10月20日放送のたけしのみんなの家庭の医学で動脈硬化に効果が期待できる油の特集がされていました。
動脈硬化は血管が固くなってしまい、脳梗塞や心筋梗塞などの原因になります。この病での死亡者は50台中頃からぐんと増えていきます。
そんな動脈硬化は早ければ20代・30代から始まります。動脈硬化の主な原因は脂っこい食事と喫煙など生活習慣の乱れです。
最近では動脈硬化の対策として、亜麻仁油やオリーブオイルを積極的に使うなどする人が多いと思います。
そんな中、動脈硬化を防ぐ効果があると医学会で認められた油があります。それが『こめ油』です。
動脈硬化を防ぐこめ油の効果
東京医科大学の小田原雅人先生によると、こめ油はコレステロールを低下させる事が期待できる油として注目されていると話されます。
アメリカで行われたある臨床研究では、高コレステロール血症の患者50名を2つのグループに別け、一方のグループにこめ油の摂取してもらったところ、悪玉コレステロールの値が20.6%も低下したことが確認されました。
こめ油の原料は何?
こめ油の原料は『米ぬか』です。米ぬかは玄米の表皮と胚芽に当たる部分で、栄養が豊富に含まれていますよね。玄米が健康食品として人気が集めているのは周知の事実です。
こめ油は米ぬかを絞ってとれた油なのです。
こめ油600gを作るのに必要な玄米はなんと43kgで米ぬか4.3kgなのです。
こめ油の注目すべき栄養素
米ぬかから抽出されたこめ油には注目すべき栄養素がたっぷりと含まれています。
糖質の消化吸収を高める『ビタミンB1』や腸の働きを良くする『食物繊維』。そして注目すべきが『ガンマ・オリザノール』です。
ガンマ・オリザノールはポリフェノールの一種で優れた抗酸化力を持ちます。そのたかい栄養効果から医薬品としてもサプリメントにも用いられているのです。
ガンマ・オリザノールには悪玉コレステロールが吸収されるのを防ぐという働きがあり、結果的に悪玉LDLコレステロールが下がることがわかっています。
ガンマ・オリザノールは腸の中で食べ物に含まれるコレステロールの過剰な吸収をブロックし、血液中にコレステロールが溜まるのを防ぐ働きがあるのです。
米ぬかは玄米を食べるよりも効率的にガンマ・オリザノールを吸収することができるのです。
こめ油はこれだけでは終わりません。
抗酸化作用がすごいスーパービタミンE
こめ油にはガンマ・オリザノール以外にも『ビタミンE』が豊富に入っています。
ビタミンEは抗酸化作用酸化を防いで動脈硬化を予防することが期待できるのですが、こめ油に含まれるビタミンEには抗酸化作用の強いものが多く含まれれています。
ビタミンEには様々な種類があるのですが、こめ油に含まれているのは『スーパービタミンE』!
一般的な食用油に含まれるビタミンEに比べて抗酸化作用は約40~60倍強いと言われています。
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こめ油の効果的な使い方
こめ油の1日の摂取量はどれぐらいがいいのか
今はまだどれぐらいの量を摂ることが1番いいのかは確立していません。
普段使っている油の量を増やさずに使っている油の一部をこめ油にするのがおすすめ。高カロリーになりすぎないように。
こめ油の効果的な取り方
野菜と一緒に摂ると効果的!
野菜に多く含まれるのがビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCももちろん抗酸化作用がありますかビタミンCとビタミンEを一緒に摂ると吸収率が上がります。
ビタミンCは熱に弱いため、熱を加えると壊れる性質があります。ですから、こめ油で作ったドレッシングをサラダにかけて食べるというのがおすすめ。
さらにビタミンCを超える抗酸化作用を含む野菜をアンチエイジングに効果的な野菜『ブロッコリースプラウト』の力で紹介しています。
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こめ油を使う時の注意点
ガンマ・オリザノールはコレステロールを下げる薬としても使われているのですが、高コレステロール血症の薬を服用している人は決して服用をやめずにこめ油は補助的に使うようにしてください。医師と相談することが大切です。
今回は動脈硬化に効果が期待できるこめ油を紹介しました。こめ油に含まれるガンマ・オリザノールとスーパービタミンEが動脈硬化を防ぐ作用が期待できるということですね。サラダに使うといいのですが、摂り過ぎにならないように注意してくださいね。
さらに動脈硬化の原因のコレステロールは健康な人は悪玉コレステロールを下げればいいだけではありません。大切なのことは他にもあります。それは心筋梗塞予防に大切なのは悪玉コレステロールではない!?に書いてます。
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“動脈硬化の予防にこめ油!スーパービタミンEの抗酸化作用がすごい” への1件のフィードバック