ダイエットと体臭予防に効果的な医学的入浴法とは

11／10放送の今でしょ講座の講義は名医がしている医学的なお風呂の入り方です。その中から、ダイエットに効果的な入浴方法と体臭予防に効果的な入浴方法を紹介します。

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ダイエットに効果的な入浴方法

教えてくれるのはダイエットに詳しい池谷敏郎先生です。ダイエットに効果的な入浴方法のキーとなるのが、血液中の糖と脂肪です。

食事を摂ると血液中に糖や脂肪が増えます。

それをそのままにしておくと中性脂肪として蓄積されます。そこで、中性脂肪になる前に入浴することで、糖や脂肪をエネルギーとして少しでも燃やしてしまおう！ということがねらいなのです。

そして、このことを実現するためには3つのポイントを押えた入浴方法が大切になってきます。

夕食後は食事で摂った糖や脂肪が血液中に停滞します。そして、そのまま寝てしまうと中性脂肪として蓄積されるため、運動のエネルギーとして使ってしまおうというものです。

糖が中性脂肪として蓄えられる前に入浴することでエネルギーを消費し、血液中の糖を少なくするのがねらいなのです

池谷先生は湯船の中では自転車漕ぎ運動をすすめています。人間は下半身に60~70％の筋肉が集まっています。足を動かすことでエネルギーを消費することができるわけです。

湯船の中で足を動かすと適度な水圧がかかり、下半身の筋肉の効率的な運動になります。水圧がかかった状態での運動はカロリー消費が大きいので1分間でも十分効果が期待できるのです。

欠点は広い風呂じゃないとできないことです。

体内に入った氷水をいったん体温近くまで温めるために多くのエネルギーを使うのだそうです。水温が低ければ低いほど体温近くまで温めるのにより多くのエネルギーを消費します。

これにより血液中の糖や脂肪もより多く消費されるということなのです。

肌のアンチエンジング医療が専門の馬渕知子先生です。

1番キツイ臭い（体臭）とされているのが寝ている間にでた皮脂と汗が混じって出る体臭です。

夜寝ている間に体内から皮脂という脂が分泌されます。この皮脂が日中にかいた汗と混ざると悪臭がしてしまうのです。これが体臭の原因となります。

この体臭をなくす入浴方法には2つのポイントがあります。

ぬるい温度のお湯では皮脂が落ちにくいため、熱いお湯でのシャワーを浴びることが皮脂をとるのに役立つことになります。

朝シャワーを浴びて皮脂を落とすことで、日中にかく汗と皮脂が混ざり合うのを防ぐのが目的です。

臭いの元である皮脂は首の後ろから多く出ているので、首の後ろをしっかりと洗うのがポイントです。

このポイントを押さえて朝にシャワーを浴びることが体臭予防に役立つのです。

入浴しながらダイエットになれば言うことはありまえん。ダイエット中の方は是非やっておきたい入浴法です。【今でしょ講座】名医がしている美肌と睡眠に効果的な入浴方法でも紹介した、入浴法も参考にしてもらい、目的に合わせた入浴をすることで、每日の入浴が有意義なものになりますよ！

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