寒い夜、冷たい布団に入ると足先が寒くてなかなか眠れないんですよね。
足先が冷たいと、体全体がすごく冷えてしまって、服をたくさんきても体がなかなか温まりません。
僕も足先が冷えるので、寒い季節には靴下は手放せません。
でも、すご~く悩むのが、寝る時に靴下を履くか、履かないか。
足先が冷えるからできたら、靴下を履きたいけど、靴下を履いて寝たら余計に体が冷えてしまうから、寝る時に靴下は履かない方がいいって言います。
でも靴下を履いて寝たい!そんな人に向けて、体を冷やさない靴下の履き方を紹介します。
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靴下を履いて寝ると体が温まらないだけじゃなく、冷えてしまう理由
テレビ番組の中で、寝る時に靴下を履いて寝た時と素足で寝たときの足先の温度がどうなるのかという実験していました。
その結果…
- 素足で寝た時は足先の温度は35.2℃だった
- 靴下を履いて寝たときの足先の温度は32.5℃だった
靴下を履いて寝たときの方が足先の温度は2℃低かったんです。
イメージ的にも感覚的にも靴下を履いて寝たほうが、体は温まりそうですよね。
でも、実際に実験してみると、本当に靴下の方が足先の温度が低く、体の冷えにもつながる結果なんですよ。
靴下を履いて寝ていた方が逆に冷えるなんてショックな結果です…。
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なぜ靴下を履いて寝ると足先が冷えるのか
靴下を履いて寝るとなぜ足先が冷えるのか、それを、番組の中で解説していたのが、東京有明医療大学の川嶋朗先生でした。
靴下のしめつけで血流が悪くなる
夜寝るときに靴下を履いている人はどんな靴下を履いているかが大事です。
普通の靴下を履いていると、靴下のゴムのせいで、足先の血管が圧迫されます。
その結果、徐々に血流が悪くなっていき、足先の血液の循環が悪くなってしまうので、冷えてしまいます。
ゴムのキツイ靴下を履いていると足先は血行が悪く冷やい状態になってしまうんです。
蒸れて体温が奪われる
素足で寝るのと、靴下を履いて寝るのでは、寝はじめは靴下を履いて寝るほうが温かいです。
でも、寝ている時にそのまま履き続けると、汗をかいてしまい、その汗が蒸発するときに熱を奪ってしまいます。
人は睡眠中足から汗をかくことで、体から熱を放出し心地よい眠りに入るといわれています。
そして、足の裏には数十万個の汗腺があり、汗腺の密集度が高い場所とも言われています。
足先は汗をかきやすい場所なので、靴下を履いて寝ると足が蒸れてしまい、足に足を汗をかいてるなって言う人は、靴下を履いて寝ると冷えてしまうんです。
足先が冷えすぎて、靴下を履かないと眠れない!そんな時のおすすめの対策はこの2つ
靴下を履くと逆に冷えるって言われても、寝る時に靴下がないと、足先が冷たすぎて寝られないですよね!
布団の中に入った時に靴下を履いていないと寒い!そんな人はこうすればOKです。
- モコモコで足が締め付けられない靴下を履いて寝る
- 通気性のいい靴下を履いてねる
締め付けられず、通気性のいい靴下を選ぶことで、足先が蒸れにくく、血行を悪くすることも防げるので、足先を冷やさずに眠ることができます。
モコモコの靴下を履いたら蒸れるなって時は、レッグウォーマーがおすすめ
モコモコの靴下を履くとどうしても足先が蒸れてしまうという人もいると思います。
布団に入った時は温くて気持ちいいんですけどね。
そんな人は、足全体を靴下で覆うのではなくて、締め付けないレッグウォーマーを履いて寝ることもおすすめです。
脂肪が少なく、冷えやすい足首でもくるぶしをレッグウォーマーでおおえば足先を温めることができます。
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ツボを刺激して手軽に足先を温めて寝やすくする
簡単に足先を温める方法があります。
寝る前どうしても足先が冷えるという時にやってもいいですし、朝起きて足が冷たいって感じた時にしても大丈夫。
足の内くるぶしの指3本分上のところに三陰交というツボがあります。この三陰交とうツボを刺激すると足先がポカポカしてきます。
この三陰交にドライバーの温風を当てると、足先がポカポカになるんです。
ドライヤーの温風を三陰交のツボに近づけて、熱いと感じたらドライヤーを離します。
これを5回程度繰り返すだけで、足先がポカポカになります。
番組内の実際の検証でもサーモグラフィーでしっかりと足先までポカポカになっているのがわかりました。
ドライヤーだけで簡単にできるので試す価値アリです!
冷え性対策に靴下を履く方法は、足から汗をかいてしまうと、逆に体を冷やしてしまうことがあることがわかりました。
ゴムのキツイ靴下をはいて寝たり、靴下を履いて寝て汗を書いている感じがある人はモコモコで通気性の良い靴下を履くようにすることがおすすめです。
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