自動車での夜間走行時、ライトはハイビームにしていますかロービームにしていますか?このライトの向きで交通事故が起こる可能性が変わってきます。
大阪府で起きた今年の3月までの交通事故で亡くなった方が29人いるそうですが、ハイビームで走行していたら5人の命は助けることができたかもしれないということです。
基本はハイビーム
夜間時の走行での道路交通法では前方100mの人や物が確認できる性能が必要であるとされています。つまり夜間はハイビームで走行しなければならないということなんです。
対向車のことを考えたり、正面から来る人や自転車が眩しいかもしれないと気を使っているとロービームで走りがちですが、事故を誘発する原因になりがちなんですね。
前方に車が居ない、対向車がないときはハイビームで走らなければなりませんね。
しかし、対向車が来るたびにロービーム・ハイビームを切り替えるのは手間ですし、夜間カーブの多い道を走っていると対向車が来るたびにライトの切り替えと、ハンドル操作と周囲への注意を配るなど操作する項目が増えると運転に集中で居ないという人もいるでしょう。
そこで、自動でロービーム・ハイビームを切り替えることができる車種について調べてみました。
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自動でハイビームにできる車種は
トヨタ
トヨタにはオートマチックハイビームというシステムが採用されています。室内カメラが周囲の明るさを検知してハイビームで走行可能と判断すればハイビームで走行します。そして対向車がくると自動でロービームへと切り替えるシステムです。
- カムリ(メーカーオプション)
- カローラーアクシオ(HYBRID・G、1.5Gは標準装備)
- カローラフィールダー(HYBRID・1.5Xを除くグレードに標準装備)
- プリウスα(一部グレードにメーカーオプション)
- オーリス(150X(パッケージを含む)を除くグレードに標準装備)
- ヴェルファイア(ハイブリッド車:Executive Lounge・V“Lエディション”・ZR“Gエディション”に標準装備。ガソリン車:Executive Lounge、VL★、ZA“Gエディション”に標準装備)
- アルファード(ハイブリッド車:Executive Lounge、G“Fパッケージ”、SR“Cパッケージ”に標準装備。ガソリン車:Executive Lounge、GF★、SA“Cパッケージ”に標準装備)
- VOXY(Vに標準装備)
- エクスファイヤ(Giに標準装備)
- ノア(Gに標準装備)
- ハリアー(PREMIUM“Advanced Package”、PREMIUMに標準装備)
日産
ハイビームアシスト:ルームミラー前方のカメラが周囲の明るさを感知してロービーム・ハイビームをコントロールします。
- SKYLINE(メーカーオプション)
ホンダ
ハイビームアシスト
- レジェンド
マツダ
HBC(ハイビームコントロール)
- CX-3(XDTouring Lpackageに標準装備)
- アクセラ(SPORT/XD・20STouring(Lpackage含む)HYBRID/HYBRID-S Lpackageに標準装備)
- デミオ(標準装備車種はなくメーカーオプションになります)
スバル
ハイビームアシスト
- レボーグ(メーカーオプション)
※2015年6月時点で個人的に調べた情報です。ハイビームアシスト搭載車種について調べていますが、記載に誤りがある可能性もありますので、購入時は各メーカーに必ず問い合わせて下さい。
最後に
各メーカーのハイビームをアシストする機能はその他安全装備(ブレーキサポートや車線逸脱警報システムなど)と一緒になってオプション設定になっていたり標準装備になっていることが多いです。
人のミスをカバーしてくれる自動車がどんどん増えてきています。このような便利のいいシステムを積極的に利用して安全な運転をすることが大切になるでしょう。
しかし、機械はいつ故障するかわからないリスクもありますので、日頃から安全運転に気をつけることが大切なのだと思います。
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