2月27日放送のサタデープラスで紹介されていたのが、
高血圧やコレステロール異常だけでなく、美肌効果も期待できるのがトマト寒天です。
トマト寒天をすすめていたのは、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生です。
鎌田先生は、減塩や野菜の摂取、適度な運動を県民に広め、長野県を日本一の長寿県に導いた人の1人です。
寒天のパワーとは
最近の科学的な研究の結果、免疫に中枢は腸にあるということがわかってきました。
腸をいい状態にして置くことが、免疫力を高め、病気の予防につながると考えられれています。
腸をいい状態にしていくことが健康の秘訣になります。
腸の状態を良くするには寒天がいい
腸を良くするためには、発酵食品と食物線維を摂ることが大切になります。
よくいわれるのが、ヨーグルト・納豆などですよね。
他には金スマで小林弘幸が教える腸活。ダイエットに美肌効果も抜群!! でも紹介しています。
そんな食物繊維ですが、寒天は食物繊維の含有量が圧倒的に多いとされています。
寒天(角寒天)は100g中に74.1gの食物繊維が含まれています。
食物繊維が多いといわれるゴボウでも100g中に5.7gしか食物繊維は含まれていないので、
寒天に含まれる食物繊維の量が多いことはわかると思います。
3ヶ月間週5回以上寒天を摂取した人は悪玉コレステロールの数値が
20程度下がっているという結果も出ています。
また、血糖値の減少も見られているので、糖尿病予防にも最適です。
寒天はどうやって作る
寒天は材料の天草を半日かけて煮込んで蒸し上げます。
そこから抽出した煮汁を寝かせて固めたものが生寒天です。この生寒天を細くしたものがところてんなんですね~。
生寒天を外に並べて2週間干したら完成ですなのですが、寒天が作られていた長野県では、冬場極寒になります。
寒天は夜間凍って昼間溶ける事を繰り返し事で、寒天の水分が完全に抜けて乾物になります。
この工程で寒天の食物繊維や栄養素が凝縮されます。
800gあった生寒天がなんと、8gの棒寒天になりますよ!
この殆どが食物繊維なのです。
この棒寒天は粉寒天と比べると、カリウムは約2倍 マグネシウムは2.6倍 カルシウムは5.5倍もふくまれるのです。
トマトのパワーとは
トマトの赤い色素はリコピンです。
鎌田先生によると、黄色や緑の色素のβカロテンより2倍の抗酸化力があると話します。
リコピンは抗酸化力が高く血管の老化を防ぎ動脈硬化の予防に効果が高いです。
さらに最近カゴメがトマトジュースには食事で増やすことの難しい善玉コレステロールを増やす効果がある事を発表しました。
トマトはいいことずくめですね!
そんな寒天のいいところとトマトのちからを凝縮したトマトの寒天の作り方を紹介します。
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トマト寒天の作り方
材料:トマトジュース・トマト・棒寒天(角寒天)
- 棒寒天1本を細かくちぎり水で洗います。
- 20分間水に浸します
- 水300ccを中火にかけながら棒寒天を煮溶かします。
- 寒天が溶けだしたらトマトジュース300ccを入れます。
- 細かく刻んだトマトを混ぜあわせます
- しっかり混ぜたら、型になる容器に移し常温で保存します。
- 固まれば完成です。
棒寒天がないときは、粉寒天を使っても大丈夫ですし、トマトを入れなくても、トマトジュースだけでも作れます。
トマト寒天の効果
トマト寒天はトマトと寒天のいいところをとります。
食物繊維を多く含む寒天を食べることで善玉菌が増えて便秘解消効果
体内の塩分の比重を下げる効果があるので、高血圧の予防
血糖値を下げる効果も期待できるのです。
もちろん便秘が解消して、リコピンの抗酸化作用もあるので、美容・美肌にも最適ですよね。
まとめ
ダイエットや健康の補助の一つとしてトマト寒天を導入するのはありですよね。
トマト寒天を作ると、1周間は冷蔵庫で保存可能なので、食事に少しずつ混ぜていくという使い方もありです。
トマト寒天だけだけたべるのではなく、うまく食事に混ぜていくといいですよね。
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