えっ!汗には無駄がある?かいても意味がないムダ汗とは。

気温がぐんぐん上がるとちょっと外に出るだけだでも汗が止まらなく出てきます。汗ジミになったりするし、できたら汗は書きたくないんですけど、汗は体を守るためにはすごく大事なんですよね。

汗をかくことで体の表面を濡らし、汗が蒸発するときに体の熱をとってくれるので、体の温度を下げることができるんです。

汗は、暑くなった体を冷やしてくれるためにすごく大切なんですが、かいてもいい汗とかいても効率の悪いムダ汗があるんです。

かいていい汗とムダ汗の違いは何なのかまとめてみました。

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かいていい汗とかいて悪いムダ汗の差は何?見た目に見える汗はあまりいい汗じゃない。

かいていい汗は見た目にあまり見えない

汗をかくのが上手な人は、見た目に汗をかいているかわからないんですが、肌がうっすら湿っている状態の人です。

この状態の人は多くの汗腺が機能しているので、うっすらまんべんなく汗をかくことができ、短期間で汗が蒸発します。

うっすらと書いている汗は蒸発もし易いので体温が下がりやすく、体温調節がうまくいきます。

ゲンキの時間の中の実験では、体温は37℃で抑えられていて、それ以上の上昇は見られませんでした。

悪いムダ汗は汗腺の機能が落ちて、玉のような汗になる

ちょっと運動した時に出てくる大粒の玉のような汗。これって汗腺の機能が低下している可能性があるんです。

機能低下した汗腺から汗を上手に出すことができないから、正常な汗腺がカバーをして多く汗を出すために大粒の汗になるんです。

見た目にもはっきりとわかる粒状の汗はなかなか蒸発することができずに、熱を奪うことができないんです。

番組の実験でも、大粒の汗をかいている人は、いい汗をかいている人に比べて体温が下がってませんでした。

そして、見た目にはムダ汗をかいている人の方が汗をたくさんかいている様に見えるんですが、まんべんなく汗をかいている人に比べると、発汗量が少ないんです。

悪い汗をかいている人は、体内の塩分もより多く失ってしまう可能性が…。

番組の実験では悪い汗をかいている人はいい汗をかいている人に比べて、汗の中に含まれるナトリウムの量が2倍以上大方んです。

通常ナトリウムは汗を運ぶ導管の中で再び体内に吸収されるので外にはあまり排出されません。

しかし、普段から汗をかいていないと体内に再吸収する能力が低下して、ナトリウムが再吸収されずに排出されやすいんです。

結果として汗をかくと疲れやすいとか、強い疲労感に見舞われたりします。

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汗腺を鍛えていい汗をかく!そのための方法とは

いい汗をかくためには汗腺を鍛えて、まんべんなく汗をかくようにできることです。汗腺は生活習慣で機能低下しやすいんですが、汗腺を復活させることもできます。

いい汗をかいている人とかいていない人の差は運動をしているかしていないかなんです。

なので、1週間に3日・20分程度の運動ができると汗腺を鍛えることができます。

運動なんてする暇がない!そんな人でもできる汗腺を鍛える方法は

汗の出る食べ物を食べて発汗を促す!辛い食べものだけじゃない。酸っぱい食べ物も有効

普段、仕事とか家の事が忙しくて運動している時間がない人って多いですよね。

汗腺はどのような形でも発汗することで鍛えることができるので、そんな人は食事で発汗させる方法があります。

辛いものを食べて汗をかくって言うこともありですが、辛いものが苦手な人は酸っぱいもので汗をかくって言う方法もありです。

酸っぱいものが一番発汗反応があった大学の実験

平成10年東京家政大学の実験で女子学生10名を対象に「塩味」「辛味」「苦味」「甘味」「酸味」で発汗反応の強弱を検証したところ

酸味→苦味→辛味→塩味→甘味の順で発汗反応が多かったことがわかったんです。

なので、辛いものがダメな人は、梅干しとかレモンとかすっぱいものを食べて発汗させるのもありですよ!

自宅のお風呂でできる汗腺を鍛える方法

43℃の熱めのお湯に両手両足をうっすら汗をかくまで浸けるだけです。

指には熱いものに触れると拡張する血管が大量にあります。広がった血管内の血液が温まって効率よく全身を温めることができます。

毎日続けると2週間ほどで効果ができます。水分補給をしっかりとして無理のない範囲でやってくださいね。

汗ってかけばいいだけって思ってましたけど、見た目にすぐわかる汗が体温を下げるのには効率が悪い汗ってことです。

暑い夏熱中症にならないためにも、汗腺を鍛えて、夏に負けない体を作りましょう!

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