最近はテレビで長く生きても健康に生きないと意味がない!ってことで、健康寿命を伸ばすための特集がよう放送されています。
健康寿命を伸ばすコツは食事・睡眠なども大事なんですが、『運動』も重要な一つのことなんですね。
テレビを見て、運動するぞ!って思ってもいざやってみるとしんどくて続かないんですよね。
そんな人でも、無理なく運動を続ける方法があるんです!三日坊主、いや一日坊主とおさらばできる運動の方法を紹介します。
必死になって筋トレをしない!必死になるほど続かない
筋肉を鍛えるには、鍛えたい筋肉に集中して、ダンベルとか重りを持って運動する。
こんなの、筋トレマニアとか、自分の体を鍛えることに生きがいを感じてる人じゃないと続きません。
だから、普段筋トレをしなくて、
「あぁ~運動しないとな」とか「筋肉をつけないとな」
って思っている人が一気に運動をしようと思っても続けることがなかなかできないんです。
運動の習慣がない人が運動をしようと脳はかなりのストレスを感じてしまう
運動の習慣がない人が運動をしようと頑張ると、脳にはストレスがかかります。
- 効率よく運動をするためにはどうしたらいいか
- 筋肉をつけるためにはどういうふうに運動したらいいか
などなど考えないといけないので、脳は普段使っていないところを働かせないといけないんです。
脳は基本的には怠け者。
習慣になっていない新しいことをしようとすると、「やりたくない!」って拒否反応を起こしてしまいます。
だからこんなことを思ってしまうんです。
「今日は疲れたし運動は明日にしよう」
「眠たいのに無理した運動しても体に悪い」
言い訳をして運動をしないようにしようとするんです。
特に、年を取って体力が落ちてくると、体力づくりは脳にとってかなりのストレスになるので、脳の「やりたくない!」っていう反応はどんどん強くなってしまうんです。
なので、運動を続けることができる人はかなりの強い意志が必要なんです。
意思が弱くても大丈夫!脳をだまして運動を続ける方法
強い意志を持って、脳のストレスに打ち勝って運動を続ける事ができる人なんてなかなかいません。
そんな人でも運動を続けるための方法は脳をだます事なんです。
脳は新しいことをする時にストレスを感じるんですが、新しいことをしてないよ普段のことだよってだますのも簡単。
テレビ番組内の実験で、ダンベル運動で簡単に脳をだませるっていう実験をしていました。
- ダンベル運動だけを集中して2分間する
- 好きな動画を見ながららダンベル運動を2分間する
この2つで脳のストレスを比べると、好きな動画を見ながらダンベル運動をしている方が脳のストレスは少なかったんです。
好きな動画に注意がそれることで、脳は、ダンベルだけを収集してするよりもストレスを感じにくかったんです。
好きなことをしながらだとか、普段の生活の一つとして運動を取り入れてしまえば、脳はストレスを感じにくく運動を続けることができるようになるんです。
普段の生活の中に上手に体力づくりを紛れ込ませることが大事なんです。
筋肉をだまして効率よくトレーニング!少ない負荷でも効果を高める
筋肉も脳と同じようにだまして、効率よく鍛えることができます。日本筋力トレーニング推進協会代表理事の佐藤健一さんがすすめていたのがこの方法
「スロートレーニング」
スロートレーニングとは素早い動きの筋トレではなくて、一つの動作をゆっくりと繰り返す運動の方法です。
スロートレーニングだとなぜそれほど負荷をかけなくても筋肉をつけることができるの?
体を動かすと脳下垂体から体力づくりに欠かせない成長ホルモンが分泌されます。
普通の筋トレだと筋肉に70%以上の負荷をかけないと成長ホルモンは分泌さらないんですが、スロートレーニングは30%の負荷でも成長ホルモンが分泌されます。
筋肉は力を入れるとその圧力で筋肉にある血管が圧迫され、血管がつぶれて血液の流れが悪い状態になります。
その時にゆっくりとした動作で、長く血液の流れを制限すると、そこに代謝物がたまり、激しく動いたと脳が勘違い。
その結果脳下垂体から成長ホルモンが分泌されて、筋肉が増強されて代謝が促進されます。
テレビを見ながら、お風呂に入りながらできる簡単腹部のインナーマッスル強化!
ながら運動で脳をだましつつスロートレーニングをして低負荷で筋力をつけるのが、運動が続かない人にはおすすめ。
まずはながら運動で習慣化することを目標にします。
テレビを見ながらでも、お風呂に入りながらでもできる、腹部のインナーマッスル強化①
① お腹に両手を当てて、3秒かけて息を吸いお腹を凹ませていきます。
② お腹を凹ませたまま3秒かけて息を吐きます
そのまま次の3秒で息を吸いさらにお腹を凹ませていきます。①~②を5~6セットがおすすめ
腹部のインナーマッスル強化②
腹部のインナーマッスル強化①が終わったら続いてこの運動もやって見ましょう!
お腹に両手を当ててお腹を凹ませたまま
①右から左へ4~5秒かけて体を横へ倒します(側屈)
②続いて逆。左から右へ4~5秒かけて体を横へ倒します(側屈)
デスクワークでもできる股関節周りの筋力アップを図る
普段パソコンなどの作業でイスに座っている時間が長い人におすすめのエクササイズがこれです。
イスに座ったままで…
① 3秒かけてふとももをあげます
② 3秒間太ももを上げた姿勢で止めます
③ 3秒間かけて足をおろして元の姿勢に戻ります
これを左右の足、3セットずつ運動するのがおすすめです。気がついた時にやるって感じでもいいです。
この運動をする時に気をつけておいてほしいのが、猫背になって骨盤が後ろに倒れた状態にならないことです。
かる~く背筋を伸ばして運動するといいですよ。
運動を続けることは、簡単な目標をもって、高い目標を持たないことです。まずは、真剣に筋トレをするよりも、ながら運動をして習慣化させることが大事。
うまく脳をだませれば、運動が長続きすることは間違いなしです!
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