それダメで特集されていた防犯対策。夏に比べると空き巣の数が増えてくるこの季節。正しい防犯対策をしっておきたいですよね。
空き巣の侵入経路として最も多い場所は窓なのです。空き巣の窓からの侵入は住宅侵入窃盗の63.6%も占めているのです。
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ですから、窓に対しての防犯対策がかなり重要になります。しかし次のような間違った防犯対策はしていませんか?
間違った防犯対策は空き巣の侵入を許してしまうことになりますよ…。
防犯ジャーナリストの梅本正行さんが教えてくれる正しい防犯対策をまとめてみました。
窓に格子がついていても空き巣には侵入される
一般的には窓からの侵入を防ぐためには格子をつけますよね。格子をしっかりとつけることで、空き巣の侵入を防げると思いがちではないですか。
「格子もついてるし大丈夫」と思って窓を開けっ放しにしている…。
そんな状態でいると空き巣に入られてしまう可能性がかなり高いのです。
梅本さんによると、窓についている格子は非常に簡単に外れるそうです。お風呂の窓に格子をつけていると換気のために開けっ放しにしていることは多いですよね。格子破りが得意な空き巣にとっては最高の侵入口になってしまうのです。
対策はどうする
格子を窓の内側につけること何だそうです。内側に格子をつけると外側にあるよりもかなり外しづらいですよね。そして外そうとしても、室内に大きな音が響くために空き巣は嫌がる格子になるのです。
えっけどもう外側についちゃってるよ…っていう人はどうしたらいいのか…。
もちろん対策はあります。
格子についているネジ山を潰すか接着剤で固めるという方法です。ネジ山が潰れている事で格子を外すのに時間がかかり空き巣が嫌がる効果があるのです。
ただ何か格子をはずさないといけないことがあった場合は、外すのに苦労するかもしれませんね。
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窓の下の室外機に注意する。
エアコンの室外機はどこに設置していますか。室外機が窓の下にあるということはないですか。
高い位置にある窓の下に室外機を置いていたら、空き巣に入ってくださいと言ってるのと同じですよ。
室外機が踏み台になり、窓からの侵入を助けてしまうからです。
ですから室外機は窓の下には置いてはいけません。もし窓の下に室外機を置いている人がいたら室外機の位置をすぐにでも変更すべきです。
少しでも空き巣が入りやすい環境を作らないことが大切です。
マンションの高層階でも窓から侵入される
マンションの高層階に住んでいるとここまでは泥棒も来ないだろうと、少し暑い日に窓を開けっ放しで寝たりしていませんか。
これまでは、空き巣に狙われやすいとされるのが一軒家やマンションの低層階でした。しかし今は違います。
最近の空き巣は夜の時間帯しかもマンションの高層階も狙っているのです。(これを高所侵入とよぶそうです)
空き巣は高層階だからといって安心して窓をあけているそんな家を狙っているのです。
高所侵入の手口とは
実はマンションの窓は下から見るだけで開いているか開いていないか一目瞭然にわかるのです。
窓が開いている部屋がわかれば、オートロックのマンションであっても住人のふりをして居住者の出入りに合わせて侵入するのです。
エレベーターを利用して高層階で降りると非常階段へ移動します。そして乗り移りやすいベランダを伝い、留守で窓の開いている部屋へ侵入するのです。
そしてこれだけでは終わりません。 最初に侵入した部屋で犯行が終わるとベランダから隣の部屋に侵入していくのです。
マンションの高層階の住んでいても安心することはできません。高層階に住んでいても防犯対策はしっかりとしましょう。
空き巣は窓から侵入してくる可能性がかなり高いことがわかりました。ですから、窓の対策はしっかりとしておくことが大切になります。
侵入しにくい窓・内側の格子・高層階に住んでいても窓を閉めるということが大切ですね。
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“窓からの空き巣の侵入を防ぐための正しい方法とは” への2件のフィードバック