11月29日放送の林先生の初耳学では「肩こりは揉んでも意味が無い」という初耳学が紹介されていました。

肩こりは腰痛とともに日本人の多くの人が抱える悩みの一つの症状です。パソコンやスマホを使う時間が多くなってよりその傾向は強くなっています。

07bfb06d377c575bc8b12bfd77a13794_s

肩こりがひどくなると、頭が重たくなり、頭痛に見舞われることもしばしばありますよね。

そんな肩こりの対処方法はみなさんどうされていますか?

家族や友人、恋人に方を揉んでもらってその痛みを解消しようと思っていた人も多いのでは無いでしょうか?

しかし、最近では肩こりを解消しようと思って肩の筋肉を直接揉んでも、その根本的な肩こりの解決にはあまり意味がないとされています

スポンサードリンク
[ad]

肩こりの原因は筋膜にある

ではなにが原因なのか…

肩こりの原因となるのは『筋膜』と言われています。

筋膜は筋肉の細い線維1本ずつを包んでいるものと、体全身を一枚のうすい膜で包んでいるものがあります。

筋膜は全身につながっているので、その一部でも硬くなってしまうとその影響は全身に及ぶことになってしまいます。一部分でも筋膜が硬くなっていると、筋肉が引っ張られてしまうのです。

ですから、肩こりを解消するためには全身の筋膜を伸ばすことが必要なのです。

スポンサードリンク
[ad]

筋膜リリース体操

筋膜をリリースする体操を教えてくれるのが、首都大学東京の理学療法士、竹井仁先生です。

①右(左)手を頭の後ろの回します。手のひらを前に向けます

②左(右)手を腰の後ろに回します。てのひらは後ろを向けます。

③そして、後ろからみた肩甲骨が反時計回り(時計回り)に回るようにゆっくりとまわしていきます。

④そして鼻を左(右)肩に近づけるように横を向きます

①~④の状態を作ったら、姿勢を30秒~45秒キープします。この時間がきつい人はできる範囲で維持するようにします。

⑤次に右足(左足)を左足(右足)の左前に出して、足を交差させ体を左(右)に倒します。

⑥⑤の姿勢を30秒~45秒キープします。

①~⑥の手順を反対側でも同じようにします。()の中が反対です。

これを1日に3回行います。

この体操を肩こりがひどい方に3日間実践してもらうだけで、超音波エストグラフィを使って筋肉と筋膜の状態を観察した結果、肩こりが改善されているという結果が出たのです。

1ヶ月継続してすると、肩こりが解消され、見た目もすっきりとするのです。

最後に

肩こりの解消法は色々と言われていますが、肩こりの解消方法の一つとして筋膜リリースは有効な手段の一つであるといえます。

硬くなっている筋膜を伸ばすと肩の動きが良くなる、楽になるという経験を私自身も体験したことがあります。

筋膜リリース体操は是非実践してもらいたい体操ですが、痛みの出ない範囲で無理なく実施してくださいね。丁寧に継続することが大切で、無理をしないように注意のしてください。

筋膜の情報は他にもありますよ!

スポンサードリンク
[ad]