どこの職場でもある人間関係の悩み。
リハビリ部門でも同じように悩みがありますよね。特に理不尽な上司に当たるとすごく最悪。
毎日がしんどいし、下手すりゃリハビリを仕事にしているのも嫌になっちゃいます。
僕は作業療法士として病院で約10年働いていますが、これまでに見た信じられない最悪な上司を実体験でまとめて、嫌な上司に当たった時の対策をまとめました。
[ad]こんなリハビリの上司は最悪!これまでにあった上司がやっていた(やっている)まじで!って思ったこと
僕はこれまで、3つの職場を経験していますが、なぜか上司がひどい…。
下から尊敬されていたり、信頼されている人と一緒に働いたことがないんですよね~。(僕の問題かもしれないけど)
これまでにあったこんな上司ってあり?っていうのをまとめます。
訓練中に他のセラピストの患者さんと会話するのを禁止する
僕の上司はPTなんですけど、PTってリハの訓練中に他のセラピストが連れてくる患者さんと話したらダメだというルールがあるんですかね~。
OTの僕は、他の患者さんと自分の患者さんを混じえてセラピストも加わって会話することは大事なことかなって思ってるんですけどね。
僕1人では引き出せないものを引き出してくれることがありますからね。
だから、色々な人を混じえて会話することを大切に考えてるんですけど、僕の職場は、なんと他の患者さんとの会話は挨拶だけ、それ以外は禁止なんです。
こんなルールがあるところは初めてだったのでびっくりしました。
おかげで訓練中もシーンとしているか、ポツポツと会話が聞こえてくるぐらい。
上司がこんなこと決めるなんて終わっている。
人の悪いところを徹底的に叩きのめすことしかできない
これは、ダメ上司の典型だと思います。よくもまぁそんなところまで見つけて文句言うなって言うところまで言いますね。
幸い僕が上司から文句を言われることはないんですが、嫌われている人はとことんやられています。
上司は、ミーティングなんかでも、リスク管理ができてないとか、根拠を持ってリハビリをしてくださいって言ってるけど、自分がやっていることが最悪。
- 車いすのブレーキもかけずに患者さんのそばを離れる。
- 患者さんをリハ室に連れてきても、車いすに座らせたままで、足をモミモミしてるだけ。
- 患者さんのことで質問しても、まともに返事が返ってこない。自分で調べたほうがマシ。
こんなんで、リスク管理できてるとか根拠を持ってリハビリをしてくださいってどういうことだ!
人のできてないことばかりを見るんじゃなくて、自分のできてないことももっと自覚してほしいです。
そして、人の短所ばかりに注目せず、長所にも目を向けてほしいところです。
リハ室のレベルをあげてほしいと言うけど、できないところを教えようとしない
リハ室のレベルをあげたいから、みんな勉強して下さい!って上司がよく言ってます。
でも、リハ室のレベルを上げるってどういうとなのかよくわからないじゃないですか。
例えば
- リハ室から研究発表を年に何回かする
- 患者さんの自宅退院の割合をあげる
- 特定の技術・手技をマスターする
色々な目標設定があって、それを達成することで、リハ室のレベルを上げていくっていうのなら話はわかります。
なので、上司に「何を目指しているんですか?」って質問をしたら全く答えることができません。
そもそもレベルをあげるって言っても、何をもってレベルを高めるのか目標がないと達成もできません。
「個々で勉強会に行ったらいいです」
なんて、言われても、上司がどんな勉強をしてほしいのかわからないと、どのジャンルの勉強会に行っていいかもわかりません。
だいたい、いちいち言われなくても必要なら勉強会に行くし!
それよりも、上司が知っている知識をみんなで共有して、こうなってほしいんだって伝えればいいのに、勉強会してもらえませんか?って言ったら
「時間がないから無理」
「俺もお金払って勉強会に行ってるのに、なんでみんなにタダで教えないといけないの?」
だって…。仕事できない人の典型だ。
時間が無いから無理って、時間は作るものだろ…。
なら最初から、リハ室のレベルをあげるとかしょーもないこと言うなって。
自分の役職保持のことしか考えていない
役職についている人は、上からと下からの板挟み…。
上からの意見を下に通せば反発されるし、下のことばかり考えていたら上から睨まれる。
役職についている人は大変だなって思うけど、自分の役職を守るためだけにリハ室の操作をするってどういうことだ?
すべてのことに「上からの指示だから…」
- 「昼休みには寝てはダメ上からの指示だから」
- 「リハ室で勤務中は一切私語はダメ上からの指示だから」
- 「有給はとったらダメ上からの指示だから」
なんでも、上からの指示だからってつける上司っていません?まさしく僕の上司。
いやいや何につけても「上からの指示」ってつけて、あなた(上司)の意思はないんですか?
