毎日夜に眠るときに熟睡ができなくて、凄く悩んでいました。
熟睡できないと大変で翌日の仕事には集中できないし、睡眠不足で疲れやすいし、頭が痛くなったりするし、いいことがマジでないんですよね。
本当に悩んでいました。
よく眠るためには、眠る少し前にお風呂に入ったりして体をリラックスして副交感神経モードにすることが大事だといいますね。
でも、寝る前にスマホを触ったり、寝る前まで仕事をしないといけないので、気持ちが落ち着いた状態ではなかなか眠ることができません。
眠れない→昼間の仕事に集中できないの悪循環を断ち切るために、アロマを使ってみたんですが、途中で目が覚めるということがなくしっかりと眠れるようになりました。
アロマで熟睡ができた理由と、アロマの作用についてまとめていきます。
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熟睡するために使ったアロマオイル(精油)は何を使った?
アロマオイルというのは、精油とかエッセンシャルオイルといった呼ばれ方をします。
※精油(エッセンシャルオイル)のことをここではアロマオイルと表記させてもらいます。
アロマオイルは全部で200種類以上あると言われていますし、何を使ったらいいのか迷います。
香りが好きなアロマオイルの匂いがすると気持ちが落ち着くので、それでいいと思いますが、アロマオイルにはそれぞれ作用があります。
作用に合わせたアロマオイルを使用することで、より眠りやすく感じることができます。
どのようなアロマオイルが睡眠に役に立つ?
睡眠に役に立つアロマオイルは色々とありますが、それぞれの作用に分けて紹介していきます。
眠りにつきにくい人におすすめのアロマオイル
布団に入ってもなかなか眠ることができない…。という人におすすめのアロマオイルは
『ラヴィンツァラ(ラベンサラ)』です。
ラヴィンツァラはクスノキ科の高木で葉っぱから抽出したアロマオイルです。
1,8シネオールという成分が多く含まれスーッとした香りの印象があります。
余計に目が覚めそうな感じがしますが、テルピネン-4-オールという成分も含まれていてこの成分が眠りを誘うのに役立ってくれます。
なんか気分が高ぶって眠ることができない人におすすめのアロマオイル
良い眠りを得るためには副交感神経がよく働いている状態の方が理想的です。
眠る前に色々と考えて気分が高ぶったり、なんだか気分が高揚して追いつかないときにおすすめのアロマオイルが
『マンダリン』です。
マンダリンは小ぶりの柑橘で、温州みかんがマンダリンと同じ仲間といえば想像がつくでしょうか。マンダリンのアロマオイルは果皮から抽出されます。
マンダリンに含まれるアントラニル酸ジメチルには交感神経を鎮める作用があり、なんだか高揚した気分が落ち着かないときにおすすめの香りです。
同じく、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかないなって言うときに使うといいアロマオイルと合わせて使うと、更にいいです。
そんなアロマオイルが『ラベンダー』『クラリセージ』です。
ラベンダーはおなじみの香りなので、アロマオイルといえばラベンダーはという感じがします。
クラリセージは高さが1mほどに育ち、薄紫からピンクの花をつけます。
ラベンダーやクラリセージに含まれるエステル類は神経のバランスを整える作用があります。どちらの香りでもOKなので、好きな香りを使うといいですよ。
なんか不安で眠ることができない時に使うといいアロマオイル
色々なことを考えすぎて不安になったときに使うといいアロマオイルは『ラベンダー』です。
ラベンダーに含まれるリナロールには抗不安作用があり、落ち着いて眠ることに役立ってくれます。
実際に使用して熟睡ができるようになったアロマオイルはコレをつかった
アロマの香りは人によって感じ方が違うので、好きな香りは変わってきます。
アロマオイルの作用にプラスして、好きなアロマオイルを選ぶのがおすすめです。
で、僕が実際に使って熟睡ができるようになったアロマオイルはこの2つを使いました。
- マンダリン
- ラベンダー
僕はラベンダーの匂いがきつくなると逆に眠りにくくなるので、マンダリンを2滴ラベンダーを1滴のような割合で使いました。
アロマオイルを使う方法は色々とありますが、僕の場合はキャリアオイルと呼ばれるものを使ってアロマオイルを希釈して、手や足に塗って香りを楽しみました。
使ったキャリアオイルはホホバ油なんですが、ホホバ油にマンダリンとラベンダーを垂らして手と足をセルフトリートメントをすると、すごく気持ちよくなって、リラックスモードに切り替わりやすくなります。
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アロマを使う時に気をつけること。偽物のアロマオイルを使わない
アロマオイルは植物から採った芳香成分の集合体です。アロマの作用を利用するには100%天然成分で有ることが大事です。
100円ショップなどで販売されているフレグランスオイルにはアロマオイルと表示されていますが天然のアロマオイルではありません。
先日100円ショップでアロマオイルを見ましたが、水やエタノールが混ぜてありました。
このようなアロマオイルを使用はおすすめできません。
特にキャリアオイルでアロマオイルを薄めて体に塗りたいなんて思うときは絶対に100円ショップのアロマオイルを使ってはいけません。
100%天然成分のアロマオイルを使う必要があります。
天然成分のもの選ぶには、アロマテラピーの境界の一つアロマ環境協会が認めているアロマオイルを使うのが一つの方法です。
