2025年には5人に1人が認知症になるって言われています。

認知症になると、色々な症状がでますが、一番目立つのは記憶障害ですね。

さっき食べたご飯のことを忘れる・新しく出会った人のことを覚えられない・毎日の出来事を忘れる

その他にも色々な症状が出るんので、本人も大変ですが、介護する人もすごく大変です。

認知症を防ぐためには、週3日の有酸素運動をすることも重要なことの一つです。

運動の中でも手軽にできるのがウォーキングです。でも、ウォーキングっていってもどれぐらい歩いたらいいのかよくわからないんですよね。

そこで、群馬県中条町で行われた、検証をもとに認知証を予防するための一つとして何歩歩けばいいのか紹介します。

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ウォーキングするなら1日5000歩が認知証予防の目安

群馬県中城町で行われた研究は、65歳以上の全住民5,000人を被験者として、その中から約1割の住民に入浴中以外身体活動計を常に着用してもらいました。

この研究は中之条研究と呼ばれ2000年から実施されていて、10年以上継続されています。研究の結果をまとめているのは東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利先生です。

被験者には1日の歩数と速歩き時間を計測し健康維持や病気予防にどんな関連があるのか、どんな病気が予防できるのか、20種類の病気症状についてわかってきたのです。

10年以上5千人分の高齢者の活動データを集計した結果、以下の様な関係がわかってきたようです。

歩数 中強度の活動時間 予防できる病気・症状
2000 0分 寝たきり
4000 5分 うつ病
5000 7.5分 認知症・心疾患・脳卒中・要支援・要介護
7000 15分 がん・動脈硬化・骨粗しょう症・骨折
7500 17.5分 筋減少症・体力の低下
8000 20分 高血圧症・2型糖尿病・脂質異常症・メタボ

ウォーキングをすることですべての病気が予防できるわけではないですが、何もしないよりも運動をすることは大事だということです。

ウォーキングをすることで、足の筋肉で足に溜まった血液を心臓に戻すことで、脳の血流をよくすることができるんです。

統計上では5000歩のウォーキングで認知証の予防が期待できるんですが、ウォーキングのポイントは早歩きを8分程度することです。

だらだらと歩いていてもあまりよくないっていうことです。

健康を意識して運動しているなら5000歩を目安に歩いてみてくださいね。

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