今年2月に、大阪で30歳女性が車を運転中に脇見に脇見が原因で、電柱に衝突。助手席に座っていた次女の胸をエアバッグで圧迫しなくなってしまった悲しい事件です。
この事件で懲役2年執行猶予3年の有罪判決がくだりましたね。
おそらく、母親は、すぐ近くだからと軽い気持ちで、助手席に座らせてしまって事故にあい、娘はなくなり、自分も有罪になるってなんのいいこともない事故ですよね。
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子供を座らせるのは後席がいいのか?
子供を座らせるときはどこの座席に座らせますか、日本の車の取扱説明書を見てみると・・・
トヨタでは、お子様の年齢や体の大きさにあった適切なチャイルドシートをリアシートの取り付けることを推奨します。事故統計によると、フロントシートよりリアシートに適切に取り付ける方がより安全です。
と、トヨタプリウスの取扱説明書には書いてあります。HONDAなどのメーカーも確認してみましたが同様の内容が書かれています。
チャイルドシートをしっかりと付けることができるISOFIXがリアシートにしかないことなどを考えると、後席にチャイルドシートを取り付けて、シートベルトが正しい形と言えるでしょう。
でも親子2人で乗るときはどうする?
子供が小さい時は特に、リアシートに座らせると、泣きわめいたり、キョロキョロしていたりすると、気になりますよね。自分で動けたら、すり抜けてシートベルトがちゃんとついていなかったり。
そんなことが気になりだしたら、徐々に運転に集中ができなくなり、はっと気がついたら、前の車が止まってる!急ブレーキ…そんなことも考えられます。
そんな危険を犯すなら助手席に座らせてしまった方が、安全じゃないの?って思います。実際にワタシも1時間かけて子どもと二人で職場と職場の保育所に行ってましたから、助手席に乗せれたらどれだけ楽だろうって思ったことは何度もあります。
助手席に乗せたほうが運転に支障をきたさないこともあるってことです。
どうしても助手席に座らせなければならない時、日本の車種であれば、
- 背もたれを可能な限り起こす
- シートを一番後ろに下げる
- ヘッドレストがチャイルドシートに干渉する場合は、ヘッドレストを外す
- チャイルドシートを前向きにつける
取説に書いてあるこのあたりのルールはしっかりとまもった方が良いでしょう。ただ、ボルボなどの外車の考え方としては、チャイルドシートを後ろ向けに付けることが赤ちゃんのクビを守るためには大事だと言われています。
後ろ向けに付ける場合は、助手席エアバッグのカットオフスイッチ付きの場合っていうことが重要です!これがついていないメーカーの車は取説にしたがって、前向きに付けるようにしましょう。
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子供はちゃんとチャイルドシートに座らせる
子供はクルマに乗るとき、チャイルドシートを嫌がったり、シートベルトを嫌がったりしますよね。物事がわかりだすと特にそうです。
だから、「ちょっとの距離だからいいか…。子供もうるさいし」って油断ができてしまうんですよね。
車で事故るときは、長距離とか短距離とか関係ないですよね。運が悪ければ、短距離でも事故に会います。その時に後悔しないためにはどうしたらいいのかってことをちゃんと考えておくことです。
事故の状況においては、リアシートに座らせてるから絶対安全なんてことはないわけです。
ただ、何か合った時に備えて、我が家ではこういうルールで車に乗せるっていうことを決めておいて、その通りにしておくことが大事です。
そうしないと、「あの時シートベルトをしておけば…」と、どうしようもない後悔で苦しむだけです。
ルールを守った上で万が一のことが合った時は、どうしようもなかった事故、防げなかった事故って思うことができるかもしれません。だから、自動車メーカーの安全基準に沿って、自分たちで作ったルールで責任をもって、運用していくことが大事です。
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