ひるたつ!警報発令のインフルエンザ、豆乳とダチョウのマスクで予防
2月18日放送のバイキングのコーナーひるたつで紹介されていたのは大流行中のインフルエンザの予防法です。
今年のインフルエンザについて教えてくれていたのは、
呼吸器内科のスペシャリスト池袋大谷クリニックの大谷義夫先生です。
目次
今年のインフルエンザの特徴は
インフルエンザにはA型とB型がありますよね。
それぞれの特徴としては、
A型は強い倦怠感と筋肉痛を伴います。流行の時期は12月~2月中です。
B型も高熱が出て倦怠感はありますが、消化器官の不調や長引く高熱が特徴です。流行は2月~3月中です。
普段はA型が先に流行して、その後にB型がくるのが特徴です。
しかし、今年は暖冬の影響で、1月の中旬かインフルエンザが流行ってきているので、
A型とB型のインフルエンザを両方共かかってしまう可能性が高くなるということです。
A型とB型を同時の発症してしまうと、症状が重症化する可能性があります。
さらに、インフルエンザのために免疫力が低下します。
そのため二次的に肺炎になる可能性があるので、高齢者の場合は命に関わるので注意が必要です。
さらに、インフルエンザだけなら1週間で終わるのですが、咳だけが1ヶ月、2ヶ月続いている人が多いのも特徴です。
インフルエンザのために、気道障害が強く出てしまい、咳ぜんそくという、ぜんそく一歩手前の状態になる人が多いのです。
さらに、先生の診察では寒気がするということでインフルエンザの検査をすると、
平熱でもインフルエンザを発症していたという患者さんがいたそうです。
体調が悪いと感じたら、早く医療機関に受診をすることが大切になりますね。
女性ホルモンにタミフルと同じ効果が
そんな、流行中のインフルエンザは少しでも予防しておきたいところです。
昨年2月にアメリカのジョンズホプキンス大学で発表された研究で女性ホルモンに
抗インフルエンザ薬であるタミフルと同じ効果があることがわかったのです。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンがあります。
そのうちのエストロゲンがインフルエンザのウイルスの増殖を防ぐことがわかったのです。
ウイルスの増殖を防ぐのはタミフル・リレンザなどの抗インフルエンザ薬と同じ役割にあたります。
インフルエンザにかかっても重症化しない、もしくはウイルスが入ってきても発症しない可能性が高いのです。
ただ、女性の方がインフルエンザにかかりにくいかというと単純にそういうわけではなく、
女性ホルモンは月経周期によって出るサイクルが違うので、必ず女性が有利とは言えないのです。
ただ、まだ検証段階ではあるそうですが、
ホルモン補充療法や色々な療法をしている人はインフルエンザの症状が軽症化している可能性があるそうです。
女性ホルモンを増やすには栄養素大豆イソフラボン
大豆イソフラボンにはエストロゲンのような物質が入っているので、
女性ホルモンの活性ができると考えられているのです。
大豆イソフラボンを摂るには豆乳をのむことがおすすめになります。
でオススメなのがハチミツ入りの豆乳ラテです。
1日3回はちみつ入りの豆乳ラテを飲むことで、
コーヒー・ハチミツが気道の炎症をとって、咳止めにも役立つとされています。
インフルエンザ予防の為には手洗いが大切
うがいも重要ですが、ウイルスが体内に入ると20分で細胞に侵入し増殖します。
これを考えると20分ごとにうがいをする必要があることになります。
うがいをすることももちろん大切ですが、接触感染を防ぐには手洗いが重要になります。
そして、手洗いの後はペーパータオルで拭くことがおすすめです。
タオルで拭いてしまうと、誰かがインフルエンザウイルスを保持していた場合に、
タオルから接触感染を起こしてしまうからです。
ペーパータオルで拭いた後は、アルコール消毒が大切です。
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インフルエンザに有効なのはダチョウから作ったマスクは
ダチョウから作ったマスクです。
ダチョウの卵から抽出した抗体がウイルスを不活性化するのです。
マスクをいじった時の接触感染を防いだり、飛沫感染でもマスクの隙間から侵入してきたものを
中和するものとして注目されています。
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まとめ
バイキングのひるたつで紹介さていた、インフルエンザについてまとめました。
これからドンドン流行ってくるインフルエンザです。
少しでも予防対策をとって、自分の体を守りましょう。
そして、体調が悪ければすぐ医療機関を受診しましょう。
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