8月18日の今でしょ講座。重大な病気のサインを見逃すなです。病気をしてもすぐに発見することができれば助かることも多いです。
しかし、体のサインを見逃すと手遅れに…なんてことも。
病気の怖いところは命を奪うだけではなく、病気になった人とその周辺の人の生活を奪います。防げる病気は、なるべく防ぐ方がイイに決まってます。
そこで重大な病気のサインをまとめてみました。
脳腫瘍のサインを見逃すな
脳腫瘍は頭蓋骨の中にできる腫瘍のことです。できる場所によって様々な症状を引き起こします。そんな脳腫瘍で見逃しては行けない症状はコレです。
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朝頭痛で目が覚める
気を付けないといけないサインは、朝だけ頭がいたい場合です。
人は寝ると呼吸回数が減少します。そのせいで体内の二酸化炭素が増えて酸素が減っている状態になります。
二酸化炭素は血管を広げる作用があり、寝ている間に体内の二酸化炭素の量が増えていると血管が広がります。
当然、脳の血管が広がります。脳はかたい頭蓋骨で囲まれているので、血管が広がった際には脳内には広がるスペースがあまりありません。
脳腫瘍がある場合、血管が広がり脳が膨張し神経を圧迫し頭痛がおこっていることがあるのです。そして、起きてしばらくすると呼吸により二酸化炭素の排出が進むので、血中の二酸化炭素の量は減ります。
コレによって血管は元の状態にもどり、圧迫されていた脳も開放されるので頭痛がよくなります。
注意しなければならないのは起きた時頭が痛くて、時間が経つと頭痛が亡くなる場合です。
しかし、朝の頭痛は睡眠時無呼吸症候群でも起こる可能性がありますので知っておいてください。
よく物を落とすようになった
物を落とすというのは脳の病気だけではなく、筋疲労でも起こるので、よく使ったなと思うことがあればは様子を見ればいいです。
しかし、脳内に腫瘍ができている場合は、脳の中にある運動の指令を司る神経の塊(運動やと呼ばれる場所です)が圧迫されると、脳からの指令が麻痺してしまい、力を入れようと思っても麻痺ししまい、力が入らないのです。
そんな症状が徐々に徐々におこると患者さんはあまりそれを気にしないことがあります。
老化や手の使いすぎだと勘違いしてしまうのです。このような体のサインを見逃さないようにしましょう。
脳腫瘍の場合は出来る場所によって様々な症状がでます。いつもと違うがあれば受信するがポイントですね。
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心筋梗塞のサインを見逃すな
心筋梗塞とは、心臓に酸素や影響を送る血管である冠静脈が詰まってしまい、心臓が酸欠になり、心臓が働くことができずに死に至るという病気ですね。
心筋梗塞で気を付けないと行けないサインはコレです。
何も詰まっていないのに何か喉に詰まったような感じがある
喉と心臓の直接的な関係なないのですが、人間の神経の性能のせいで心臓の痛みを喉の痛みに感じてしまうことがあるのです。
内臓の神経は鈍感で痛みを感じにくいという性質があります。それに対して皮膚の神経は敏感で痛みを感じやすいので、心臓のわずかな痛みを周囲の敏感な神経が感知し、心臓に異変がおきているのに心臓以外の部分で痛みを感じてしまうのです。
タイトルの例では喉と表現していますが、喉以外にも上半身ならどこにでも痛みを感じる可能性があります。
実際に心臓が悪いのに左肩の痛みがとれないなどという患者さんもいます。
ですから、心筋梗塞の可能性を疑う場合は上半身にいつもと違う痛みを感じた場合は注意してください。
心不全はこう防げ
心不全は約25万人がいると言われています。
心不全とは心臓の働きが悪くなって血液を送り出すポンプ機能が低下することです。そして血液が全身に送られなくなることで、色々な臓器の活動がおかしくなってしまいます。
心不全は基本的には元の状態にはもどりません。ですから早期に発見することが重要になるのです。
夜中に2回以上トイレにいく
本当に健康な人は夜間尿はゼロなのです。1回までは様子を見るそうですが、2回以上は睡眠に悪影響をおよぼします。
その理由は、心不全の場合、心臓から十分に血液を送ることができなくなります。
そのため、腎臓に流れる血液が減ることになり、作られる尿の量も減ります。(尿は腎臓でつくられています)そして日中立ち仕事をしている人は特に足のほうに血液がたまります。
そのため、脚のむくみが強く出るのですね。
そして足に溜まった血液は、夜寝た時に全身の圧力が同じに近くなるため、足からの血液が心臓に返りやすくなり、その血液が、腎臓に送られ、尿が出やすくなるのです。
ですから、昼間の尿量が減っている場合にも注意が必要なのです。
歩くだけで息切れがする
いつも登れていた階段が途中で休憩しないと登れなくなった時は注意が必要です。一度だけならまだしも、毎日であれば、病院に行ったほうがいいかもしれません。
また、平地を歩いているだけで息切れする場合は重症の可能性があるので医療機関を受診したほうがいいでしょう。
ただし、元の体力と年齢を考慮する必要はあります。
心筋梗塞などの心臓病は脳卒中などと共に、危ない血管の病気になります。日頃から血圧が高い、油こい食事をしている、成人病にかかっているなどの場合はより注意が必要になります。
どのような状態でもいつもと違う自分と体に気がつくことが大切です。健康なときから自分の体の状態に目を向けるようにしておいてくださいね。
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