風邪の時の食事はなにがいい?体の免疫アップの為のごはんとは。
昼と夜の寒暖差が大きくなり、少しずつ冬に向かっていますね。
冬になるとかかりたくなくても、かかってしまうのが風邪。
空気が乾燥して、気温が下がるとどうしても風邪症状が出る人は多いですよね。
そんな風邪の対策を西洋医学と東洋医学に精通し消化器系医療のスペシャリスト、芝大門店いまづクリニック今津嘉宏先生がテレビ番組でおすすめの食事を教えてくれていました!
風邪の時に役立つ食事の情報をまとめてます。
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目次
熱があるときに飲んだほうがいいのは温かいお湯?冷たい水?
熱があって体が暑い時は、汗もかくし体内の水分が奪われていきます。
水分補給がすごく大事なんですが、水分をとる時に冷たい水か温かいお湯のどちらがいいかってことです。
熱がある時は、体が火照っていて、冷たい水を飲みたくなるんですが、おすすめなのは温かいお湯です。
風邪の時に熱が出る理由は風邪のウイルスが熱に弱いため自然治癒の一環として、自分の体温をあげています。
体の体温を上げる事で免疫力を高めることが大切なので、温かいお湯を飲むことが正解なのです。
体を暖めるのにいいのは唐辛子?しょうが?
身体を温めるのにいいのはしょうがです。
今津先生によると、唐辛子は温まりすぎてしまうため、発汗作用が促されます。汗をかくことで、体から熱を逃して体温を下げる可能性があります。(免疫力を高めるためには体を温めた方がいいということです)
また、唐辛子は刺激が強いため、風邪で弱っている胃腸に対してもあまりよくありません。
生姜が体に良いいのは、生姜に含まれるジンゲロール。ジンゲロール手足を温める作用があるのです。
さらに生姜を有効に使おうとすればしょうがを加熱するとがより体がポカポカになりやすいのです。
加熱したショウガはショウガロールがショウガオールに変わります。このショウガオールが体の芯から温めてくれるのです。
ショウガをとるときに今津先生がおすすめするのは生姜紅茶。
紅茶にすりおろした生姜を小さじ1/2入れたものがおすすめです。ショウガオールでポカポカになり、カテキンで殺菌効果が得られるのです。
風邪の時、みそ汁に入れるのにオススメの具材はネギ
みそ汁にいれる具材としての定番のネギですが、ネギに期待できるのは以下の事があります。
- 体を温める作用
- 殺菌作用
- 食物繊維が豊富
これらの効用がネギには期待ができるので、みそ汁にネギを入れることがおすすめなのです。
さらに、ネギは生で使うことがポイントです。
ネギに含まれるアリシンは殺菌作用があるのですが、熱に弱いのです。出来上がったみそ汁に、生のネギを入れることでより効果的にアリシンを摂取することができるのでおすすめです。
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風邪の時、うどんに入れるのは温泉卵
卵は栄養価も高く非常に優秀な食べ物です。卵のポイントは白身に含まれる塩化リゾチームです。塩化リゾチームというのは、風邪薬にも使われる抗炎症作用があるのです。
卵一個で大人が使う風邪薬分は使われているのです。そして、温泉卵がおすすめな理由は消化吸収にかかる時間です。
卵を消化吸収するのにかかる時間は生卵が2時間45分かかるのに対して、温泉卵は1時間30分で消化することができるのです。
さらに、ネギをいれると完璧です。
風邪のときおかゆに入れるなら梅干し
おかゆに梅干しは定番ですよね。やはり今津先生もおかゆに入れるのは梅干しをすすめていました。
梅干しにはクエン酸が豊富で以下の作用が期待できます。
- エネルギー補給
- 食欲増進
- 殺菌作用
さらに卵を加えてネギをトッピングしたら言うことはありません。
おかゆを食べるときに気をつけたいこと
おかゆを食べるときに気をつけることおかゆはよく噛んで食べることです。ついついすすって丸呑みにしがちですが、おかゆになってもご飯の硬さがまだ残っています。
おかゆを噛まずに飲み込むのは消化によくないので、胃腸に負担をかけることになります。
それだけではなく、噛むことで唾液が分泌し消化が良くなるので胃腸の働きを助けることにつながります。
風邪が治りかけの時にヨーグルトにいれるならバナナ
熱が下がり始め食欲が出てきて食べるんにオススメなのがバナナ。
風邪の治りかけのときは毒素が身体に溜まっています。バナナに含まれるカリウムには利尿作用があり、溜まった毒素を体外に排出する手助けをしてくれるのです。
バナナをミキサーにかけることでカリウムの吸収を助けてくれますよ。
今津先生が教えてくれた、風邪の時に食べるといい食べ合わせを紹介しました。風邪のときに一般的な食べるものはあまり間違っていないとうことが再確認できたのでは無いでしょうか。
風邪をひいたときは『しょうが』・『ネギ』・『温泉卵』・『梅干し』をうまく食べて風邪を乗り切りましょう。
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