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リハビリ職(PT・OT・ST)の転職。自分の経験から働き方は変えるべきだと思う

 2017/07/13 仕事
この記事は約 10 分で読めます。 5,611 Views

僕は作業療法士をしています。今で、経験13年目でこれまでに2度の転職をしました。

なぜ、10年間で2回も転職をしているかというと、ライフスタイルが変わると働き方も変えないといけなかったからです。

独身の時、結婚してから、夫婦共働きと子育て、生活スタイルが変わっていくのに働き方を変えないなんて無理っていうか、PT・OT・STって色々な働き方ができるから、生活スタイルに合わせて働き方を変えた方が楽です。

2度の転職の経験を踏まえて、リハビリ職(PT・OT・ST)は一生同じ病院で働くべきなのか、転職すべきなのか考えてみます。

OTとして働き始めから転職をしようと思った理由を淡々と語ります。

厳しい実習(僕の時代)を乗り越え、国家試験を合格し、晴れてそれぞれの資格を持って働くことができるようになった!

新人のPT・OT・STなんてまだまだひよっこで何もわかっていないんですが、資格をとってようやく働ける!ってことで不安もありつつ嬉しいですよね。希望に満ち溢れた状態です。

なので、最初はできる限り勉強ができる職場を探そうとしました。

僕は、実際の生活に関わりながら、クライアントの力になりたい!って思ったので、訪問リハに行こうと考えたのですが、なんの経験もなく、1人で利用者さんのリハビリをする度胸はなかったので、先生にすすめられた病院へ流されるように就職しました。

初めての職場に病院を選んだメリットは大きかった。周りの勉強の意欲も高い。

最初の病院で働く時は、経験もないし、実力もないので、給料よりも勉強できるっていうことです。

29歳でOTとして働き始めたんですが、最初は給料なんて気にしなかったですね~。

就職した病院は、病床数199床の病院で、働いている途中から回復期病棟を立ち上げ、デイサービスを立ちあげって感じで規模が大きくなりました。

訪問リハビリも行っていたので、急性期から維持期まで経験できる環境でした。

どの期も見ることができる病院というのは、病気やケガをしてから自宅へ復帰できる一連の流れを見ることができるので、すごく勉強になりました。

もちろんOTの先輩も居ますし、PT・STにリハ医がいるので、わからないことはすぐに聞けるし、勉強の意欲が高いので、スキルアップの為に何をしたらいいのかがすぐに見えてきます。

それに、勉強していないと置いてきぼり感が半端ないです。

それぞれの病期に合わせて必要なことを知ることができるので、転職した際にもその経験はすごく生きてきます。

色々なことがわかるし、頑張って勉強していれば、全く勉強していない10年目のセラピストなんてあっという間に追い越すことができます。

なので、最初はリハビリに力を入れている病院に行くことは後々経験として生きてきますね。

でも、リハビリ専門病院でずっと働くことは無理でした…。

  • 結婚したら給料が安すぎて生活ができない…。
  • 毎日の帰りが遅くて、家で過ごす時間が少ない…。

こんなことを思い始めると、自分の生活が窮屈になるし楽しくない。プライベートが充実していないと、OTの仕事にも力が入りません。

リハビリ専門病院から転職を考えたのは、給料の安さ。ずっとリハビリ専門病院は無理…生活ができない

リハビリ専門病院で(回復期で)バリバリ仕事をすると、患者さんの回復していく過程を見れるし、感謝の言葉をもらえるのでモチベーションもあがりやすいです。

場所によれば最新設備をどんどん導入していますし、学会発表なんかも積極的にすることができます。(いや、しなければならないのかもしれません…)

でも、こんな環境でずっと仕事をするのは正直無理です。

PT・OT・STは使い捨ての時代?安すぎる給料

リハビリ専門病院時代の給料はめちゃくちゃ安かったです。

5年目でも手取り16~18万円ぐらいしかなかったです。これで生活ができますか?嫁と子供を抱えられますか?

