7月4日放送の直撃コロシアム!ズバッとTVで特集されていたのは1週間で便秘を改善するテクニックです。
腸に関係する先生たちは体の中でも1番大事なところは腸だと話します。
それは…
- 腸には体の免疫細胞の70%が集中していること
- 動脈硬化や2型糖尿病に関係している
などなど腸は体の健康を支えるのに重要だというこことになりますね。
他にも、お腹に便が溜まっているとポッコリおなかにもなりますし、最悪、腸が下がってしまうので、同じくポッコリお腹になってしまうんです。
胆汁の排泄も悪くなるので、脂肪の燃焼効果も下がり太りやすい体の原因にもなります。
こんな便秘ですが、便秘と訴えている人は平成25年の国民生活基礎調査では474万人と言われているんですね~。ソレ以外にも、隠れ便秘の人はまだまだ多いと考えられていてその人数はもっと多いと考えられているんです。
元気な体、スタイルのいい体を手に入れるためには便秘を解消することが必須です!
便秘のことを知って美しく、健康な体を手に入れましょう!
大竹消化器内科クリニックの大竹真一郎先生、中村麻布十番クリニックの中村光康先生、松生クリニックの松生恒夫先生がその方法を教えてくれていましたよ
便秘ってどんな状態?
ワタシ便秘かも…。どんな状態だったら便秘なのかわかりますか?
便秘は、3日以上排便がなく、また排便があっても残便感があることなんです。
自分でできる腹部の触診
大腸にそってお腹をかる~く押してみてください、快便の人は痛くないですが、便秘の人は痛みがでます。これは便が溜まっている人の大腸は張っているので、軽く押しただけでも痛みが出るんですね。
なぜ、便秘がおこるのか?
腸内環境が悪い!と一言で言えばそうなんですが、便秘の原因はそれだけではありません。腸自体の運動が衰えてしまうと、便秘になるんです。
普通は腸のぜんどう運動によって便が直腸まで運ばれてお通じがでます。しかし、便秘の人は腸のぜんどう運動が弱くなっているんです。(ぜんどう運動というのは腸が便を運ぶためのうんどうのことです)
そうすると便が直腸まで運ばれず、放っておくと便が腸内で腐敗し、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化します。
これが、頭痛や肌荒れ、不眠など生活習慣病を引き起こす原因にもなるんです。
運動不足と便秘の関係
中年以降になると運動をしないとどんどん筋力が落ちていきます。それが便秘に繋がると考えられています。若い人でも、運動をせずにダイエットを頑張っている人は注意が必要ですよ!
普段から運動をしている人の腸は、普段から良く腹筋が使われます。腹筋が使われると、腸を刺激し、腸の蠕動運動が促進されます。
このことによって、便が腸から肛門へスムーズに押し出されます。
しかし、普段から運動をしない人の腸は腹筋が衰え、筋力が低下、大腸は刺激されず腸の蠕動運動は衰えてしまいます。
さらに、運動をしないでいると、加齢により、大腸を支える筋力が衰え、大腸が垂れ下がってしまいます。こうなると蠕動運動が起きにくくなってしまい便秘になってしまいます。
便意を我慢すると便秘になる
仕事が忙しくてトイレにいけない、人前で恥ずかしくていけないなどなど、思い通りにトイレにいけないことって多々ありますよね。
こんな、便意を我慢する行為が便秘を引き起こす原因になってしまいます。
食物が胃に入り消化されると小腸で必要な栄養分は吸収され、必要のないものは大腸から直腸に運ばれます。直腸に便が溜まると、便意が脳に伝わって、腹部のいきみを加えると排便につながります。
でも、ずっと便意の我慢していると、排便を促すセンサーのはたらきが鈍くなって、直腸に便があっても、便意を感じにくくなってしまうんです。
水分不足が便秘になる
成人女性は水分不足なことが多いんです。
ダイエットによる食事制限のせいで水分を摂る量が減少していたり、水を摂るとむくみやすくなると思い水を摂らない人が多いそうですよ。
水分が不足すると腸の中で、便が固まり蓄積していきます。そのために腸の動きが悪くなってしまうんです。
短い時間で簡単にできる腸活運動
腸の動きを良くするためには腸のまわりや股関節の筋力をつけることが重要です。そこで!
- イスに浅く腰をかけて背筋をぴんと伸ばします。
- 両手を小走りの位置において、1・2・3・4でおしりを前へ移動させます。
- 5・6・7・8で後ろへ移動させます。
イスの上でのお尻歩きをする運動です。これを2往復朝・昼・晩おこないます
続いてはこの運動です
まっすぐ立ちます。
- 右膝をあげて、左腕を前に突き出します。(パンチする感じです)この時に右腕の肘をしっかりと後ろへ引く様にします。
- 左膝をあげて、右腕を前に突き出します(同じくパンチします)この時も左腕の肘をしっかりと後ろへひきます。
膝はしっかりと上げるようにして、内側に向かないようにします。また腰が曲がらないようにしてください。
朝・昼・晩 交互に4回ずつ行います。
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和式トイレ風スクワット
和式トイレに座る姿勢は排便に向いています。和式トイレに座るイメージで立ち座りをすることで、排便に必要な腹筋やお尻の筋肉を鍛えることができます。
5回を1セットにして、朝・昼・晩の3回にします。
このスクワットは膝が痛い人などは無理しないようにしてくださいね。
腸もみマッサージ
腸もみマッサージは垂れ下がった腸の位置を直し、便が運ばれやすくなります。朝・昼・晩の3回行います。
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食事で便秘を改善!腸活メニュー
ヨーグルト+きなこ
ヨーグルトは腸内細菌の善玉菌を増やすのはいうまでもないですよね。で、一緒に摂るきなこは便の材料となる食物繊維が豊富に含まれます。さらに、大豆オリゴ糖が腸の善玉菌を増やしてくれるんです。
ヨーグルト1カップにきな粉大さじ1杯が目安です。
ヨーグルトは朝食の最後に食べることがおすすめです。ヨーグルトを最初に食べると、胃酸が多く乳酸菌が胃の中で死滅しやすいんです。
最後に食べることで、胃液が食事によって薄まっているので、乳酸菌が死滅しにくいんです。
もずく酢+オリーブオイル
オリーブオイルを一定量摂ると、小腸に吸収されず、食べ物の残りカスと混じり滑りを良くする働きがあります。
これが大腸まで届くと、腸の動きが促進されて、便を外に押し出してくれたり、柔らかくしてくれます。
そしてもずくは低カロリーで食物繊維が多いのでおすすめになるのです。
もずく酢にオリーブオイル大さじ1~2杯加えましょう。これを1日1回朝食に摂ります。
朝にコップ一杯の水を飲む
朝コップ一杯の水を一気に飲みます。これによって、胃が動いて大腸が刺激されます。すると、胃から送られる信号によって、大腸が活発化します。
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便秘を解消するための運動を食事を紹介しました。全部をすることはさすがに無理なので、簡単にできるものから選んで実施するといいです。
テレビでは1週間で便秘が改善していましたが、長期間便秘の人はなかなかその成果が現れないひともいるはずです。
そんな人はじっくり構えて、しっかりと腸活をしてください。
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