煽り運転問題から車に乗るならドライブレコーダーは必需品になりました。
オートバックス何かのカーショップに行くと、誰でも目が届くところにドライブレコーダーがドーンと展開してあって、種類もたくさん…。
正直たくさんのドライブレコーダーを並べられても、どれがいいのかわからんから、値段と店員のおすすめを聞いて決めちゃおうって。
まぁ、よっぽど安くなければ問題ないんですけど、安い値段で買っても使い勝手がイマイチなものもあるんです。
何を買ったら良いか迷った時におすすめなドライブレコーダーがケンウッドのドライブレコーダーDRV-325 。
ケンウッドDRV-325はそこそこの値段でドライブレコーダーとしての機能も十分。
購入して実際に使ってみたケンウッドDRV-325 のレビューをしていきます。
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ドライブレコーダーを選ぶ時に最低限必要な基準はコレ!この5つを抑えておくようにする
ケンウッドのDRV-325は、ケンウッドのドライブレコーダーの中でも比較的安い製品です。
安い製品であっても、事故の時にしっかりと事故の記録を残すことができれば十分に役立つドライブレコーダーなんです。
なので、DRV-325をレビューする前にドライブレコーダーを選ぶ時に絶対的に抑えて置くべきポイントを確認していきましょう。
ナンバープレートがしっかりと映る
ナンバープレートがしっかりと動画に映ることは絶対条件です。日中でも夜間でも、雨の日でも、トンネルを抜けたときなど明るさが急激に変わったときなど。
ナンバープレートがちゃんと映ってないと、当て逃げされたりした時は意味がありません…。
必ず実際の映像で昼・夜の映像を確認して、ナンバープレートが識別できるか調べておきます。
急激に明るさが変わった時などの白飛びに対応しているHDR機能がついているものはよりおすすめです。
LED信号機に対応している
最近のドライブレコーダーはほとんど対応していますが、LEDの信号機に対応していないドライブレコーダーは信号機の色が映らない可能性があります。
交差点などでの事故は信号の色がポイント。信号の色が映っていないドライブレコーダーの映像は意味がありません。
安いドライブレコーダーを選ぶ時ほど、LEDの信号に対応しているか確認してください。
カーナビの地デジのノイズ低減
カーナビでテレビを見る人はついている方が良い機能です。カーナビでテレビを見てる時にノイズが入ったらそれだけで萎えます。
G-センサーによるイベント記録
ドライブレコーダーに内蔵されているGセンサーで衝撃を感知した時に前後約25秒間程度がイベント録画として記録されるものです。
ドライブレコーダーによって異なりますが、常時録画とは違うファイルとして保存され、上書きされないように設定することもできます。
万が一の時の事故映像を残しておくためにあった方がいい機能です。事故した時は気が動転して、動画を録画・保存しておくことを忘れてしまいますから。
常時録画
運転中はどこで何が起こるかわかりません。常時録画がついていれば、常に運転中の映像を記録しているので、何かあった時も映像が保存されるだけではなく。普段のドライブの記録としても残すことができます。
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ケンウッドのDRV-325は最低限な機能を搭載している!
ケンウッドのドライブレコーダーの中でDRV-325は値段は安い方です。でも、ドライブレコーダーとして必要な機能は搭載されています。
- ナンバープレートはバッチリ映る(夜間に前方の車にライトが当たっていると白飛びすることも)
- 常時録画・イベント録画
- 地デジノイズ低減
- LED信号機に対応
- HDR搭載(画質補正)
- GPS搭載
- 別売のCA-DR150使用すると最大24時間駐車監視機能
- 動体検知機能
- 2.0V型モニター搭載
- 32GBのmicroSDカード
必要最低限な機能は抑えているうえに、駐車監視機能や駐車監視機能中の動体検知機能(駐車中に動くものを捉えて記録する)、GPSがついているので、ドライブレコーダーとして必要な機能は満足できるものです。
また、DRV-325は最初から32GBのmicroSDカードがついてるので、買って配線したらすぐに使うことができるのもメリットです。
DRV-325が安い理由。高価モデルと比較して一番の欠点は映像の解像度
DRV-325の値段が安い理由は映像を写すための解像度です。
1万円前後のドライブレコーダーに採用されているカメラは211万画素で記録画質はハイビジョンで1920×1080のサイズです。
2万円代のカメラは400万画素に最大2560×1440のサイズで記録できるので画質の差が大きいことです。
DRV-325でもナンバープレートの認識は十分できますし、ドライブレコーダーとしては問題なく使えますが、400万画素のものと比べると画質は劣ります。
よりキレイな画質で記録したい場合は、DRV-325ではなく、2万円台の高価なモデルのドライブレコーダーを買うことがおすすめです。
DRV-325は運転支援機能がついていない
DRV-325は余計な機能がついていないので、
- 前方衝突警告
- 車線逸脱警告
- 発進遅れ警告
などの運転支援機能はついていません。まぁでも、ドラレコにこれらの機能の必要性はあまり感じません。
警告されてもアシストしてくれるわけではないですし、カーナビにも付いている機能がほとんどです。高いお金を出して運転支援機能がついている理由はありませんね。
