行楽シーズンになるとお弁当を作る機会が増えますよね。運動会・遠足・そしてお弁当を持って家族でお出かけなどなど、気候がいい季節になると、お弁当を持ってお出かけしたくなります。
しかし、家で作ったお弁当、暖かいうちはいいけど冷めるとパサパサして美味しくない…。なんてことよくありませんか。
それが当たり前と思っているところもあるのですが、プロがお弁当を作ると冷めても美味しいお弁当を食べることができます。
冷めても美味しいお弁当はどうやってつくったらいいのでしょうか。
今回はお弁当によく入れるおかずで冷めても美味しいおかずの作り方を紹介します。
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冷めても美味しいハンバーグの作り方
冷めてしまうと硬くなりがちなハンバーグ。次のポイントを押さえて作ると冷めても柔らかさを保つことができます。
①切ったタマネギをあめいろになるまで炒めます。
②炒めたばかりのタマネギを冷蔵庫で十分に冷やします
炒めたタマネギを十分に冷やす理由はひき肉を温めたくないからなのです。ひき肉が温まることによってひき肉から水分と肉汁がとけでてしまうのです。
タマネギが温かいままひき肉と混ぜると旨味をのがしてしまいます。
③冷やしたタマネギ・卵・生パン粉・牛乳・サラダ油ををミンチと混ぜあわせます。
ここでのポイントは牛乳です。牛乳をつなぎに入れることで、水分が多く含まれることになり、冷めても箸で切りやすい柔らかいハンバーグになるのです。そして牛乳には肉の臭みを取る効果もあるのです。
さらにサラダ油を入れる理由はサラダ油がひき肉をコーティングすることによって肉汁や旨味を閉じ込めてくれるのです。
④しっかりとひき肉をこねて丸めて約6分間焼けば、冷めても美味しいハンバーグが出来上がります。
ハンバーグは普段の作り方に加えて、つなぎに牛乳とサラダ油を使うということと、炒めたタマネギを冷やしてから使うということがポイントです。
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冷めても美味しいマカロニサラダの作り方
マカロニサラダは冷めるとマカロニが硬くなっている事が多いと思います。それを改善するための方法です。
マカロニを茹でるのですが、普通の表示時間は10分になっているのですが、少し長めの12分茹でることがポイントです。(マカロニよって湯で時間は変わりますが、記載の時間よりも2分長めに茹でるとよいです)
そして茹で上がったマカロニはすぐに水にさらします。
マカロニは冷めてもモチモチ感を出すためには長めに茹でることが大切なのです。
そして、茹で上がってすぐマカロニを水にさらすことによってマカロニのベストな硬さを保つことができます。
茹でたマカロニと好みの具材を入れて混ぜていくのですが、最初に自分の好きなドレッシングを入れることが大切です。
ドレッシングを入れることによって、ドレッシングに入っている油がマカロニをコーティングし、水分を閉じ込めてくれるのでパサパサにならないのです。
最後に塩コショウとマヨネーズを加えて混ぜあわせれば完成です。
マカロニサラダのポイントは茹で時間を長めにして茹で上がったらすぐに水にさらすこと。好みのドレッシングでマカロニをコーティングすることが大切です。
冷めても美味しい鮭の焼き方
鮭を焼くときに次のポイントを押さえて焼くと冷めても身が柔らかい焼鮭ができます。
鮭に塩をふってから5分間おきます。
塩をふって5分間置くことで、冷めた時に鮭の臭みがなくなるのと、隣のおかずに臭いがう移らないようにするためです。
そして5分おいた鮭をグリルに入れて焼くのですが、焼き始めて約3分、鮭から脂が出始めるタイミングで、霧吹きを使って日本酒を鮭にふりかけていきます。
アルコールは魚のタンパク質の構造を変えるので、冷めても身が柔らかくなるのです。他にも殺菌効果があるのでお弁当に入れた時に傷みにくくなるのです。
スーパーで売っている塩鮭も同様に日本酒をかけると身が柔らかくなりますよ
約10分間焼けば完成です。
冷めても美味しい竜田揚げの作り方
竜田揚げのポイントはサクサクの衣とジューシーな鶏肉です。
しょうゆ・みりん・お酒などで鶏肉に下味を漬ける。
そして次に片栗粉をまぶしていくと思うのですが、この時に片栗粉だけではなく、片栗粉とコーンスターチと半分づつ混ぜたものを使うのがポイントです。
コーンスターチの方が粒が細かいので油を吸いづらいので冷めた時にサクサクになるのです。片栗粉だけだと冷めた時にベチャッとなってしまいます。
そして粉をまぶした鶏肉を油で揚げるのですが、揚げ方にもポイントがあります。
低温で揚げるために箸をいれたときに少し小さな泡が出るぐらいの低い温度で3分間揚げます。そして表面をカリッと揚げるために高温で1分間揚げます。
そうすると中はふっくら、外はぱりっとした状態でジューシー感のある竜田揚げができるのです。
さらには竜田揚げの下にパスタを敷くと竜田揚げからでる油を吸ってくれて、周りのおかずがベチャッとしないようにしてくれるのです。
冷めても美味しいお弁当の作り方のポイントを紹介しました。普段おかずを作っている方法に初回したポイントをプラスして作ってもらうと、冷めても美味しいお弁当が出来上がりますよ。是非試してみてください。
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