4月16日放送のゲンキの時間の特集はなかなかとれない疲れについてでした。
每日仕事を頑張って、疲れが溜まって休みの日になると何もする気にならない人もいれば、仕事をバリバリしていても、休みも活発に動いて疲れ知らずという人もいます。
本当は仕事が休みの日もバリバリ動きたいんですが、ぐったりして、家から出る気にならないんですよね。天気がいい日は外に出たいって気持ちにはなるんですけどね。体がついていかない。
疲れをなんとかしたいけど、どうしたら疲れってとれるんだろう?なかなか取れない疲れの原因には脳が関係してるかもしれないんです。
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疲れの原因は脳に原因がある?脳疲労が疲れの原因?
疲れの原因について話されていたのは、理化学研究所の医学博士片岡洋祐さんでした。
疲れの原因のおおもとは、ストレスとか生活のストレス。ストレスが溜まりすぎると脳が炎症をおこすことがわかっているんです。
ストレスが溜まると、神経が炎症をおこします。神経に炎症がおこると、神経伝達機能が低下してしまいます。
神経伝達の一例を手を握るってことで例えると、手を握ろうと思った時に脳が手を握れって命令をします。その脳からの命令は神経を通じて、手を握る筋肉に伝わって、手を握ることができます。
このような神経伝達は脳の中で色々な情報がやりとりされているので、神経伝達の機能が低下すると、パフォーマンスが低下したり、自律神経機能に異常がみられたりして、疲労感を感じるようになります。
この状態が続くと、慢性定期な脳疲労の状態になります。
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脳の疲労は自覚できない…。同じ作業を頑張り過ぎる人に注意!
疲れがたまりにくいって感じても実は疲れが溜まっている人もいます。こんな脳のサインが出ても、頑張って1つの作業を休まずに続けている人は注意が必要です。
脳の疲れは筋肉の疲労と比べるとすごくわかりにくいです。筋肉が疲労すると、筋肉が痛くなったり、動かせなくなったりしますが、脳の場合は、自覚できるサインって気が付きにくいんです。
そこで、脳の疲れがわかる3つのサインを紹介します
脳の疲労のサイン1『飽きる』
飽きるというのは脳の疲労の入り口というイメージ。1つの作業に集中し続けると脳の一部が酷使され活性酸素が発生するなどして神経が傷つきます。
そうなる前に、脳が飽きるというサインをだして、同じ作業をやめるように促しているんです。
脳疲労のサイン2『眠くなる』
あくびが出るという時は、脳の働きが鈍くなってきているということ、脳から休みなさい、リフレッシュさせてっていう司令がでています。
脳疲労のサイン3『ミスが増える』
パソコンの打ち間違えが増えたり、思いもよらないところで、作業が進まなくなったりしているときはパフォーマンスが低下している合図。
このような場合は脳疲労を起こしている可能性が…。
脳の疲労を防ぐには、頑張り過ぎないことが大事
脳疲労のサイン飽きを感じた時には、頑張って作業をするよりも、気分転換して、違う脳の領域を使うことも大切な工夫です。
思いっきって、違う作業をすることが効率が上がりますし、脳を休ませることにもつながります。
番組ではデスクワークの方に対して疲労の調査をしていましたが、PCに向かって同じ作業を続けている人は疲労が溜まりやすく、作業の合間に人とコミュニケーションをとったり、立って動いたりすることで、うまく脳の疲労を避けることができていました。
最後まで作業をするぞ!って頑張るよりかは、うまく休憩をとりながら脳を使うことで、作業が捗りますし、脳疲労を押さえることにもつながります。
なぜ疲れていないって感じるのか?脳の疲労感はマスキングされている
同じ作業をし続けていても、体の疲労感を感じない人もいてます。僕はすぐに疲労を感じるタイプなんで、疲れない人すごいなって思うんですけどね。
でも、疲労感を感じなくても実は疲れている人っているんです。なぜそのようなことが起こるかというと、脳がマスキングされているから。
例えば、1つの仕事を無理してでもやり続けて完成させた時、達成感とか喜びを感じます。
この達成感とか喜びが脳の疲労をかき消してしまうんです。
決めたことをやり続ける!最後までやらないと気がすまない!って言う人は、自覚がなくても疲労が溜まっている可能性があるので適度に休むことしてください。
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