タンス預金というのは、銀行などの預けずに自宅の金庫や貯金箱などで貯めているお金のこと。
タンス預金していることが多いのはへそくりではないでしょうか。
夫や妻に内緒でお金を少しずつ貯めておいてなにかの時に使うお金にする。
家庭のお金があったとしても自分のお金がないと不安ですよね…。
でも、タンス預金をしたら、お金で損をする場合があるので、タンス預金の仕方も考えないといけません。
なぜ、タンス預金をするとお金の損になる可能性があるのかなど、へそくりに関してのことを書いてきます。
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タンス預金をしていると捨てられる可能性がある
へそくりをタンス預金していると、捨てられる可能性があるということです。
へそくりを貯めて全部使い切れたらいいんですが、へそくりは自分のためだけではなくて、何かあった時のために貯めているお金のこともあります。
例えば夫が全然貯金できないから、妻が生活費をやりくりして貯金をしているとか、そんなことです。
へそくりは内緒で貯めている場合がほとんどだと思うので、隠し場所を人に言うことってあまりないですよね。
そして使うこともなく亡くなってしまった場合、家族がへそくりがあることに気づかずに捨ててしまう場合があるんです。
この数年間でもゴミの中から1000万円以上の現金が見つかったということが7件も報告されています。
このようなことを思うと、せっかく貯めたへそくりが焼却されてしまうことも考えられ、せっかく頑張ってためたお金がゴミになるなんてもったいないです。
自宅に持っているだけではなく、自分名義の口座に預けておいたほうがいいかも
銀行に預けておくのが絶対的に安全という時代ではありませんが、へそくりも自分名義の口座を作っておくのが安心です。
お金が捨てられるっていうこともありませんし、もし、亡くなって自分で使えなかったとしても、家族が使える可能性もあります。
家においていたとしても、本の間とかには隠さずに金庫に入れておくほうがいいですね。
秘密を守るのは難しそうですが…。
へそくりの隠し場所はどこにしている
へそくりの隠し場所のイメージは、本の間とか、額縁の中とかそんな場所が思いつきますが、実際にはどのようなところに隠しているんでしょうか?
SUMOジャーナルによると…
1位:机や棚の引き出し 20.2%
http://suumo.jp/journal/2016/09/28/118744/
2位:タンス 10.3%
3位:本棚・本 10.1%
4位:かばんの中 9.9%
5位:専用の銀行口座 3.8%
6位:キッチン 3.1%
7位:神棚 2.9%
8位:冷蔵庫 2.6%
9位:車の中 1.4%
10位:枕 1.2%
やっぱり王道のタンスの中とか棚の引き出しの中が多いですね。
机の棚の引き出しとかでもバレないのがすごいですが、この中に大金を隠すのはちょっと不用心な気もしますね。
金庫とかはやっぱりランキングはしないですね。
僕は自分専用の銀行口座を作ってへそくりを貯めています。
楽天銀行を使って貯めていますが、ロトくじとかtotoBIGとかくじも買えるのが便利いいし、スマホで預金を確認できるのもありがたいです。
楽天カードと連携させておけば、お金の管理もすごく楽ですしね。
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へそくりはどれぐらい貯めている
へそくりの平均額はプレジデントオンラインを見てみると、60~79歳の男女437人の平均のへそくりの額が記載されていました。
- 男性:330万円
- 女性:514万円
という結果でした。またへそくりをしている人の割合は
- 男性:49.5%
- 女性:57.0%
という結果でした。
半数以上の人がへそくりをしていて、それなりのお金を貯め込んでいるということがわかりますね。
また、500万円~1000万円
- 男性:12.1%
- 女性:17.0%
さらに、1000万円以上のへそくりをしているという人は
- 男性:15.2%
- 女性:16.3%
約1/3の方が500万円以上のへそくりをしているということでした。
夫の給料や夫婦共働きかなど、環境によって貯めやすさは違いますが、家庭の貯金以外で、500万円以上も貯めることができるのはすごいことですね。
高額に貯めたへそくりには贈与税がかかる可能性もある
夫婦共働きをしていて、自分が働いた給料の中からタンス預金をするのには問題がありません。
ただ、妻が働いておらず、夫の給料から生活費をうまくコントロールして、お金を貯めて高額のへそくりになった時は注意が必要です。
例えば1000万円以上へそくりをして、そのお金を元手になにか商売をしたりすると、税務署から調査にやってくる場合があります。
旦那さんの給料をへそくりにしていた場合、贈与税がかかるという可能性があるからです。
たくさんのへそくりを貯めて、そのお金を大きく使う場合には注意が必要です。
へそくりをタンス預金していても、捨てられる可能性や贈与税がかかる可能性があります。
せっかく貯めたお金なので、万が一のときや特別な時に使いたいという思いもありますが、亡くなるまでに自分のためにうまく使えるようにしたいですね。
へそくりは貯めるだけではなく、上手く使う方法も考えておいた方がよさそうです。