それダメ!ヨーグルトを効果的に食べる正しい方法
1月6日放送のそれダメの特集です。今回特集されていたのがヨーグルト。乳酸菌が多く含まれていて体にいいと、健康のために食べている人も多いはずです。
そんなヨーグルトも正しい方法で食べないと乳酸菌の効果が得られにくくなります。
せっかく食べるヨーグルトですから、少しでも効果的に食べたいですよね。
目次
毎日違う銘柄のヨーグルトを食べるのはよくない
スーパーに行ってヨーグルトを買う時、たくさんあって何を買うか迷いますよね。並んでいる銘柄は数百種類にも及びます。
これだけあると色々な物が食べてみたいと思いますよね。それに、ヨーグルトの特売品はその日によって銘柄が違いますよね。
そんなこともあって色々な銘柄を食べている人も多いはずです。
日本の乳酸菌研究の第一人者。アジア乳酸菌学会連合会長の斎藤忠夫先生によると同じ銘柄は少なくても一週間は食べ続けることが大切なのです。
1週間ヨーグルトを食べ続けないと乳酸菌がその力を発揮しないのです。
乳酸菌には様々な働きがある
乳酸菌の働きは善玉菌に栄養を与えるなどがよく聞きますが、実はそれだけではありません。
例えば事前に乳酸菌をとっておくとインフルエンザにかかりにくくなる乳酸菌だったり、肥満を抑える乳酸菌がみつかっているのです。
R-1乳酸菌ではNK細胞(免疫細胞)を活性化させ、インフルエンザや風邪の予防がきたいできるのです。
LG21乳酸菌は胃潰瘍や胃がんの原因にになる胃の中のピロリ菌を排除するのに役立つ乳酸菌なのです。
PA-3乳酸菌は痛風の原因となる、プリン体を分解・吸収し尿酸値を抑えます。
これらの乳酸菌をしっかりと働かせるために1週間は同じ銘柄を食べ続けましょう。
毎朝決まった時間にヨーグルトを食べるのはダメ
ヨーグルトを毎朝決まった時間に食べるのは間違ってはいないのですが、その必要は全くありません。
ヨーグルトは好きな時間に食べていいのです。
斎藤先生によると、乳酸菌はいつ食べても腸に届くので、それほど神経質になることはないのです。
ただし、ヨーグルトに何を求めるかで食べる時間は変えたほうが良いです。
乳酸菌をより良く働かせるための食べるタイミングがあります。
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ヨーグルトを食べるベストタイミング
それぞれの効果を狙ったヨーグルトのベストタイミングを紹介します。
便秘の解消
寝る1~2時間前に食べるのがおすすめ。睡眠中も腸は活発に活動しています。寝る前に食べた乳酸菌の一部は寝ている間に小腸に届き、腸の中の悪い菌をやつけたり、腸内の清掃をしてくれるのです。
すると朝から腸の調子がよくなり便秘の解消にも意味があります。
骨を丈夫にする
少しでも骨を丈夫にしたいときは食前に食べるのがおすすめ。乳酸はカルシウムの吸収を促進する働きがあります。空腹時にその状態をつくることでより多くのカルシウムを摂取でき骨を強くできるのです。
筋肉をつける
ヨーグルトには筋肉の成長を促すロイシンというアミノ酸が豊富に含まれています。筋肉をつけたい時はちょっとキツめの運動をしてから30分以内に食べるのがおすすめ。
たんぱく質の合成が促され筋肉がつきやすくなるのです。筋肉は何歳になっても増えるのであらゆる世代におすすめです。
まとめ
ヨーグルトを摂るのはいいことですが、その効果が得られるためには食べ方が大切になります。
同じ銘柄は1週間以上食べるようにし、食べる時間は自由にしましょう。何かの効果を狙う時だけ、時間を決めて食べるようにすると完璧ですね。
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