アロマ環境協会が認めているアロマオイルには
- ブランド名
- 品名
- 学名
- 抽出部分(部位)
- 抽出方法
- 生産国(生産地)または原産国(原産地)
- 内容量
- 発売元または輸入元
が必ず記載されています。まずはこれらのアロマオイルを選ぶようにします。
アロマトリートメントで体につけるアロマオイルは有機栽培のものを選ぶようにする
アロマ環境協会の認定を受けたアロマオイルの中でも、有機栽培のものとそうでないものがあります。
アロマの生産国は外国のものが多く、その国の有機栽培の基準で有機栽培の認定を受けているものを購入すると安心です。
例えば、パナセア・ファルマという会社のアロマオイルはアロマオイルの成分を分析した成分分析表に残留農薬がないかの検査も行っています。
すごく高いですけどね…。例えば、パナセア・ファルマの真正ラベンダーのアロマオイルだとこんな値段です。
有機栽培にこだわってより安全なものを使うにはおすすめですが、これだけ高価だと日常的にアロマオイルを使うのがなかなか難しいです。
毎日でも使うことができるのは、ナチュラスサイコスというお店が販売しているオーストラリア政府系とアメリカ農務省の有機認定を受けているものを使うのもおすすめです。
僕は、ナチュラスサイコスで販売されているCOSMOS認証を受けているアロマオイルを利用しています。
熟睡するためにしたことはアロマオイルでセルフトリートメントをした
アロマオイルを使って香りを楽しむ方法は色々とありますが、簡単なのはティッシュに1滴アロマオイルを垂らして枕元において置くだけでもOKです。
枕元にアロマオイルを染み込ませたティッシュを置くだけでもしっかりと香りを楽しむことができます。
また、ディフューザーと呼ばれるアロマの香りを拡散させる道具をつかってアロマの香りを楽しむのもおすすめです。
セルフトリートメントという方法もおすすめ
色々なアロマを楽しむ方法がありますが、僕は熟睡するために、アロマオイルでセルフトリートメントをしました。
セルフトリートメントは自分で自分の体をマッサージする感じで、キャリアオイルで希釈したアロマオイルを体に塗り込んでいきます。
香りをかぐだけでも、鼻からアロマに含まれる成分が脳に伝わったり、気道の粘膜から血管に取り込まれることでリラックスできる効果があります。
セルフトリートメントをすることで、アロマの成分は皮膚からも吸収されるだけじゃなく、自分の体に触れることでよりリラックスできます。
体から良い香りがするので、眠るときも心地がいいです。
セルフトリートメントをする時は必ずアロマオイルは希釈する
セルフトリートメントをする時には、アロマオイルを直接塗ってはいけません。
アロマオイルは天然成分で体にいい作用が期待できるんですが、そのまま使うと刺激が強すぎて皮膚炎を起こしたり、アレルギー反応を起こす場合もあります。
アロマオイルを使用するときはアロマオイルを希釈して使います。
トリートメントをするためにアロマオイルを希釈するときにはキャリアオイルを使います。
アロマオイルを希釈するためのキャリオイルとは
キャリアオイルはアロマの成分を体内に運ぶためのオイル。キャリアオイルは植物油で次のようなものがあります。
- アボカド油
- オリーブオイル(エクストラバージン)
- スイートアーモンド油
- ホホバ油
- ヘーゼルナッツ油
などなど色々な種類があります。
ホホバ油は長い期間品質保持ができ、キャリアオイルの中ではサラッとした感じです。敏感肌や乾燥肌などに使いやすい、キャリアオイルなのでなので、気に入って使っています。
他にもスイートアーモンドオイルはホホバ油のようにサラッとしていませんが、価格も比較的安く手に入れやすいです。
ホホバオイル・スイートアーモンドオイルなどがおすすめです。
キャリアオイルにもアレルギー反応が出る場合がるのでパッチテストをすることをおすすめします。
アロマオイルはどれぐらい希釈したらいい?
アロマオイルの希釈の基準は、日本では協会によって差があります。
アロマテラピーの教科書を参考にすると、一般的な大人の場合、部分へのアロママッサージの場合は2~2.5%の濃度で使うように書いてあります。
アロマの濃度は1%未満から初めて2.5%以内に収まるようにしておけば安心です。顔に使う場合は1%未満にしておきます。
この濃度は健康な大人の場合です。
高齢者・子ども・妊婦などには当てはまらないので、注意してください。
アロマオイルの希釈の計算の仕方は?
アロマオイルの便にはドロッパーがついていて、一滴ずつアロマオイルを垂らせるようになっています。
1滴垂らすとだいたい0.03~0.05mlです。0.05mlで計算すると
キャリアオイルを10ml用意して1%の濃度にする場合は、アロマオイルは2滴までにします。
アロマを使えば薬に頼らずに眠れるとか、そのような極端なものではありません。
でも、自分がリラックスできる香りを嗅いで布団に入ると、不思議と夜中に目が覚めるということが減ったので、アロマは手放せな存在になりました。
よかったらアロマを試してくださいね。
※アロマオイルを使うと、アレルギー反応がでる場合もあります。できたらパッチテストをすることがおすすめです。また、原液で使うのは絶対にやめておいたほうがいいです。
アロマトリートメントをする前に、最初に香りだけを楽しむことをおすすめします。
体につけなくても、ティッシュに垂らしたり、ディフューザーを使っても香りを楽しむことができます。
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