4月3日放送の林先生の初耳学での林先生の初耳の中から肩こりにも効くという青トレの1部が紹介されていました。
箱根駅伝で2015年・2016年と連覇を果たした青山学院がおこなっているトレーニングの考え方がすごくユニークでした。
青山学院でマラソンを早く走るための方法の1つが、腕立て伏せと腹筋をやめることです。一見肩まわりの筋肉やお腹周りの筋肉が必要に思えるのですが、そうではないのです。
なぜ、腕立て伏せでの、腕周りから胸の筋肉や腹筋は必要がないのでしょうか?
マラソンに腕立て伏せと腹筋が必要でない理由
マラソンなどの長距離走で重要なことは、足の運びと腕のフリになります。
しっかりと腕を振ることで、推進力をつけて、走る速度を上げていくわでですが、腕を振るためには筋肉は必要でしょうか?
考えてみると、肥大した筋肉は必要ないですよね。筋肉が肥大しすぎると、筋肉が邪魔して大きく振ることができなくなりますし、筋肉量が多いと、筋肉量が少ない人に比べて、エネルギー消費も大きくなります。
結果、マラソンでの持久力にはあまり良い影響がでないですよね。
そして、腹筋も腕立て伏せと同じ理由です。一般的に鍛える腹筋というのは腹直筋を鍛えることをいますよね。お腹を割るために鍛えるものが腹直筋ですが、マラソンをするために、腹直筋はそれほど必要ありません。
アウターの筋肉を必要とするスポーツはサッカーやラグビーなど、選手通しの身体の接触が多く、ぶつかり強くならないといけないようなスポーツの場合です。
マラソンは持久力が重要なので腕周りや腹筋などは必要最低限で十分なのです。余分な筋肉をつけることで、エネルギー消費が大きくなって、ムダなエネルギーを使うことができないのです。
青山学院で最初にすることは、腹筋の余計な筋力を落とすことからはじめるのです。青山学院の学生は腹筋は割れていませんでした。
そして、腹筋などの筋肉量が落ちることでタイムも伸びてきたと話します。
最近の健康ブームでマラソンの大会の参加する人もたくさんいると思いますが、タイムを求める人は、余計な筋肉はつけないようにしましょう。
マラソンのための青トレが肩こりにも効く
青山学院では青トレと呼ばれるトレーニング方法で、長距離走のための身体づくりをしているのですが、その中から2つだけ番組で紹介されていました。
肩の柔軟性を高めるための体操
肩の柔軟性を高めるための青トレですが、この青トレをすることで、マラソンの時に腕のふりが良くなるだけではなく、肩こりの改善にも期待できます。
- 両肩にそれぞれ手のひらを当てます。肘が正面に向いている状態です。
- そこから肘を天井に向けてあげます。
- 肘を横に広げます。
- 肘を床に向けてから元の位置に戻します。
ポイントは、肩を回す時に、息を吐きながら3秒間で一周することです。30回程度を目安にしましょう。そして、肩甲骨をしっかりと動かして揚げることも意識しましょう!
青トレの宣伝動画なのですが、初耳学で紹介されていた肩の運動があるので乗せて置きます。3秒~6秒の間ちょうど3秒の運動です。
股関節がスムーズに動く青トレ
次に紹介するのが股関節がスムーズに動く青トレです。最近よくつまずくようになってきたな…という人にもおすすめの運動方法です。
- 足を肩幅に広げて、右足を一歩下げます。
- 足を後ろの下げた方の手を前に出します(走る時のポーズです)
- その位置からモモを地面と平行になるまであげます。手は走る時と同じように振ってください。
- 元の位置に戻します。
これは、右10回、左10回やるとOKです。下の動画の7分ぐらいから、同じような方法が流れます。下の映像では手を腰に当てていますが、青トレでは手をふっていたので、手はふってもらったほうがいいです。
太ももをしっかりと地面と平行な位置まであげることをしっかりと意識してくださいね。そこがポイントです。
まとめ
筋肉はどんな運動でも闇雲につけていけばいいと言うものではありません。運動によって必要な筋肉が変わってくるということです。マラソンで早く走るためには、腹筋や腕立て伏せは鍛えないのが正しいということです。
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