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高速道路のわずかな眠気が追突の原因に。目を開けてるつもりでも寝ている?

 2017/05/06 旅行
この記事は約 6 分で読めます。 1,739 Views

連休になると、泊まりで遠度をすることが増えて、普段、あんまり運転しない人も、休みだけは車を運転する人もいると思います。

連休中は遠出をする人が増えるので、高速道路を走る機会が増えます。なので、高速道路での事故が増えるんです。

その中でも多いのが追突事故。高速道路での追突事故はなぜ起きるんでしょうか?それには人の目と脳が関係します。ためしてガッテンで詳しく放送されていたのでまとめます。

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高速道路の事故ってどれぐらいの時間で起きる?実は長い時間運転しなくても、事故が起きる

高速道路の走行時間と死亡事故は100km未満の走行で多いんです。概ね60分以内で事故の50%が起きています。

カーナビとか、レーダー探知機が、休憩を促す時は2時間おきですが、それよりももっと早いタイミングで事故が起こっているんです。

これって以外ですよね。運転に慣れていたら1時間ぐらい平気だっておもっちゃうんですけど…。

事故をした人に話を聞くと、「前の車に吸い寄せられた」「視線がはずせずハンドルが切れなかった」などあんまり信じられないコメントをするんですね。

前に車いたら気づくだろって言いたくなるんですけど、実はそうではないんです。これは、どんなに運転がうまくてもベテランドライバーでも同じ事になる可能性があるんです。

それは、人の目と脳の性質にあります。

高速道路を走っている状況は人の目と脳には情報量が多すぎる。脳が楽をする為に選ぶ道

高速道路を走っていると、なんか前の車から視線が外しにくいな…って感じることないですか?

僕はずっと同じ速度、前方の車が同じっていう環境が続くとすごく感じるんです。寝ているわけではないんですけど、なんかぼーっとしてきますしね。

目の役割としては、ピントがしっかりとあって、見えているもののの詳細が判断できる中心視と周辺視ぼんやりしていてピントも合っていない、でも動くものに敏感な周辺視にわかれます。

高速道路を走っている時に見える景色は、普段の生活ではありえないほどの情報が目に入って来ています。

すごい速度で動く白線・ガードレール、さらには電灯とか看板とかたくさんの情報が入ってくるので、周辺視にとっては、凄まじいストレスになります。

なので、高速道路上を走っていて、状況が安定していると、周辺視からの情報を減らして脳の情報処理の量を減らしていきます。

すると、自分が楽でいることができる、前方にある1点を見つめる様になってきます。

前方の車を見てるときって、速度もゆっくりと走っているように感じてしまいますよね。

こうなると、前方の車ならゆっくりとした景色を見ることができるから、景色は変わらないと脳が判断します。脳は休んでいいと思って、判断力を低下させる原因になるんです。

なので、高速道路を走って、しばらくすると、居眠り運転に近い状態催眠状態に近いような状態になります。

結果として、前に車がいることに気がついてはいるけどそれが何なのか、そこに近づくことがどんな意味を持っているのかそういうことが頭の中で正確に判断できていない状態になるんです。

九州大学工学部名誉教授 松永勝也先生によると、車の運転はほとんど脳の中で自動化されていて、考えなくてもできます。

非常に単調な状況におかれると緊張状態を保てるのは5分。徐々に緊張状態が下がって1時間たつと寝る直前まで覚醒度が下がることもあると話ます。

なので、高速道路の催眠現象を避けることはできないんです。

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高速道路で追突事故を起こさないためにはどうすればいい?

高速道路の催眠現象を避けることが難しいってなると、事故を防ぐためにはどうしたらいいのかってことですが、それは、車間距離をあけるしかありません。

脳の活動が下がり始めると危険に気づくのが遅くなり、反応が遅くなるのは避けられないので、催眠現象を起こすのは当たり前という前提でぶつからない車間距離をとる以外に方法はありません。

目測では自分の思っている半分程度しか車間距離をとることができないない

しっかり車間距離をとってるよ!って言う人でも、実はちゃんと車間距離をとれていない可能性が高いです。

実際に高速道路を走っている車間距離を計測すると20m程度しかなかったんです。100km/hで走行中に20mしか車間距離がなかったら止まれませんよね。

高速道路の安全な車間距離は100km/hで走行中はおよそ100mって言われていますよね!教習所でも習ったと思います。

で、高速道路を走行中に車間距離をとる時は4秒ルールで計測するといいです!

車間距離を測る4秒ルールとは

高速道路を走っている最中に、看板など目標となるものを決めて、前方の車が目標物を通過して4秒後に自分の車が通過できればOKっていうルールです。

これで、おおよそ100mの車間距離をとることができています。

で、秒数をカウントする時は、「ゼロイチ・ゼロニ・ゼロサン・ゼロヨン」って数えるようにしましょう。

他にも、走り初めの1時間以内に一度休憩をとることも大事です。こまめに休憩をとって、気分転換をしましょう。

前の車に引きずられるなって思ったら、すぐに休憩です。僕は、前の車がずっと同じで嫌な感じになったら、一度前の車を追い越して景色を変えます。これがいいかはわかりませんが。

高速道路の逆走にも気をつけよう!逆走の件数は結構多い

高速道路での逆走もかなり多く見れれています。2日に1件起きているそうです。なんで逆走するのかすごく不思議ですよね。

この逆走高齢者に多いのかと思いきや、一番多いのは20代なんです。運転に慣れていないから間違える可能性が高いんですね。

高速道路の入口など、自分の知らない場所に行くときはカーナビなどに意識が行きがちで標識を見落としてしまうんです。

最近では地面に標識を表示することで、その件数は減っているそうです。

高速道路の入り口とかサービスエリアから出る時は地面の表示しっかりと確認してくださいね!

20代についで、健康な70代の人も逆走が多いので、地面の表示をしっかりと確認して下さい!

 

連休になると高速道路に乗る機会が増えると思います。運転に慣れているから大丈夫と思っていても、誰しもが、事故をおこす可能性があることがよくわかると思います。

自分と大切な人を守るために車間距離をしっかりと開けておきましょう。で、後ろから車間を詰められたら、さっさと譲ってしまいましょう。余計な事故に巻き込まれないようにすることが大切です。

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