無理です!

就職活動中に知った、セラピスト使い捨ての現状

就職活動中たまたま、OT協会のお偉いさんが役員をしている会社の就職説明会を聞きに行ったときに聞いた話です。

とある回復期病棟の重鎮は、セラピスト(PT・OT・ST)は使い捨てでいい!どんどん雇ってどんどん辞めさせればいい!なんてひどい事を言ってるなんてウワサも…。(これは協会の偉いさんから聞いた話です)

セラピストの年収が200万円時代なんてもうきちゃってるのも事実です。(これTVにも出るような超有名病院の重鎮のお言葉らしいです。)

でも考えてみれば、そりゃーそうですよ。

ベテランがリハビリをしようが、新人のペーペーがリハビリをしようが稼げる医療点数は全く同じ。(病院に入ってくるお金は同じ)

それなら、ある程度経験を積んだ、使えるPTとかOTとかSTを数人置いといていてあとはどうでもいいんです。

安い新人使って、使い回すほうが病院の経営としては儲かります。新人でも、2年目になれば、ある程度はこなすことができますからね。必要十分なんですよ。

若い年代を仕切る、役職たちベテランが数名がいれば十分。

だから、リハビリ専門病院に就職しても最初から考えておかないとダメなんです。務めた病院で一生働くのか、途中で辞めて転職をするのかということを。

リハビリ専門病院(回復期)で勤め続けるなら役職に就くべき

一生同じ病院で働くと決めたのなら、ライバルたちよりも色々な面で優位に立って、役職につくべきです。

みんなのお手本になる、管理ができる、PT・OT・ST。

そして上層部から、君に居て欲しいと思われるセラピスト(リハの技術も大事だけど、組織を統制できるセラピスト)を目指すべきです。

競争相手は100名近くいますけどね…。

役職を目指すなら、リハビリセラピストとしての学術的、技術的に優れるだけではなく、上層部とのやり取りや、自分の名前を売るためにはどうしたらいいのかということも考えていかないとダメですよね。

役職につきたいっていう人のコミュニケーションの取り方すごいなぁって関心しますもん。

1人のセラピスト目線ではなく、自分がトップになった時に自分が所属するリハビリテーション科をどうしていきたいのか、病院にどのような利益をもたらすことができるのか。

病院の中のリハビリテーション科としてどうあるべきなのか常に考えていく視点をもってないと勤まらないですね。

でも人をまとめる力があれば、診療報酬の大きな改定があっても、病院から必要と思われる存在になれますよね。

セラピストの管理、売上の管理、患者の管理すべてをこなさないといけないから大変ですけど…。 

役職なんて興味がないなら、勉強したら転職っていうのはいい選択

リハビリ専門病院で色々な患者さんを担当して、先輩から技術を学んでって、真剣にリハビリに取り組んでいれば、次の職場に行って困ることはまずないです。

だから、役職につく気がなかったり、役職につく能力がないなって思えば、転職するのが一つのいい選択です。

転職したら、給料が上る可能性はまだまだありますからね~。

僕は転職して、年収100万円近くあがりましたから!

