの発症リスクが下がるのです。

正しい量のお酒であれば、ガンの発症リスクが減ると言われているのです。

每日のんでもいいのですが量としては1合の半分ぐらいです。適度なお酒は心臓の動脈硬化を防いでくれたり、大腸がんの発症リスクを下げる働きがあるのです。

だからといって月に3回大量に飲んだりしてはがんの発症リスクは上がってしまいます。多量の飲酒は喉・食道にもダメージを受けることがあるので注意が必要です。

お酒でも大腸がん?

口から入れたアルコールは腸まで届きます。

それを代謝するときにアセトアルデヒドという悪玉物質ができて大腸の粘膜を傷つけて発がんリスクを高めると言われています。

アルコールの危険性は胃がんや肝臓がんだけではないのです。

アセトアルデヒドには卵

お酒を飲んだ時は卵を食べる事が有効になります。卵に含まれるLシステインががんの原因アセトアルデヒドを分解するのです。

運動をする人しない人

私達の体の中に每日がん細胞は数千個できていると言われています。それでもがんにならないのはNK(ナチュラルキラー)細胞が、がん細胞を倒してくれているからなのです。

ですからNK細胞の働きがガン予防にとっては重要なのです。

NK細胞の働きをよくするためには、楽しいと思える程度の運動を每日することが大切です。

アスリートでもない、一般の人が、意気込んで激しい運動をすると、身体が疲れてしまい、NK細胞の働きを低下させてしまいます。

2時間半のランニングでNK細胞の能力は50%もダウンしてしまうとも言われているのです。

適切な運動をすることが大切です。

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NK細胞の活性には笑うことが大切!

NK細胞を活性させるには笑うことがすごく大切です。笑う前と笑う後で比べてみると、笑った後はNK細胞活性があがるというデータがあるのです。

とは言っても笑えないし…。という人もいるかもしれませんが、無理やり笑顔をつくると、身体が自然とそれに反応して、本当の笑顔になってくるので、無理やり笑うことも効果ありです。

ストレスで胃が痛くなる人

現代社会はストレス社会とも言われていて、ストレスを完全に排除することは不可能です。

適度なストレスならいいのですが、過剰にストレスを受けると、ストレスで胃炎になるのはよく知られています。

そして、遺伝子のエラーが溜まっていくとガンの原因になるのです。

ストレスがかかる→胃炎が起こる→治す

このサイクルを何十回、何百回と繰り返しているうちにエラーが発生してがんになるのです。

ストレスを溜めるとガンの原因になる可能性が高いのです。

胃がん予防法

胃がんを予防するためにはピロリ菌を除去することが一番だと言われています。ピロリ菌がいなければ、8~9割胃がんにはならないと言われているのです。

ピロリ菌は不衛生なところに住んでいて小さい時にピロリ菌を保菌している親から感染すると言われていますよね。

そんなピロリ菌は1週間除菌薬を飲むことで高い確率で除菌できると言われています。秋津先生は8~9割は除去することができるとはなします。

費用は一週間分で6000円前後で、大人は除菌すると再感染することはほとんどないのです。

遺伝はどうなのか

すべてのがんが遺伝というわけではありません。がんの中にも遺伝的なものと偶発的なものにわかります。秋津先生が言うには、大腸がん、乳がん、卵巣がんの人が家系に2、3人いると遺伝的なものという可能性が高くなります。

遺伝的な要素が多い原因は

大腸がんではポリープができてそこからがん化することが多いのですが、体質的にポリープが出来やすい人がいるということです。

また、乳がん・卵巣がんはホルモンの影響をうけます。ホルモンの感受性の高い遺伝子があったり、初期の乳がんを倒してくれるはずの遺伝子が壊れている可能性があるのです。

がん検診の頻度は

40歳を超えたら1回は必ず行く。家系にリスクがある人は30歳を超えたら1回は行く。

乳がん・子宮頸がんの発症リスクは個人差があるので、まずは検診を受けてください。其の時にどれ位の頻度で検診を受けたらいいのか、医師が教えてくれます。

最後に

秋津先生が教える、がんになりやすいひとななりにくいひとの差をまとめました。がんはちゃと検診を受けて、早期発見することでほとんどの場合治ることが可能です。

健康な生活を送るためにもがんだったらどうしようという事を気にしすぎないようにして、検診をうけてみましょう。

がん予防に効果的な深蒸し茶の紹介もされていました。その記事はこちら

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