9月に入って1日の寒暖差が大分出てくるようになりましたね。この寒暖差が原因なのか体がなんだかだるいとかないですか。その原因は自律神経にあるかもしれません。
9月13日放送のゲンキの時間で自律神経が特集されていました。
自律神経について教えてくれるのは腸活でお馴染みの順天堂大学の小林弘幸先生です。
自律神経の乱れが秋バテに繋がりますよ。
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自律神経を乱す原因はなに
秋に体の不調が出てくるのは自律神経が一つの原因になることがあります。秋に何故自律神経が乱れるのかその原因はここにあります。
簡単に自律神経とは
自律神経は心臓を動かしたり、消化をしたり、汗をかいたり、自分ではコントロールでき無い自動的にはたらう温度のことです。
その自立神経をコントロールするのが交感神経と副交感神経です。
交感神経は車でいうアクセルの活動。交感神経が優位になると、心拍を加速させたり・血圧を上昇させたりします。
それに対して副交感神経は休息の役割を果たし、車でいうところのブレーキの役割をします。副交感神経が優位になると、心拍数を減らしたり、消化を促したりします。
この2つのコンディションを整えることが大切なのです。
気温差
昨年の秋(2014年9月~11月の平均)の1日の気温差は約7℃もあったのです。着る服も迷ってしまいますよね。この気温差が自律神経を乱す原因になります。
番組内で20℃と27℃の部屋で自律神経がどう変化するのか実験していました。
27℃に入ると副交感神経の割合が増えます。そして逆に20℃の部屋に入ると交感神経が優位になるのです。
寒暖の差で神経の役割が変わっていることがわかります。
夏は放熱のさせることが必要です。そのため血管を拡張させるために副交換神経が優位に働きます。
逆に冬になると保温するために血管を収縮させ交感神経が優位に働きます。
このために気温によって自律神経の働きが変わるのです。
秋は寒暖の差が大きいため交感神経と副交感神経が対応に追われて疲弊してしまうのです。
気圧変動
秋は台風が多く気圧が大きく変わります。昨年の台風18号が上陸した時は約30hpaの気圧差があったのです。
気圧が下がると交感神経が優位に働く傾向が見られるのです。
気圧が下がると人はストレスを感じます。そうすると、交感神経が優位に働くのです。
ストレスが多くかかると交感神経を過剰に働かせ自律神経を乱すことになります。
そして、30代・40代と年齢を重なるごとに副交感神経の働きが弱くなりストレスが溜まりやすくなるので自律神経が乱れやすくなるのです。
楽しいと思っていた休日がストレスに…
自分は楽しいことをやってるつもりだけどストレスになっていることがあります。このような場合は自律神経のトータルパワーが低下すると小林先生は話します。
トータルパワーとは交換神経・副交感神経の総合力で、ストレスなどで低下してしまうのです。
このトータルパワーが減ってくると無気力・疲れがとれない・不眠・肥満・うつ病などの原因になることもあるようです。
休日に朝からでかけてストレス解消しようとする人は多いとは思いますが、朝早くから出かけると…
朝起きた時は体は硬いです。その状態で運転などストレスが溜まることをすると、ストレスがずっと残るのです。
「朝に嫌なことがあると1日だめでしょ。自律神経ってひっぱるんですよ」と小林先生は話します。
ですから楽しいと思ってやっていることが自律神経を乱していることがあるのです。
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自律神経のタイプ
自律神経のタイプはこのようなタイプに分類されます。
- 理想タイプ 交感神経 高い 副交感神経 高い
- ストレスタイプ 交感神経 高い 副交感神経 低い
- のんびりタイプ 交感神経 低い 副交感神経 高い
- ぐったりタイプ 交感神経 低い 副交感神経 低い
この自律神経のタイプは生活習慣などでかわってくるそうです。
自律神経を測定する方法
スマートフォンの無料アプリ自律神経測定の「COCOLOLO」を使って測定します。
スマートフォンアプリを使うとお手持ちのスマホを使ってカメラに指先をかざし血流から読み取ることができるのです。カメラに指をかざすことで血流から計測出来るのです。
興味がある人は使ってみてください。
自律神経のトータルパワーを上げる方法
攻めて寝る
現代人はストレスが多くちゃんと寝てるつもりでも眠れていないことが多いです。
睡眠前には副交感神経が優位にならないといけないのですが、ストレスが多いため交感神経が高いまま睡眠に入っている人が多いのです。
ちゃんと眠れているように思っていても実際はちゃんとした睡眠じゃないのです。
良い睡眠に持っていくための夜の過ごし方は音楽を聞くことです。小林先生はが書いた「聞くだけで自律神経が整うCDブック」という本をすすめていましたが、この本を購入しなくても次の点に注意して音楽を選んでもらえるとOKです。
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- 昔の懐かしい曲(思い入れの強くないもの)
- 同じフレーズを繰り返すもの
- 一定のリズムのもの
そしてその他にも、体を一定にリズムでタッピングでするだけでも自律神経が整うそうですよ。
効果があらわれてくると聞いてる人の呼吸が落ち着いてくるのがわかるはずです。
寝ル前に週刊誌などの情報の多い本を夜読むと交感神経が優位になりストレスになることがあるので注意してくださいね。
半身浴
38℃でお腹までの水位で入ることで副交感神経が優位になりますね。15分ぐらい入るといいそうです。
あまり入り過ぎると腸の活動が悪くなると小林先生が話しているので、長風呂はあまり良くないかもしれません。
休日の過ごし方
休みを1日家でゴロゴロしていると副交感神経が上がりすぎてしまい、月曜体がだるくてどうにもならないなんてことがありますよね。
家でゆっくり過ごすときは散歩の時間をもつと自律神経にはいいそうです。
そして、外出する人は早めに帰ってくる事を心がけた方がいいのです。せっかく良くなっていた自律神経が時間に追われて乱れる可能性があるからです。
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“秋の体のだるさは秋バテ?自律神経が原因だった。” への1件のフィードバック