下半身太りの原因の一つに、足の指がちゃんと地面につけて歩けていない、浮き足(浮き指)があります。
指が地面についていない状態で歩いたり、立ったりしていると、足をちゃんと使うことができないので、足全体に余計な力がかかってしまいます。
余計な力がかかってしまうことで、下半身に無駄な力が入り、太い足になる原因の1つになってしまうんです。
また、下半身太りの原因の1つだけではなく、腰痛・頭痛・肩こりなど全身の症状の原因になってしまう可能性があります。
下半身太りの原因になる浮き足(浮き指)の原因と浮き足の解消法についてまとめました。
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浮き足(浮き指)の原因とその理由
浮き指は現代病で、生活習慣が原因になります。
人が立っている時は踵(かかと)・親指につけ根(母趾球)・足指で体重を支えていますが、浮き指になっていると足の指で体重を支えることができません。
立っているときも、歩いている時も足の指先がしっかりと使うことができないので、下半身全体に余計な力を無意識で入れてしまいます。
また、浮き指になり、足に正しく体重が乗らなくなってしまうことで、足の歪みが体に伝わり、全身の不調につながる可能性があります。
歩く時、立っている時に足は地面と唯一のコンタクトポイントになり、足のバランスの悪さは体全体に悪影響を及ぼすんです。
なぜ浮き指になってしまうのか
浮き指の原因は先の細い靴を履くことにより足の指を使うことが少なくなっている事が原因です。また、足の指に関係する筋肉がしっかりと働けなることでも浮き指の原因になります。
ヒールを履いていない男性でも、浮き指になっている事が多く、男性でも70%女性では80%が浮き指なのです。
自分の足が浮き指の見分け方は
簡単に浮き指の見分け方は、足の指をグーにしてみてください。
足の指を曲げた時に親指から人差し指の根元にアーチができているか、できていないかで判断します。アーチができなければ浮き指になります。
また、手で足の指を足の甲側に曲げた時に、90°以上反り返ってしまえば、浮き足の可能性があります。
浮き指の対策は
浮き指の原因となるのは足の筋肉が弱くなっている事が原因になっている事が多いです。なので、次の運動を継続してもらうと改善が期待できます。
- 足指を開いたり閉じたりする(足の指をグーパーする)
- 足指でタオルを掴んで持ち上げる
外反母趾や偏平足も足の筋肉を鍛えることである程度は改善できます。
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家庭で出来る足の歪みチェック
後ろを向いてかかとの大きさを見る
左右の踵の大きさをみてみてください。自分で見るのは難しいと思うので家族や友達にみてもらってくださいね。
左右の踵の大きさが違っていれば大きい方に重心が傾いています。
まっすぐ立ち脚の角度のバランスを見る
脚の踵から膝にかけての部分(下腿)の角度をみます。左右の脚の角度が違うと骨盤が傾いている可能性があります。
椅子に座って膝の高さを見る
椅子に座って左右の膝の高さをみます。左右の高さが違うと骨盤に歪みが出ている可能性があります。
これは一つ当てはまるだけでも体に歪みがあるといえます。
足の歪みを簡単に改善できるエクササイズ
- 脚を閉じた状態で膝の外側から手で押し、脚を開くように力を入れます
- 膝を拳2つ分開け、膝の外側から手で押し、脚を開くように力を入れます
- 膝を拳4つ分開け、膝の外側から手で押し脚を開くように力を入れます
- 膝の間に肘を入れ脚を閉じるように力を入れます
- 膝の間に拳を2つ入れ脚を閉じるように力を入れます
- 脚を閉じた状態で、脚を閉じるように力を入れます
*1~6までを5秒間を2セットずつ行います。
*それぞれの運動は左右の踵は必ずつけておいてください。
この運動をすることで脚の筋肉の位置が整い、体のバランスも整うのです。
足の筋肉をしっかりと整えて行くことで体全体の歪みの改善にもつながります。体の歪みは肩こり・頭痛・内臓の不調などに繋がることは有名で、地面とコンタクトする足がゆがんでしまっていては、全身に歪みが出ることはすぐにわかります。
足の筋肉を整えてあげることで体の不調の改善にもつながります。
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“下半身太りの原因は足。浮き足(浮き指)を解消する方法” への1件のフィードバック