転職して生活は楽になった!セラピストはライフスタイルに合わせて転職すべき

ライバルたちよりもより頑張って仕事をして、役職について夜遅くまでリハビリと業務をこなす…。

いや~。僕には耐えられないですね。

それなりに収入のがもらえるならいいですけど、そうじゃないところが多いでしょ。

リハビリ専門病院ってカンファレンスがあったり、勉強会があったり、学会発表の準備があったりして、時間に余裕がないです。

場所によるとは思いますが、21時・22時まで働くのが当たり前、時給に換算したらもらえる給料は激安です。

でも、リハビリ職(PT・OT・ST)にはいいところがまだまだあります!未だに職場を変わりたいって思ったときに、転職先があるってことです。

急性期と慢性期の病院へ転職。自由な時間も増えた

結婚して、リハビリ専門病院に働いていた給与ではとてもじゃないけど、生活ができなかったので、転職をするしかありませんでした。

結婚してからは自宅の近所で、生活ができる範囲の年収がもらえることを条件に探しました。手っ取り早く探すのは求人サイトに登録することです。

僕は、リハビリ専門の病院から、高齢者の整形を中心にしたOTの立ち上げができるところに転職をしました。

給料は年収で100万円近くアップしたので、生活的にはOKです。

勤務時間もよく、有給休暇も使いやすい。本当に働きやすい病院でした。

患者さんの層は整形外科の高齢者の方が多かったのでOTとしてどうかかわるか迷うところもありましたが、いい経験をさせてもらうことができました。

自分に使える時間が大幅に増えたので最初は何をしようか迷ったぐらいです(笑)

でも、子供ができてからは、家族と一緒にいる時間がすごくありがたかったですし、夫婦共働きでもお互いに助けあって働くことができたので、私生活がすごく充実しました。 

リハビリ病院で経験を積んだら、自分のライフスタイルを重視!転職したらそれも叶う

家族との時間が大事だと思ったら、残業がないような職場に転職することも正解なんです。勉強なんてやれる時にやればいいんです。

独り身の時はできるだけ色々な知識を吸収する。

そして、結婚して子どもができれば収入重視や時間重視で働けばいいんです。それができるのがセラピストのメリットです。

リハビリ専門病院で色々と考えながら頑張って数年過ごしていれば、新たな職場に行っても通用しますし、通用しなければ、そこで必要な知識を補充すればいいだけ。

だって、人の幸せを作っていく私達リハビリ専門職が、自分を犠牲にして人の幸せを真剣に考えることってできますか?

勉強は一生必要。技術もどんどん磨いていかにとダメ!

それは間違いないですが、自分がハッピーじゃないと人をハッピーにはできないですよね。

だから、家族が大事だなって思ったら自分の時間を使える転職することも大事ですよ~。人生は仕事だけじゃない!自分の人生も大切にしないと!

リハビリの転職する時にはサポートが大事!僕が頼ったのがツテと転職支援サイト

僕は、転職先がOTの立ち上げっていうこともあって、OTを雇う立場になりました。

OTを雇う側になるとわかるんですが、求人をだしても、なかなか人が来ないんです。まだまだ有利な状況で転職できる可能性があるってことです。

でも、リハビリ職のセラピストは、お金のことや自分の能力に関しては謙遜するタイプの人が多い印象をすごく受けます。

転職する時に一番大事なのが、勤務体系と給料だと思うんですが、この辺の交渉が上手じゃない人が多いんですよね。

下手したら相手の言うがままで全く金銭的な交渉はしない。コレではもったいないです。

転職する時には給料をあげるっていう一つの目的がありますから!

なので、転職を決めた時はツテがある人はそこを頼ることをおすすめします。給料なんかの条件も伝えやすいですしね!

ツテがなくて転職する時は、転職のプロに任せるっていう方法があります。転職のプロの任せると交渉もスムーズに行くところがメリット。

就職を希望するセラピストが積極的に話をしなくても、同席する就職のプロが上手に話を導いてくれます。

どんな、条件がいいのか、どんな仕事をしたいのか、どんな事を求めているのか転職のプロがはっきりと提示してくれます。

なので、雇う側もちゃんと情報が引き出せるので、雇いたい人材かそうじゃない人材も判断しやすいんです。

給与面や待遇面など、聞きにくいことまで転職のプロがちゃんと聞いてくれますし。

私達セラピストは技術を持ったプロです。経験と知識を活かして働くのだからそれ相応の報酬をもらうのは当然です!

転職すと、色々な病院や施設の考え方が見れて面白いです。すこしでもいい転職先にめぐり会うためにおすすめの就職支援サイトを紹介しておきますね。

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普段は作業療法士として病院でお仕事をしている、セミシングルファーザー!自分の経験を踏まえながら、役立つ情報をまとめて発信しています。

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