どういうリハ室にしたいと思ってるんですか?さっぱりわからない。
上司からの指示に従うのは、まぁ当たり前なのかもしれないけど、せめて自分の意思をみせろよって思います。
上司のせいにして責任逃れしたいのと、上司の言うことをすべて聞いていい子にしておけば自分の役職が安泰だからです。
まぁ上にはヘコヘコして下にはガミガミいいますからこういう人って。
リハビリ室内での私語は一切禁止。喋ることは許さない
患者さんが目の前にいて、他の職員と私語をしていることに関しては怒られても仕方がない。
リスク管理の面でも、患者さんの貴重な時間とお金を頂いてリハビリをさせて頂いているんだから、怒られるのは普通。
でも、仕事が一段落、リハ室に帰ってきて、ちょっとした雑談をすることってダメなんですかね?
雑談ばかりして仕事をしないのはダメなのはわかるんですけど、セラピスト通しも人と人との関係なんだから、雑談も混じえてコミュニケーションとることって必要だと思うんですけど。
コミュニケーションをとることで、職場の関係も良くなることもありますしね。
患者さんの事以外一切話しをしてはいけない職場のリハ室は常にシーーーーーーンとしています。
これで、リハ室のスタッフ間で仲間意識をもって仕事してくださいって上司が言うからびっくりします。
上司の取り巻きだけを優遇する
リハビリテーションカンファレンスを定期的に開催しています。
他部署とのコミュニケーションをとる一つの機会だし、カンファレンスは大事だと思いますが、病院で働いていると単位数のノルマがあります。
ノルマを達成しないといけないから、カンファレンスで取られる時間も結構痛いんですよね。
そんな中、上司の取り巻きだけは、カンファレンスに参加しなくても良いってルール。
一体どういうこと?
まじで、自分と仲のいい人だけ優遇するのはやめてもらいたい。
[ad]最悪な上司だったとしても、何か言われるとしたら、自分にも責任があるかもしれない
この上司最悪だ!ってことを書いてきましたが、上司が悪いんじゃなくて、自分が悪いこともあるんですよね~。
上司から嫌われていてやってらんね~って思っても、自分にも問題があるかもしれない
上司から目をつけられて、呼び出しくらってちょこちょこ文句を言われる。
言われていることは本当に理不尽なことなのか、自分がちゃんと仕事できるか冷静に考えましょう。
自分が良いと思っていることは実はよくないことだったり、視点が狭くなっていることもあります。
上司に不満を抱いている人じゃなくて、それ以外の人に自分の態度がどうか、勤務姿勢はどうなのか確認するのが大事です。
人に聞いてもそんなに問題がないのに、細々と色々言われてしまうなら、やめてしまいましょう。
役職と平社員では見ている視点が違う
役職についている人と平社員では、見ている視点が違います。
平社員は、自分の部署内のことを中心に考えてがちですが、役職についている人は自分の部署のことだけを見ていません。
他部署との兼ね合いや病院の方針の中で、リハ室をどのように運営していくかを考えていかないといけない。
リハビリテーション部門のことだけを考えていると、病院の中での協調ができなくなってしまうので、自分の部署よりも、全体の中でのバランスを優先します。(ちゃんとした人なら)
所属長がリハビリの部署内でやりたいようにやってる様に感じることも、全体のバランスをみると、理にかなっていることをしている場合があります。
「今の上司はダメ上司でリハ室のことを何も考えてない」
って考える前に、いちど、病院全体を思って、上司がやっていることは、いいことなのか悪いことなのか考えてみることが必要です。
何も考えずに文句いってたら、ただのわがままになっていることもあります。
だから、冷静に考えてみたり、今ある事実を職場以外の人に相談してみて、どう思うか意見をもらって、なるべく客観的に上司を見てみましょ。
それでも、ダメ上司ならさっさとやめてしましましょう。
どうしても、上司とうまくいかない時はさっさと転職する
上司の事を受けいれることができなければ、さっさと辞めてしまいましょう。
上司に不満を抱きながら、ストレスを溜めて働いていると、自分がしんどくなってしまいます。
しんどい自分で患者さんと接していくのもすごくしんどいし、患者さんにも迷惑をかけることにもなりかねません。
辞めてしまって、働きやすい職場で働くほうが、リハビリもスムーズに進むし、悩みながらも楽しく働けるほうがいいです。
最低3年は働かないと…。とか関係ないです。
僕は、上司と上手くいかなかったこともありますが、収入があまりにも安くて転職しました。詳しくはリハビリ職(PT・OT・ST)の転職。自分の経験から働き方は変えるべきだと思うに書きました。
でも、自分自身に課題がある時は職場を変わっても同じ課題がふりかかってくるので、その時は自分の課題としてクリアしていきましょう!
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