ひるたつ。健康新常識!食事のコレステロール制限は意味が無い?
2月8日放送のバイキングのひるたつは、内科医の大竹真一郎先生と
医師で医療ジャーナリストの森田豊先生が、知っておきたい健康新常識ベスト5を発表していました。
知っておいた方がいい健康の新しい考え方なので、情報をまとめていきますね。
目次
食物繊維を摂り過ぎると便秘がひどくなる
これは、このブログの中で何回も初回していることでもあります。
日本人は食物繊維が不足していると言われているので、食物繊維をしっかり摂ることが大切です。
ただし、食物繊維は水溶性と不溶性があり、そのバランスが大切なのです。
バランスよくとることが大切です。
以下の記事に、食物繊維については書いているので、是非御覧ください。
紅茶を多く飲むと骨折のリスクが低下する。
紅茶にはインフルエンザ予防や、口臭予防などの効果が期待されています。
インフルエンザの細胞を培養して紅茶を入れなければインフルエンザウィルスが増えていたのですが、
紅茶を入れた場合には、インフルエンザウィルスの増殖が見られなかったという実験結果があります。
また、水でうがいをした場合口に100%臭いが残るとした場合、紅茶でうがいをすると、
その臭いは水の7.8%まで口臭が減ったのです。
これは緑茶よりも紅茶のほうが臭いの予防効果があるのです。
さらに去年8月にアメリカの学会で発表されてたものの中に、
紅茶を1日に3杯以上飲んでいる人は、飲んでいない人に比べて骨折のリスクが30%低くなったという研究結果がでていたのです。
なぜ骨折しにくくなるかの詳細については今はわかっていないようですが、紅茶に含まれるフラボノイドの働きだと
考えられています。
また、大阪大学の研究で、紅茶を与えると骨密度の減少が見られなかったのです。
さらに紅茶を飲むことで前頭葉が活性化され、話をするのが上手になるとも考えられているのです。
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食事によるコレステロール制限は意味がない
これまでは健康診断のコレステロールを下げるために食事制限をしていた人も多いはず。
しかし食事によるコレステロールの制限はあまり意味が無いのです。
その理由は、コレステロールの80~90%は肝臓で作られているのです。
食べ物でコレステロールをとるのは10~20%と少ないのです。
なので、食事でコレステロールを制限するのはあまり意味がないと言われています。
ただ、何でも食べていいということではないのでそこは気をつけてくださいよ!
コレステロールで大切なのはHDLとLDLの比率です。
詳しくは心筋梗塞予防に大切なのはLH比。悪玉コレステロールではない!?を見てください。
肝臓は、脂質を元にコレステロールを作ります。大切なのは油の摂り方になります。
肝臓にとっていい油は、オリーブオイル・オメガ3脂肪酸(亜麻仁油・えごま油など)・DHA、EPAです。
このような油を摂ると、細胞が安定し、その結果、血管も安定するため、血管の病気を防ぐことに繋がるのです。
青魚を食べると寝付きがよくなる
青魚にはDHAが多く含まれているのはいうまでもないですよね。
認知症予防の効果や、中性脂肪を減らす効果があるのは、今更いうまでもありません。
オックスフォード大学の研究でDHAの新しい効果が分かったのです。
それが睡眠の持続効果なのです。
16週間にわたってDHAを每日600㎎摂取した児童と、DHAを摂取しなかった児童に分けました。
その結果DHAを每日取得した児童は睡眠時間が1時間増えることがわかりました。
DHAを摂取した児童は夜中に目覚めることが少なくなり、深い睡眠をとることができるようになったのです。
魚をマイワシさしみ1日3切れ程度でいいのです。
DHAがなぜ睡眠時間を長くするのかその理由はわかっていないのですが、
睡眠ホルモンであるメラトニンの元となる物質の働きを高めてくれるとかんがえられています。
しっかりと睡眠がとれない人は青魚を意識して食べてみるのがいいかもしれません。
魚が嫌いな人はサプリメントで取る方法もありですね。
運動をする前にストレッチをすると怪我しやすくなる
これも以前の記事で紹介しました。
運動前にしっかりと筋肉を伸ばすストレッチ(静的ストレッチ)をすると、
筋出力がおちてしまいます。
運動前にはダイナミックストレッチといわれる体を動かしながらする、ストレッチを行いましょう。
そして、運動後に静的ストレッチをするようにしましょう!
まとめ
バイキングのひるたつで紹介されていた、健康の新常識をまとめました。
医療は研究が進む中でどんどん常識が変わっていきます。
昨日まで正しかったことが、いきなり間違いになるなんていうことはザラです。
新しい情報をドンドン取り入れていきましょう!
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