筆者は後方のドライブレコーダーとしてDRV-325を購入しました。
DRV-325は必要十分な画質の映像を残すことができている。
DRV-325は後方につけているので、後方の映像になるんですが、日中も夜間もナンバープレートはバッチリと映っています。
夜間の場合ヘッドライトがついていても、問題なくナンバープレートは映っていますし、停車中は後方の車の中に乗っている人とか表情までバッチリ映っています。
スマホで脇見しながら突っ込まれてもバッチリ映像に残ります。
光の当たり方で映らないこともありますが、こればかりはどのドライブレコーダーを買っても変わりないだろうなというレベルです。
LED信号も点滅はしていますが、信号の色が判別はできますし、なんの問題もありません。
ケンウッド製で安いものが欲しい場合はDRV-325十分に使えるレベルです。
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ケンウッドDRV-325の記録動画。日中と夜間での動画の撮れ方を確認する
DRV-325のドラレコは後方用のドラレコとして使っています。実際に記録した映像をまとめました。
日中・夜間での映り方を確認してみてください。必要最低限に機能は備えていることがわかります。
[surfing_su_youtube_ex url="https://youtu.be/56Gs5awAWVo"]
DRV-325の本体のサイズと設定できる項目の詳細
ケンウッドDRV-325本体のサイズは62mm×51mm×37mm(幅・高さ・奥行き)とサイズはコンパクトなんですが、本体の厚みはあります。
後方には2インチの液晶画面がついていて、動画の確認も本体のみでできます。
ただ、この液晶にタッチパネルは採用されておらず、後方(液晶側)から見て本体の右側に操作ボタンが4つついています。
電源ON・OFF、設定、マニュアル録画などこの横のボタンを使ってドライブレコーダーを操作します。
同じく後方から見て左側には、USB電源とMicroSDの差込口が用意されています。
電源が入るとこのように表示されます。初期設定のままだと、速度・時間・GPS感度・バッテリーの状態などが表示されています。
この画面は常についているわけではなく、初期設定では時間が経過すると自動的に画面は消えます。システム設定をすることで、画面が消えるまでの時間を選択することができます。もちろん常時画面をつけっぱなしにすることも可能です。
右横に表示されているのは、右横についているボタンを押した時に機能が表示されています。
上から『設定』『駐車モードを手動で起動』『写真撮影』『手動でイベント録画』とボタンを押した時の反応が表示されています。
ケンウッドのドライブレコーダーDRV-325で設定できる項目の詳細を見てみる
設定ボタンを押すと次の項目の設定ができます。『ファイル再生』は記録した動画をドライブレコーダー本体で見ることができます。
『音声記録設定』は動画録画時に音声を録音するかしないかを選ぶことができます。
『駐車モード』は駐車モードのON・OFF設定や検出方法、検出感度などの設定ができます。
『録画設定』は記録時間やHDRの設定などができます。
『システム設定』は時計や操作音の設定などができます
DRV-325のファイル再生項目詳細
常時録画・イベント録画・駐車録画・写真とそれぞれ別々のフォルダーの保存されているので必要な映像をすぐに見ることができます。
それぞれの画面を開くと映像の一覧が表示されます。
DRV-325の駐車モード設定
DRV-325には駐車モードがついています。駐車モードは、駐車中に他の車から当てられたりした時のために駐車中の録画をしてくれるモードです。
駐車モードをONにしておくと、本体のバッテリーのみだと最大25分間の間衝撃や動作検知を確認して録画してくれます。
録画の検出方法は『動作と衝撃』『衝撃のみ』『動作のみ』の3つから設定することができます。
自動起動設定はドライブレコーダーに5分振動がなければ、自動的に駐車モードに移行してくれるというものです。そのセンサーの感度を設定できます。
残りの2つはそれぞれ動作検出の感度と衝撃検出の感度を低・中・高の3つから選ぶことができます。
DRV-325の録画設定
記録時間設定は常時録画・イベント録画の際に記録される1つのファイルの時間の長さを1分・3分・5分から選ぶことができます。
HDRはHDRのON・OFFを選ぶことができます。HDRをONにしておくと、映像の白とびや黒つぶれの軽減に繋がります。
明るさは記録される映像の露出を選択することができます。
衝撃感知検出感度は、常時録画からイベント録画へ移行する衝撃の強さを設定します。感度を上げすぎるとすぐにイベント録画に移行してしまうので、使いながら最適な感度にする必要があります。初期設定で問題なく使うことはできています。
情報記録設定は、映像に記録する情報を緯度・軽度かGセンサーのどちらかが記録できるように設定できます。
他にも速度の記録のON・OFFの設定もできます。
DRV-325のシステム設定
システム設定は表示されている通りの内容です。記憶域の割当というのは、常時録画・イベント録画・駐車録画・写真をとるための領域を分けます。DRV-325を使う前に設定しておきましょう。
DRV-325は画質にこだわりがなければコンパクトで価格もそれほど高くないので、なるべく値段を抑えてそれなりのドライブレコーダーがほしければ、ケンウッドDRV-325おすすめです!
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