女性は男からの告白を待っても、なかなか恋愛に発展しません。
昔なら、男から告白が普通だったのかもしれませんが、今は違います。
それは、男性が弱くなったというよりも、男性はそもそも恋愛に積極的になれる人が少ないから。
どうして告白は女性から言うべきなのか?男性からの告白を待っていてはいけないのか?書いていきます。
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恋人がほしければ、男からの告白を待っていてはいけない。
日本では「付き合って下さい!」っていうのは男性から言うのが当たり前っていう、イメージがあります。
だから、基本的に女性は男性からの告白を待っている傾向にあるし、そういう風に持っていこうって思って行動しようと思いますよね。
でも、男性からの告白を待っていてはなかなか恋人ができないのが現実。
なぜ男からの告白を待っていると恋人が出来ないのか?
現在の20代~40代の日本人男性が気になる女性にどうやってアプローチするのかの調査によると、
気になる女性には自分から積極的にアプローチすると答えたのは25.9%の人しかいないんです。
約4人に1人しか自分からアプローチをかけていかなければ、女性は待っていても恋人になる可能性がかなり低いってことになるんです。
男性から告白スべきでしょ!これが当たり前になったのはテレビ番組の影響
婚活パーティーでも、お見合いパーティーでも、基本的に男性から告白するのが当たり前ですよね。
なんで、男性から告白するのが当たり前なのか、それはバブル全盛期にあった1987年のテレビ番組『ねるとん紅鯨団』の影響が大きいといいます。
筆者が10歳ぐらいの時にやっていたテレビ番組でしたけど、いまでも鮮明に覚えていますね。とんねるずが司会をして、男女が集団でお見合いをするっていう番組。
ねるとん紅鯨団は、男女がお見合いをした後に男性から女性に告白するというシステムで、男側から女性にアプローチするシステムを目で見てわかる形で全国に突きつけて番組なんです。
未だにテレビでのお見合い番組でも、男性から告白するのが多いですもんね~。
バブル全盛期は恋愛至上主義。男は女性と付き合うために必死だった。
バブル全盛期の男性はとにかく女性からモテるためにどうしたらいいのかっていうのを考えることがトレンド。
男のためのデートマニュアル本などが出版され、攻めた恋愛マニュアルで有名なホットドックという雑誌も発刊されていました。
- デートコースは最低2種類を用意しておく
- 女性から腕を組みやすい角度で歩く
などなど、その当時、女性のモテるために男性は何をしたらいいのかということが徹底的に書かれていました。
恋愛至上主義時代の恋愛ドラマとか恋愛映画をみると、男性がデートマニュアルを必死に見て、女性をゲットしようとしているシーンがよくみられました。
男性がこれだけ必死だと女性は待っていても恋人ができる可能性が高いってことになるんですけどね。
男性はそもそも女性に告白するのが苦手?
恋愛至上主義の当時でも、女性と付き合うために男性は必死に恋愛マニュアルを読んで、付き合おうとしていたわけです。
恋愛をするためにマニュアルが売れるってことは、そもそも男性が女性に告白するのは、苦手だっていうことがわかります。
それなのに今では、草食系男子って言われたり、恋愛マニュアルもなかったりして、男性はより女性に対して積極的にアプローチしにくい環境になっているのかもしれませんね。
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日本人女性のどれ位の人が男性から告白してほしいって思っている?
内閣府の調べて、男性からの告白があれば交際を考えるっていう調査がされていたんですが、その結果が
- イギリス 14.7%
- フランス 16.5%
- 日本 45%
日本はダントツに待ちの女性の数が多くて半数をシメています。
この数字だけで単純に考えることはできませんが、積極的に女性にアプローチする男性は約26%。コレに対して男性を待っている女性の数が45%。
これでは、なかなか恋人ができないことがわかります。
男性も女性も待っている結果、20代男性の恋愛事情はこんな感じに
20代の未婚男性の交際経験はこんなことになっちゃってます。
- 恋人がいない(異性と付き合ったことがない) 41.9%
- 恋人がいない(異性と付き合ったことがある)35.2%
- 恋人がいる22.9%
半分近くの人が女性と付き合ったことがないって回答しているんですね~。こんな感じなのに約9割の人は結婚したいって回答しているんです。なんか矛盾してますね。
男性も女性も結婚するためには恋愛に積極的になる必要があるということなんですね。
結婚を意識するなら恋愛にこだわる必要はなし!お見合い結婚の方が幸せになれる?
日本は男性の4人に1人が未婚、女性の6人に1人が未婚っていう状態です。それは、日本人は恋愛結婚にこだわりすぎているのも未婚の人が多い理由。
1935年には見合い結婚が69%・恋愛結婚に13.4%とお見合い結婚が多かったのに、2015年では恋愛結婚が87.9%・見合い結婚5.3%とほとんどの人が恋愛結婚をしています。
また、1940年代には一生結婚しなかったっていう人が1.5%だったのに対して、2015年は20.1%と増えています。
時代背景なども違うし、絶対的に関係があるとは言えませんが、お見合い結婚が減った分だけ未婚率が増えているってことなんです。
そして、恋愛結婚は離婚率が高いのに対して、お見合い結婚の人は離婚率が低いという結果も出ています。
恋愛は自由な中からはじまって、結婚っていうものに縛られるから、苦しくなっちゃうんですよね。その点お見合い結婚は縛られた中で結婚してから、自由に移るので、お見合い結婚の方が、縛られた感が少ないのかもしれません。
筆者も恋愛結婚をしていますが、残念ながら6年で別居。なんのために結婚したっけな~って思うこともあるので、恋愛結婚=幸せなんて全く思いませんけどね。
お見合いパーティで知り合って結婚している友達の方がすごく幸せそう。
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恋愛をするのなら、振られてもいいから積極的にアプローチしてみること。恋愛なんて人対人なのでマニュアルもなければ答えもなし。
自分が好きだって想いをどれだけ真剣に伝えることができるのかってことです。相手がどうするかキメるのはあなたのせいではないし、それは関係のないこと。
自分の想いを相手に伝えることができた時、人を好きでいることができる喜びを感じることができます。
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